今や生活の中で必需品になったスマートフォンやPCがあることもあり、

私たちが情報過多社会に生きていることは

きっとみなさんも実感していることでしょう。

 

 

よく研修やセミナーでご紹介するデータとして

現代人が1日に触れる情報量

=江戸時代の1年分 (1603年~1868年)

=平安時代の一生分 (794年~1185年)

と言われています。

 

現代人の情報量.jpg

 

改めて考えると

もう11月で、1ヶ月半後には新年だなんて

1年はあっという間なようでも濃厚なので

 

江戸時代の人が1年間で触れる情報量が私たちの1日だなんて考えると

想像しただけで恐ろしくなります。

 

 

 

情報過多の令和時代。発信の対策とは

Webのデータは年間130兆回も検索をされ、

この天文学的な数字をもう少しわかりやすく落とし込むと

 

1年間あたり2億2,800万回

1日あたり380万回

1秒あたり6万3,000回

も検索をされているのだそうです。

 

 

 

少し余談になりますが、

4年前に天国に旅立ってしまった大好きな祖母が

父を産む2年前に取得をした東京服飾編物研究会の賞状を、

つい先日父が発見しました。

 

その賞状を見ていると

私が生まれる前、どころの話ではなく

父が生まれる前だなんて未知なる世界で、改めて

「命ってご先祖様からのバトンなんだよな。」

「自分が今、存在しているって奇跡的なことなんだな。」

と思ったのです。

 

 

 

その命のバトンと同じくらい、オンライン上で見つけてもらうことは

ものすごい価値だと思ったのです。

 

さらには印象に残り、そして実際に購入などのアクセスに繋がることは、

奇跡的な出来事だと思いました。

 

 

 

 

だから

「発信をして反応がない」

と悩む方が少なくありませんが、

発信をして反応をもらえることが奇跡的なことなのです。

 

 

このことからみなさんにお伝えをしたいことは

・発信に気がついてもらうことが奇跡的な中でも、可能性を上げる方法があるということ

・奇跡的なことだからこそ、その価値を理解して発信していますか?ということ

です。

 

 

 

よくも悪くも、SNSなどの発信は

「無料で」「誰でも」行うことができます。

 

だからこそ片手間でもできるし、

心を込めず、タスクとして処理することもできてしまうのです。

 

 

 

かたや一方で、SNSの発信に本気な人もいるのです。

 

自分が本気になっていないのに、

もしくはやる気だけあっても、正しい方法を理解して行っていないのに

結果が出ることはないに等しいくらい難しいことでしょう。

 

 

 

 

人の心に残る発信術のポイント

発信をして人の心に残るために大切なことは、以下のものだと考えてます。

 

それは、相手の印象に残る存在であること。

裏を返せば、相手が人に伝えたくなる存在であること。

 

 

なぜかというと、

「見てもらった」「知ってもらった」からと言って

必ずしも覚えてもらっているとは限らないですよね。

 

私は最近、新規事業を始めたこともあり

初心に戻り、また改めて少しずつ会食やパーティーに出かけることを増やしています。

 

 

実は大人数の場があまり得意ではなく、

2人やせめて4人ほどの中にいたいのですが

今ばかりはそうとも言っていられません。

 

 

だからこそ出向いているのですが、

一度にたくさんの方とご縁があると、記憶に残る方と残らない方がいますよね。

 

私も後者に該当してしまうことがあるので、

自分もまだ課題ではあるのですが…

 

(あとマイナスなイメージで記憶に残るくらいなら

0で記憶に残らず、また別のところでリセットして出会う方がまだいいこともあり

あんばいは難しいですね。)

 

 

 

それと同様に、SNSなどのネット上でも

みなさんがイベントやパーティーで出会った人全員を覚えていられないように、

人の記憶に残る必要があるのです。

 

 

 

 

相手の印象に残る存在になる発信とは?

一言でいうと、〝驚き〟か〝共感〟を与えられるメッセージを伝えことです。

 

驚きというのは新たな発見になる知識だったり、

「この人はこんな一面もあるの?」

というような意外性だったり。

 

人の心に残る.jpg

 

例えばこちらの記事は、

「1秒あたり6万3,000回も検索されている」

ということを知らなかったら驚きませんか?

 

少なくとも私は初めて知った時にとても驚きました。

 

 

 

他の例としては、東京大学の助教授さんと6-7年前に知り合い

そこから何度も色々なお心遣いをいただいているのですが…

 

なんと東京大学で医学系で助教授をされている方でありながら

中学生の時にジャニーズだったというのです。

 

「え!!」と思いますよね?

 

その方の雰囲気を考えると、ジャニーズだったと言われても不思議ではないのですが

大学の助教授、それも日本一の最難関大学の助教授に

30代でなられているようなご優秀な先生が

まさか学生時代にジャニーズだったとは・・と驚きました。

 

 

それは

東京大学=真面目で優秀な人か天才の集まり

という私の認識から、勉強ではない才能で評価されるジャニーズというのが意外だったのでしょう。

 

 

こういうプラスのギャップがあると、

人としての幅が広がり、より人間味を感じたり

もっとその人のアイデンティティを知りたくなりませんか?

