Instagramを発信するときに気になることの一つが投稿頻度。

 

「毎日3~5投稿はした方がいい!」

という生活が発信中心になってしまう情報もあれば

 

「1日1投稿はしましょう」

と毎日の習慣が大切だという情報もあったり。

 

中には30投稿ほどで1万フォロワーになり

定期的に更新していないすごいアカウントもありますよね。

 

一体何が正解なのか?を疑問に思う方が多いと思うので、

今回は私の検証をもとに回答を導きます。

Instagramの投稿頻度のおすすめを探りましょう!

 

インスタグラムは3日に1回は投稿するべき理由

Instagramを発信する上で、気になることの一つが投稿頻度。

集客セミナーを行う中で、
ハッシュタグの付け方と投稿頻度に関する質問は
飛び抜けて多いご質問の2強と言っても過言ではないほどご相談をいただきます。

 

そこで今回は私なりに仮説を用いながら検証してみました。

おすすめの頻度やその理由を知りたい方は
ぜひこのままご一読ください。

 

まず結論は見出しの通り、Instagramは3日に1回は投稿するといいでしょう。

 

また、新規リーチを狙うのであれば
「どういう投稿なら保存したくなるんだろう?」
という目線で投稿することがおすすめです。

 

現在のInstagramは、保存されている数が多い投稿が良質な投稿と見なされ、保存される傾向にあります。

 

2022/06/21にある投稿を行い試してみました。

そのテーマが
『女性向けPR会社のアラサー女社長がすすめる 横浜×フレンチおすすめ8選』
というものです。

 

発信をしたアカウントはこちらで、

女性が喜ぶお店をコンセプトに投稿しています。

 

文字入れの方法が気になる方はこちらの記事にやり方をまとめています。

インスタグラムの文字投稿をして集客効果を発揮するコツ

 

まずは発見タブからの推移をみていきましょう。

 

投稿して

2日後の朝は発見タブ経由が521

3日後の朝は発見タブ経由が606

4日後の朝は発見タブ経由が2,273

です。

 

3日後から4日後の朝にかけて、大きく伸びていますね。

では同日の4日後の夜はどうでしょう。

 

 

4日後の夜は発見タブ経由が4,452

5日後の朝は発見タブ経由が4,910

6日後の朝は発見タブ経由が6,704

です。

 

 

【Instagramの発見タブ】いい投稿は3日目以降に伸びやすい

ここで気がついたことをまとめました。

 

ここ最近、Instagramではホーム率が重要だと言われています。

ホーム率=ホーム数÷フォロワー数×100

 

そこでホームの動きも確認してみました。

3日後の朝はホームが2,381

4日後の朝はホームが2,452

6日後の朝はホームが2,469

です。

 

つまりホームは4日後の朝以降、ほとんど伸びていないのです。

発見タブに載るような投稿でさえ、このような伸び率なので、

発見タブに載らない投稿はなおさらホームに載る数が下がってしまいます。

 

 

発見タブに載るような投稿の場合は4日目以降も発見タブで伸び続けるのですが、

そうではない場合、3日以内に投稿しないと

・発見タブでも見てもらえず(そもそも載ることができず)

・自分のフォロワーさんにも見てもらえない

→つまり、Instagram上に投稿があるようでない存在になってしまうのです。

 

 

これが「Instagramは3日以内に投稿しましょう」という所以だと思うのです。

 

 

発見タブに載るまでの日数はどのくらい?

参考までに、私の発見タブが何日前の投稿なのかも確認してみました。

 

インスタ発見タブ.jpg

 

インスタ発見タブ.jpg

 

これらのことからもわかるように、良質な投稿をすることによって

発見タブの露出は4日後以降も伸び続けます。

 

中には1ヶ月前の投稿もありました。

 

逆に3日以内の投稿は、

上の画像で13投稿中3投稿、下の画像で13投稿中1投稿となっています。

 

 

このことからも

・投稿後3日以内は、ホーム中心にフォロワーさんへ届く

・その中で反応がいいものは4日前以降、発見タブに露出をされる

という結果が見えてきます。

 

 

Instagramは仕組みや仕様が定期的にアップデートされますので

こちらは2022年6月現在の情報ですが、ご一読くださったみなさんのお役に立てれば幸いです。

 

 

【インスタグラムのアルゴリズム】発見タブに載るには?

