執筆:上村菜穂(株式会社PR NET 代表取締役|大手企業・公的機関で延べ15,000名以上にSNS研修を実施)

💡 結論サマリー(30秒でわかる本記事の答え)

インスタの投稿で扱う文字数には、2つの意味があります。キャプション(本文)に何文字書けるかと、画像に文字入れするとき1枚に何文字載せられるか。この記事は両方に答えます。

キャプションの上限は2,200文字。一方、画像への文字入れは、1,080×1,350pxに36pxの文字なら242字が無理なく収まります。ただし読みやすいのは100〜150字です。実際に作った画像で比べています。

そして文字サイズは120以上が見やすい。ここまで整えたうえで、集客につながる文字入れ投稿とは何かまでお伝えします。

📖 この記事でわかること
  • インスタの各項目に書ける文字数の一覧
  • 文字入れ画像1枚に載せられる文字数(実測データ)
  • スマホで見やすい文字サイズの目安
  • 画像サイズとCanvaでの作り方
  • 文字入れ投稿が集客につながる人とつながらない人の差

インスタ投稿の文字数まとめ【一覧表】

まず、キャプション(本文)まわりの文字数を整理しておきましょう。

場所 文字数 補足
キャプション(本文) 2,200文字まで 改行やスペースも1文字として数えられます
「続きを読む」まで 冒頭の数十文字 それ以降は折りたたまれます。最初の一行が勝負どころ
プロフィール(自己紹介) 150文字まで 実績とコンセプトを削って入れる意識で
ハッシュタグ 個数は流動的 長く「30個まで」とされてきましたが、近年は少数に絞る案内も出ています。投稿画面の表示に従うのが安全です
画像1枚への文字入れ 242字まで(実測) 1,080×1,350px・36pxの場合。詳しくは次の章で

※2026年8月時点の情報です。Instagramの仕様は変更されることがあるため、実際に投稿する前に投稿画面での表示を確認してください。

2,200文字と聞くと多く感じますが、上限いっぱいまで書くことが目的ではありません。最初に表示されるのは冒頭の数十文字だけで、そこから先は「続きを読む」を押してもらう必要があります。だからこそ一行目が重要になります。

長いキャプションをどう書くかについては、インスタ長文の書き方をまとめた記事で詳しくお伝えしています。ここから先は、画像に文字を入れるときの話に進みます。

Canvaの文字入れ画像は1枚何文字まで?【実測】

画像に文字を入れるとき、1枚にどれだけ載せていいのか。これは調べても答えが出てこない部分なので、実際にCanvaで作って確かめました。

実測の条件
  • 画像サイズ:1,080×1,350px(縦長)
  • 文字サイズ:36px
  • 書体:セザンヌ/筑紫Aオールド明朝の2種類
  • 本文:同じテーマ・同じ主張のまま、文字数だけを120字・168字・190字・242字と変えたもの

大事な前置きをひとつ。242字は「限界」ではありません。段落の間に空行を残したまま、無理なく収まった文字数です。余白を削ればもっと詰め込めますが、それは読める状態ではなくなります。数字そのものより、文字数が増えると見え方がどう変わるかを見てください。

◎ 100〜150字|読みやすい

120字のサンプルです。文字の下にしっかり余白が残り、スマホでもすっと目に入ります。Instagramの投稿として、もっとも読みやすいゾーンです。

Canvaで作った120字の文字入れ画像(セザンヌ36px)。下半分に余白が残っている

セザンヌ 36px|120字

同じ120字の本文を筑紫Aオールド明朝36pxで組んだ文字入れ画像

筑紫Aオールド明朝 36px|120字

○ 150〜180字|情報量とのバランスがよい

「内容もちゃんと伝えたいけれど、読みやすさも保ちたい」。そんなときの現実的な目安がこのあたりです。168字のサンプルで、余白は減りますが、まだ窮屈さは感じません。

Canvaで作った168字の文字入れ画像(セザンヌ36px)

セザンヌ 36px|168字

同じ168字の本文を筑紫Aオールド明朝36pxで組んだ文字入れ画像

筑紫Aオールド明朝 36px|168字

△ 180〜200字|やや多い

190字のサンプルです。このゾーンに入ると、「読めるけれど、少し頑張って読む」印象が出てきます。伝えたいことが多いときは、無理に1枚に収めず2枚に分けるほうが親切です。

Canvaで作った190字の文字入れ画像(セザンヌ36px)。余白が少なくなっている

セザンヌ 36px|190字

同じ190字の本文を筑紫Aオールド明朝36pxで組んだ文字入れ画像

筑紫Aオールド明朝 36px|190字

△〜× 242字|入るが、かなり多く見える

画面いっぱいまで文字が続く状態です。収まってはいますが、スマホの画面ではかなりの圧迫感があります。ここまで詰めるなら、キャプション側に回したほうが読まれます。

Canvaで作った242字の文字入れ画像(セザンヌ36px)。余白がほとんどなく圧迫感がある

セザンヌ 36px|242字

同じ242字の本文を筑紫Aオールド明朝36pxで組んだ文字入れ画像

筑紫Aオールド明朝 36px|242字

4段階を続けて見ると、増えているのは文字数だけなのに、受ける印象がまるで違うのがわかると思います。書体を変えても、この傾向は同じでした。ゴシック系のセザンヌでも、明朝系の筑紫Aオールド明朝でも、242字は入るけれど窮屈になります。