 

 

驚きの力は人を惹きつけますよね。

 

また、もうひとつ。

後者の共感についてです。

 

人と違いがあることは大切だとわかっていても、

あまりにも意見の違いがあってはなかなか気持ちよく過ごせないでしょう。

 

特にSNSでは、自分が言いたいことを言ってくれた時に

他の人たちが熱狂している印象があります。

 

 

この例で一番に頭に浮かぶことは

6年ほど前だったでしょうか。

 

「保育園落ちた日本死ね」

というツイートがありましたよね。

 

 

20代半ばだった私は、生意気にもその主張が気になり

自分なりに見解をまとめてブログに書き、

facebookにその記事をシェアしたのですが、

(記憶が曖昧ですが数千文字の内容を割愛し、一番のハイライトをまとめると「主張があるなら話し合いができる言葉遣いをするべきだと思う。」というような主張だったと思います。)

子育てを経験した方から厳しいフィードバックのコメントが届いたことを覚えています。

 

 

私自身は中学生の頃から自分で発信をしていて、

匿名だからと言って目の前の人に言えない言葉を書く人が

今も、昔も、一貫して嫌いです。

 

あくまで個人の価値観であることは承知ですが、私はずっとそうです。

匿名であっても自分だとわかっても恥じない発信だけをしてきました。

 

 

だから、きっとこの時も匿名で、顔出しをせず、

卑猥な表現を書いていることに

自分なりのメッセージを発信したくなったというのは覚えています

 

 

保育園に落ちてしまうことがどういうことなのか。

それを理解しているママさんたちの中で大きな共感を得て、

さらに、同じ状況の方が心で思っていたことを発信したからこその

反響だったのでしょう。

 

 

 

共感を上手く発信するには、自分の気持ちに素直になることです。

また、それが公の場であれば、画面の先には人がいるものだという気持ちを持って伝えてほしいと思います。

 

でも素直な気持ちは心が乱れることもあるので、

そこの表現をストレートにするからこそ強い共感が生まれるのも事実。

 

しかし誰かが傷付く言葉がたくさんあることや、同じような言葉を使っていいという人が増えることが日本にとって、私たちにとって、本当にいいことか?いや、よくない、というのもまた事実だと思うのです。

 

 

だからこそ私のようなタイプは

やんわりとした表現にアウトプットを変えてしまうことがあるのですが、

素直にストレートに伝えつつ、

その言葉を刃ではなくエンタメと混ぜることができて

人を傷付けない人はすごいなと感じるこの頃です。

 

 

 

ちょっと話が逸れてしまいましたが、共感の強さも感じていただけたでしょうか?

 

 

驚きや共感を上手く使うことによって、

誰かがあなたのことを人に伝えたくなるなりますよね。

 

 

ぜひこの観点に意識をしてみてください。

もし、一人でモヤモヤしていれば、

メールマガジンで募集をしている個別コンサルティングなどでご一緒に解決しましょう。

 

それでは本日もありがとうございました!

 

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「発信しているのに読まれないのはなんで!!」というストレスを解消する2つの秘訣

 

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上村菜穂 プロフィール

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株式会社PR NET 代表取締役

〝広告費をコストカットして理想のお客様が集まるSNSづくり〟をコンセプトに
自身の開催イベントでは女性を延べ1,200名以上集客してきた。

そのノウハウを法人・コミュニティ向けに東京・大阪・福岡をはじめとした全国で
延べ7,200名以上に向けて講演活動をするほか、
女性起業家向けの集客・PRコンサルティングを主軸に事業を行っている。


ライターとして、20代女性向けの集客やPRを強みに、2015年に学生から個人事業主として独立。
14歳でメールマガジン20,000人・恋愛部門1位を取得。

女性が自分らしいことを仕事にして、豊かなライフスタイルを送れる社会をつくるべく、
集客・PRの再現性あるノウハウを構築中。

■主なメディア・法人実績 (敬称略)

・研修講師
「楽天大学」(株式会社楽天)
「ロートビューティーマイスターへSNS集客&プロモーション研修」(ロート製薬株式会社)
「お客様から愛されるSNSのお作法
〜集客UPにつなげるプレミアムレッスン〜」(秋田県信用保証協会 創業支援チーム 女性創業支援 チームポラリス)
半年間のサロンオーナー様向けアカデミー研修講師(株式会社UTP)
女子大生向けの人生設計を講演(株式会社サイバーエージェント)(株式会社マイナビ)など。

・ライター
「by.S」(株式会社サイバーエージェント)、「起業サプリジャーナル」(株式会社ネオキャリア)、「GOLMAGA」の女性向け企画・ゴルフ美人インタビューの企画、インタビュアー(東急電鉄)、福島 震災復興取材(近畿日本ツーリスト)、「家事大学」(株式会社ベアーズ)など。

・その他
秋田魁新報社(2019/10/26、2019/10/30)掲載
「おはよう日本 まちかど情報室」(NHK)
2016年五月祭にて「教育のできない人は起業を諦めなさい」(東京大学)
会員数34万人の日本最大級Webメディア『Schoo』に出演など。

 

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