なぜInstagramは1~3日に1投稿がベストなのでしょうか?

答えは発見タブのアルゴリズムに答えがあります。

 

 

発見タブとは

Instagramの「発見タブ」とは、ユーザーがフォローしていないアカウントの投稿を中心に、

興味のあるコンテンツを表示する場所です。

 

2023年4月現在では、ホーム画面下の左から2番目のところにある虫眼鏡マークをクリックします。

 

発見タブは、ユーザーの過去の行動履歴である

「いいね!」やコメント、保存をしたか、滞在時間などのデータから

Instagramが独自に興味、関心がある投稿を分析し、

一人ひとりのユーザーに合ったコンテンツをカスタマイズして提供しています。

 

そのため発見タブは、自分が好きなコンテンツや、

まだ知らなかったけど好みに合うクリエイターのアカウントを発見するためのツールとして役立ちます。

 

 

【インサイトから検証!】発見タブのアルゴリズムは?

 

今回はこちらの投稿で検証してみましょう。

 

投稿後2〜6日後のインサイトは下記になりました。

インスタ発見タブ.jpg インスタ発見タブ.jpg

 

2日後の朝 発見から:521

3日後の朝 発見から:606

4日後の朝 発見から:2,273

4日後の夜 発見から:4,452

5日後の朝 発見から:4,910

6日後の朝 発見から:6,704

となりました。

 

このことから感じたのは、3日ほど経ったタイミングで

「いいコンテンツ」とInstagramに認めていただけると

露出が伸びたということです。

 

 

ホーム数にも着目をしましょう。

インスタ発見タブ.jpg

 

3日後の朝 ホームから:2,381

4日後の朝 ホームから:2,452

6日後の朝 ホームから:2,469

となりました。

 

4日後の朝以降は、ほとんどホームから伸びていません。

つまり4日以上投稿がないと、発見タブやハッシュタグで露出をするコンテンツがない限り、

あなたのアカウントの投稿が見られないことになってしまいます。

 

そうするとアカウントは存在していますが、

目にする機会がないアカウントになってしまいかねません。

 

 

だからこそ、先ほどのフィード投稿の頻度に関する結論の

< 1~3日に1投稿がベスト >

ということになるのです。

 

インスタ発見タブ.jpg

 

Instagramの発見タブでオススメされる日数や時間は?

 

検証してみたところ、

投稿をしてから3日以内に発見タブに載る投稿は20%あるかないかです。

 

このことからも

1、まずはホーム画面で自分のフォロワーさんたちから「いいね!」や保存などの評価をいただき

2、Instagramから評価を受けると3日後以降に発見タブに載りやすくなる

ということがわかります。

 

 

一番大切なことは投稿頻度以上に、良質なコンテンツ

Instagramを発信する際に重要なことが

保存をしたくなるような良質なコンテンツです。

 

2017年頃にはインスタ映えという言葉があり、

見た目が重要だったInstagramも

今では情報収集のアプリとして利用されています。

 

 

 

だからこそInstagramでは

「いいね!」は相手のために

「保存」は自分のために

という言葉があるように、

 

多く保存をされるコンテンツはいいコンテンツだと判断され、

フォロワーさん以外にも多く露出をされる鍵になります。

 

 

だからこそ、コンテンツを作る上で重要なことが

「保存をしたくなるか?」

 

つまり

「また見返したいと思う情報か」

「忘れたくない情報か」

という視点で発信するコンテンツを作成することです。

 

 

 

例えば、お店を紹介するにしても

ただ綺麗な写真を撮影するのではなく

 

・お店の見どころやおすすめメニュー

・どんな体験ができるのか?を具体的に文章、写真、動画で伝える

 

というのがポイントが高いでしょう。

 

 

 

シーズンが関係するスポット情報は、

・いつまでなのか?

・料金は?