これまで500件以上のSNSアカウントを個別に指導してきた経験からの目安をお伝えすると、迷ったら100〜150字です。読んでもらえなければ、どれだけ情報を詰めても意味がありません。

インスタの文字サイズのおすすめは?【スマホで見やすい大きさ】

文字フォントで見やすいのは120以上と示した、サイズ別の表示比較スライド

実際に試してみたところ、プロフィール画面で小さく並んだ状態でも見やすいのは、中央のフォントサイズ120以上でした。右側は80なので、少し見づらい印象です。

見落とされがちですが、投稿は単体で見られるとは限りません。プロフィール画面では9分割の小さなサムネイルとして並びます。そこで読めるかどうかが、開いてもらえるかを左右します。

余談ですが、書体を見やすさで選ぶかおしゃれさで選ぶかは、ブランディングを考えたうえでご自身のイメージに合うものを選ぶといいでしょう。先ほどの実測でセザンヌと明朝の両方を出したのも、同じ内容でも書体で受ける印象が変わるからです。

画像に文字入れするときのサイズと作り方

画像サイズは縦長がおすすめ

Instagramはひと昔前まで正方形が当たり前でしたが、いまは縦長が定番です。理由はシンプルで、縦長のほうがフィードに流れてきたときの画面占有率が高く、目に飛び込みやすいからです。

写真は縦撮影がおすすめと示した、スマホ表示での占有率の比較スライド

  • 正方形:1,080×1,080px(Canvaにデータあり)
  • 縦長:1,080×1,350px(カスタムサイズで自分で入力)

Canvaで作れるデザイン例と、正方形1080×1080pxと縦長1080×1350pxのサイズ比較スライド

文字入れに使うアプリはCanvaで十分

私が使っているのはCanvaです。この記事の実測画像も、すべてCanvaで作りました。

Canvaのテンプレート一覧画面

  • テンプレートがあるので初心者でも作りやすい
  • 無料テンプレートでもおしゃれなものがたくさんある
  • ログインIDを揃えれば、パソコンとスマートフォンで連動できる
  • アプリだけでなくブラウザでも使えるので、パソコンで文字を打ちたい人に向いている

Canvaでカスタムサイズを指定してデザインを作成する画面

CTA画像を作るときのコツ

CTA画像とは Call To Action の略で、フォローやいいね、保存などのアクションを促す画像のことです。10枚目など、投稿の一番最後に入れるといいでしょう。

投稿の最後に入れるCTA画像の作例

CTA画像をCanvaで作成しているときの操作画面

左下に丸を入れているのは、Instagram上でタグ付けを行うと左下にその表示が出るためです。Canvaの素材の丸を125pxで使いましたが、もう少し小さめでもよさそうですね。

プロフィールやハイライトでおしゃれな文字を使うには

通常のキーボードでは出せない書体を、プロフィールやハイライト名に使っている方がいます。あれはFontsというアプリで作れます。

おしゃれな書体をハイライト名に使ったInstagramのプロフィール画面

ダウンロードしただけでは使えないのがつまずきどころです。スマートフォンの「設定」からFontsのアプリを選び、キーボードをタップして「Fonts」と「フルアクセスを許可」をオンにしてください。

iPhoneの設定からFontsのキーボードをオンにする手順の解説画像

すると文字を打つときに左下の地球マークから、これまでなかった書体が選べるようになります。

Instagramのハイライトの名前を編集する手順の解説画像

文字入れ投稿で集客するには

ここまではサイズや文字数という「形」の話でした。最後に、その形を整えたうえで結果が分かれる理由をお伝えします。

結論から言うと、文字投稿の〝形だけ〟を真似ると、集客効果は弱まります。フォロワーを増やすという意味では効果がありますが、フォロワー数=集客ではありません。

テンプレートに文字を入れただけでは埋もれる

ここでいう集客できない文字投稿とは、オリジナルの写真やイラストがなく、アプリのテンプレートに文字だけを入れたものです。

テンプレートに文字だけを入れた、集客につながりにくい文字投稿のNG例

理由のひとつは、もう先行者優位が終わっていることです。私の周りの方もお客様も「よくある、あの文字投稿って効果がありますか?」とお聞きになります。「よくある」と多くの人が言っている=すでに一般化しているということですよね。

ただし、手の付けようがないわけではありません。テンプレートをそのまま使うのがNGなのであって、コンテンツにこだわりを持つこと、オリジナルの写真に文字入れをすることは結果につながりやすいです。

Instagramのミッションから逆算する

SNSを使うときは、運営会社が何をミッションとしてそのサービスを展開しているのかを理解しておくと、打ち手がぶれません。

  • Instagram:大切な人や大好きなことと、あなたを近づける
  • Google:世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにする

InstagramとGoogleのミッションを比較した解説スライド

Instagramのホーム画面のシグナル(親密度・関心度・鮮度)を解説したスライド

Instagramはこのミッションを守るために、フィードでは特に親密度を重視しています。親密度とは、いいね!やコメント、メッセージのやり取りがあるか、メンションがあるかといった指標です。

だからこそ文字入れ投稿をするときは、闇雲に投稿するのではなく、Instagramが「このアカウントは□□についてのアカウント」とジャンル分けできることが重要になります。

アカウントのジャンル分けについて解説したスライド

上手な活用事例:セラピストのmisaさん

文字投稿だけでタイムラインを作るのは抜きん出た何かがないと厳しい、と申し上げているのであって、文字投稿そのものを否定しているのではありません。お手本を挙げましょう。セラピストのmisaさんです。

タイ古式とアロマのサロンを運営するmisaさんのInstagramプロフィール画面

misaさんの文字入れは上品で、お写真の魅力を保ちつつも「これについて書いているんだ」とわかりやすい。はっきりした赤・青・黒を縁付きで入れる方が多い中で、文字が添えてあるような雰囲気なんですね。

そして何より、投稿があたたかいのです。うまくいかないときや頑張りすぎているとき、すっと居場所を作ってくれるような投稿ばかりで、読むだけで心がほっこりします。

misaさんは、私が共同で運営しているビジネススクールの仲間でもあります。そのうえで、文字入れのお手本として本当に勉強させていただいているアカウントなので、ご紹介しました。Instagramの投稿で心掛けていることをまとめたnoteもあります(有料)。ファンが集まる投稿のために何をするかが具体的に書かれていて、私自身とても参考になりました。

ビジネスで大事なのは、フォロワー以上にファンですよね。misaさんの投稿は、その集め方のお手本だと思っています。

世界観を崩さずに文字入れをするには

私はInstagramならではの写真の世界観を楽しむのがとても好きなので、よほどのお知らせでない限り1枚目はすべて世界観の写真にしています。文字入れは2枚目以降です。

1枚目に世界観の写真を並べたInstagramのフィード画面

香水の写真を1枚目に使ったInstagram投稿の画面

こうすると、プロフィール画面を開いたときの印象を保ちながら、伝えたい情報も届けられます。「これをしないと成功しない」という正解があるわけではありません。自分が楽しみながら続けられる形で、発信をコツコツ重ねることだと思います。

よくある質問(FAQ)

Q
インスタの投稿は何文字まで書けますか?
A
キャプション(本文)は2,200文字までです。改行やスペースも1文字として数えられます。ただし最初に表示されるのは冒頭の数十文字だけで、それ以降は「続きを読む」で折りたたまれます。上限まで書くことより、一行目で読みたいと思ってもらうことのほうが大切です。
Q
画像に文字入れするとき、1枚に何文字まで入りますか?
A
1,080×1,350pxに36pxの文字で実際に試したところ、242字が無理なく収まりました。ただしこれは限界の数字ではなく、段落の間に空行を残したまま入る文字数です。読みやすさの目安は100〜150字。180字を超えると「頑張って読む」印象が出てきます。
Q
インスタの文字サイズは何がおすすめですか?
A
Canvaで作る場合、フォントサイズ120以上が見やすい目安です。80だとプロフィール画面に小さく並んだときに読みづらくなります。投稿は単体で見られるとは限らず、9分割のサムネイルとして並ぶことを前提に大きさを決めてください。
Q
投稿画像は正方形と縦長のどちらがいいですか?
A
縦長(1,080×1,350px)がおすすめです。フィードに流れてきたときの画面占有率が高く、目に留まりやすいためです。正方形は1,080×1,080px。Canvaのカスタムサイズで数値を入力すれば、どちらでも作れます。
Q
文字入れ投稿をすれば集客できますか?
A
形だけを真似ても集客にはつながりにくいです。テンプレートに文字を入れただけの投稿は「よくある投稿」になってしまいます。オリジナルの写真を使うこと、そしてInstagramにアカウントのジャンルが伝わる発信を重ねることが結果につながります。フォロワー数と集客は別物です。

まとめ

インスタの文字数には、キャプションに書ける2,200文字と、画像1枚に載せられる242字という2つの答えがありました。どちらも上限であって、目標ではありません。

実測して見えたのは、同じ内容でも文字数が増えるだけで、読む気持ちが変わるということでした。迷ったら100〜150字、文字サイズは120以上、画像は縦長。ここを押さえるだけで、投稿の印象は変わります。

そのうえで結果を分けるのは、形ではなく中身です。テンプレートに文字を入れるのではなく、あなたにしか出せない写真と言葉を重ねていってください。

著者プロフィール|上村菜穂(株式会社PR NET 代表取締役)

マーケティングの本質×SNSのトレンドを掛け合わせた、SNSからの女性集客を専門としている。14歳でメールマガジンを始め、8ヶ月で20,000人の登録を達成(当時の歴代最年少記録)。2015年に学生から個人事業主のライターとして独立し、2021年に株式会社PR NETを創設。個人・法人の500件以上のSNSアカウントを個別に指導し、全国で延べ15,000名以上へ講演・研修を実施。詳しいプロフィールはこちら

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