・アクセスについて

 

に加えて、

・知っておくと得する情報

もプラスアルファするとより保存率が高まります。

 

もので溢れた現代だからこそ〝共感の発信〟で選ばれる

 

マーケティングを学んでいく中で有名なお話ですが、

戦後など昔はものがなかった時代なので

「いいものを作ったら売れる」と言われていたそうです。

 

しかし現代は、特に日本は、いいもので溢れていますよね。

 

しかもそのいいものが安い。

 

 

ダイソーなどの100円ショップにも

「え!こんなの売っているの?」と思うほど質の高いものがあり、

300円ショップになるとグレードがさらにアップ。

 

お洋服はユニクロでも、十分におしゃれなものがたくさんあります。

 

 

また、ネットでは

「こんな情報が無料なのですか?」

と思う情報で溢れています。

 

だからこそ、選ばれるためには

もっと大きな差別化が必要になるのです。

 

 

その差別化として実績はある方が絶対にいいですし、

自戒を込めて言うと

実績をつけるために目の前の「1」を大切にすることです。

 

 

「1」というのは、

一人という意味でもありますし、

一つ一つのお仕事という意味合いもあります。

 

この「1」を大切に積み重ねた先に実績がついてきます。

 

 

しかし、どれほど実績があっても、相手のことが好きではないと人は買いません。

 

 

 

だからこそ共感を得るために

・どんな想いでこの仕事をしているのか?

どんな人に幸せになってほしいor力になりたいと思ってこの仕事をしているか?

・これまでにどんな出来事を、どのように乗り越えたのか?

などのストーリーを発信することが重要です。

 

 

 

 

SNSは親近感を抱く発信を増やす

共感との違いで、親近感は「状況や状態が同じ。もしくは似ている。」と定義しています。

 

 

親近感の事例として、

例えば同い年の人と出会ったり

出身地が同じ人と出会うと嬉しくないですか?

 

もしくは、愛用しているものが同じであるや趣味が同じことも

「嬉しいな♪」と思う要素の一つです。

 

 

また、余談ですが

応用できるかは相性があるとして

大活躍をしているタレントさんが

YouTubeやInstagramでプチプラアイテムをご紹介してくれていると

「こんなに活躍している人が、プチプラを使っているなんて!」

と親近感とプラスのギャップを抱きますよね。

 

 

 

実行するには(プライバシーを守っているという前提の上で)

・出身地を書く

 

・年齢を書く

ママさんの方はお子さんの年齢が同じだと親近感を感じるとよくお聞きします。

 

・趣味を伝える

 

・お気に入りのアイテムを伝える

など。

 

共感よりも気軽に発信ができるのもポイントが高いですよね。

 

ただし、いいね!をもらうには趣味が同じでもいいと思うのですが

集客となると同じ趣味というだけでは厳しいでしょう。

 

だからこそ、 自分ならではの意見を持っておくことは大切です。

 

 

 

集客にはニーズを顕在化するようなお役立ち情報を発信

みんなそれぞれがやること・やりたいことがたくさんある中で、

「この情報をまた見たい!」

「もっと知りたい」

と思ってもらうことは重要なことです。

 

せっかく時間を費やすのに、

「あ、これは知っている」

というものばかりでは、見る気が失せてしまいます。

 

 

例えば最近のInstagramは、

コスメやジュエリーなどのまとめ投稿が多く

私も初めは「勉強になるな」と思いながら見ていました。

 

しかし何投稿かコスメを見ていると、

Instagramがコスメのまとめアカウントをおすすめしてくれるのですが、

個性がないと発信者の人のファンにはなれないのです。

 

 

たくさんの情報を集めて、まとめているのは努力の証拠でもあるのですが

フォロワーさんは集まるものの、

投稿者の方の属人性がなくファンになる機会がないアカウントだと

フォロワーさんの数だけ多いアカウントになってしまいますよね。

 

 

運用目的としてフォロワー数を増やすことがゴールでしたら問題ないのですが、

この記事の読者さんは、おそらくフォロワーの数だけを増やすことは目標ではないでしょう。

 

 

集客に繋げることが大事なはずです。

 

 

そこで重要なことが、

自分の経験談と具体例を入れることです!

 

 

例えば

「女性集客にInstagramはおすすめです!

Instagramは写真が重要視されているから、好きな世界観を作り

視覚的にもアプローチできまし、動画やライブでより一層リアルに伝えることができます。」

と言われても

 

「それは知っているよ・・」

と思ってしまいますよね。

 

 

そうではなく例えば

「女性集客にInstagramはおすすめです!

まずはプロフィール画面を見たときの第一印象を戦略的に設計していますか?

 

例えばプロフィールの文章は、

・実績:信頼につながるもの(例:講演実績(東京大学、楽天、ロート製薬、CA等)延べ9,100名)

・コンセプト:お客様に提供する未来の具体的なもの(例:広告費をコストカットして理想のお客様が集まるSNSづくり)

をコンパクトにまとめるべきです。

 

 

また、集客ができる人たちに共通をするのは、本文にもこだわることです。

 

実際に私もInstagramの中で、

『ビジネスPRコラム』というシリーズで書いていたこともあるのですが

文字入れ画像ではなく、本文でノウハウを書いていたのですが

必要な人は読んでくれてSNSで毎月10名以上の集客を実現できていました。

 

「この時の本文のポイントとして

・タイトルを作って結論ファースト

・読みやすい改行を入れる

・導線を意識して発信をする

に意識をすることがおすすめです。」

 

と書いてあるほうがいいですよね。

 

 

知識はすぐに集まる時代だからこそ、

オリジナリティのあるものが求められます。

 

 

注目されるコンテンツはトレンドやタイムリーさが重要

何のお仕事をしているかによって相性がありますが、

そもそもSNS時代がタイムリーであることが魅力の一つなので

(雑誌は月1、書籍なら数ヶ月以上かかるところ…)

やはりタイムリーさは重要です。

 

 

最近だと、私たちのようなWebライター界隈では

ChatGPTが非常に注目を集めています。

 

私はまだ活用初心者なので、語れることが少ないのですが

ChatGPTとは一言で言うと、AIが文章作成をしてくれるツールです。

 

つまり、定形文のような記事では

AIに負けてしまう社会が本当にもう近くに訪れているのです。

 

 

ちなみに『ChatGPT』の活用についてはこちらで詳しく書いています。

【2023話題のAI!】ChatGPTの魅力・注意事項・質問のコツ

 

ここでお伝えをしたいことは、自分の関わる分野のトレンドにアンテナを貼り、

発信をする側になることが大切です。

 

 

ただ、その前に

・自分がどういった方向性でブランディングをしていくのか、

・自分だからこそできることは?

といった軸を定めることが重要です。

 

 

 

何か少しでもInstagram運用のご参考になれば幸いです。

 

ほかにも下記の記事が人気です。

 

「インスタ苦手」と思ったときに見直したいこと3選【写真、文章、空気感】

 

インスタグラムの文字投稿をして集客効果を発揮するコツ

 

インスタ(instagram)集客セミナー【女性集客専門家が伝授】オンライン教材

 

 

上村菜穂 プロフィール

上村菜穂.jpg

株式会社PR NET 代表取締役

〝広告費をコストカットして理想のお客様が集まるSNSづくり〟をコンセプトに
自身の開催イベントでは女性を延べ1,200名以上集客してきた。

そのノウハウを法人・コミュニティ向けに東京・大阪・福岡をはじめとした全国で
延べ10,000名以上に向けて講演活動をするほか、
女性起業家向けの集客・PRコンサルティングを主軸に事業を行っている。


ライターとして、20代女性向けの集客やPRを強みに、2015年に学生から個人事業主として独立。
14歳でメールマガジン20,000人・恋愛部門1位を取得。

女性が自分らしいことを仕事にして、豊かなライフスタイルを送れる社会をつくるべく、
集客・PRの再現性あるノウハウを構築中。

■主なメディア・法人実績 (敬称略)

・研修講師
「楽天大学」(株式会社楽天)
「ロートビューティーマイスターへSNS集客&プロモーション研修」(ロート製薬株式会社)
「お客様から愛されるSNSのお作法
〜集客UPにつなげるプレミアムレッスン〜」(秋田県信用保証協会 創業支援チーム 女性創業支援 チームポラリス)
半年間のサロンオーナー様向けアカデミー研修講師(株式会社UTP)
女子大生向けの人生設計を講演(株式会社サイバーエージェント)(株式会社マイナビ)など。

・ライター
「by.S」(株式会社サイバーエージェント)、「起業サプリジャーナル」(株式会社ネオキャリア)、「GOLMAGA」の女性向け企画・ゴルフ美人インタビューの企画、インタビュアー(東急電鉄)、福島 震災復興取材(近畿日本ツーリスト)、「家事大学」(株式会社ベアーズ)など。

・その他
秋田魁新報社(2019/10/26、2019/10/30)掲載
「おはよう日本 まちかど情報室」(NHK)
2016年五月祭にて「教育のできない人は起業を諦めなさい」(東京大学)
会員数34万人の日本最大級Webメディア『Schoo』に出演など。

 

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