SNSやブログを通して商品やサービスを売っていくためには、
お写真はもちろんのこと、文章で伝えることも欠かせません。

しかしいきなり文章で売っていくことは難易度がかなり高いです。

『売る文章』と『ファンづくりの文章』は別物だと思うのですが
まず、『ファンづくりの文章』を書けないことには『売る文章』も書けません。

 

『売る文章』と『ファンづくりの文章』の違いとは

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これらの違いは
『ファンづくりの文章』:なんかいいなぁ、なんか好きだなぁと思ってもらえたら十分なことに対し、
『売る文章』:これは欲しい!これは行きたい!この人に会いたい!
と思ってもらう必要があるのです。

例えばみなさんも一言で「友人」と言っても、色々な段階の友人がいるはずです。

「感じがよくて好きだな」と思う人はたくさんいても物理的に時間は限られているので、
「毎回楽しい!話が合うし、たくさん一緒にいたい!」と思う友人は限られていますよね。

「一緒にいたい」と書いて思ったのですが、友人より恋愛の方がわかりやすいですね。
好きな男友達はたくさんいても、恋人、結婚相手となると一人なので。

恋愛において1人を選ぶことは、ビジネスにおいて、時間やお金に上限があるのと同等ですね。
→医療脱毛をしよう!と思ったら、お金はいっぱいあっても、物理的に通うのは一箇所になるように。

つまり人は、特定のジャンルを欲した時に、
基本的にいくつもの商品やサービスを購入しないので、選んでもらう必要があります。

私はペーパードライバーゆえにあまり車を欲しいと思えないのですが
「いいなぁ」と感じる車が例えいくつあったとしても、「買う!」という車は一部の人を除けば一つ。

これが『ファンづくり』と『売る』の違いです。
好意の『ファンづくり』に対し、選ばれる『売る』というゴール。

難易度の違いは伝わったでしょうか?

 

【集客や売上UPの結果が出ない】売れる文章と売れない文章の差

PR NET Co.
せっかくSNSやブログに時間を割くならきちんと結果を出したいというのは誰しもが思うことです。

私が関わる方は「お金を稼げればなんでもいい」というタイプではなく自分の仕事に誇りを持っていて、
「自分の人生をよくできたものだから、それをかつての自分と同じような境遇にいる人にもお伝えしたい!
と思っていらっしゃる方が非常に多いのです。

もちろん私も今の集客やPRスキルを昔の自分に与えたいと思っています。

「できるだけ効率よく行い、集客の結果を出したい。売り上げアップを行いたい。それで必要としている人の力になりたい!」
その気持ちを実現するためには、何をしたらいいのか実際に文章として投稿するときのポイントも考えてみました。

何かを叶えるまでの道のりは、主に足し算か引き算の2パターン

私は個人事業主になりたての頃、焦る気持ちがあったり、逆算が面倒に感じたりしてポンポン思いついたことをやっていました。

でも結果が出ません。

大学時代は体育会の部活に所属をしていたので、
根気と体力でこのビジネスの辛いときも乗り切ったようなものでした。

しかしあるとき、ビジネスの師匠である経営者の方に
なかなか人より行動をしているつもりでも結果が出ないと相談した時のこと。

そこには周りの人にはあって、当日の私にはないものがありました。

その答えが

「企画を作る時は2パターン。
A、やりたいことをやって、売上の蓋を開けるか。
B、売上目標を考えて、その目標が達成できる企画をやるか。

結果を出したいならやるべきことは…B!でも上村さんはAの方でやってるんよね。」

という言葉。

以前からみんなに向かって大人数の場で教えてもらっていたはずですが
そうなると、どこが今の自分に必要なのかなかなか処理できていなかったのですが、個別で聞いた時に衝撃を受けたのです。

実はこの言葉は、目標があるけど結果が出ない…
そんな時にいろいろなところで応用が効く考え方のように思います

 

何をしても上手くいかなかった私が無意識に選んでいたこと

そこからというもの、自分がどれほど逆算をしてこなかったのか反省しました。
冷静に考えると、実は私は逆算することが< 大の苦手 > だったのです。

だから高校時代に朝の4:00に起きて勉強時間を作ったり、
特に最後の1年はストップウォッチで測り、
1日13-14時間ほど勉強をして数学の偏差値が68にまでなったにも関わらず
大学は偏差値50そこそこのところにしか入れませんでした。

もともと「これがやりたい!やる!!」という思いはあったので、
大好きだった数学の勉強は熱心に行っていましたが嫌いな英語はいつも後回し。

大学受験はトータルで評価されると分かっているのに、
自分のやりたい勉強ばかりをしていたのです。

それは大学時代の部活(陸上部)のトレーニングでも
一番嫌いなハードルジャンプのトレーニングは避け
得意になったトレーニングばかりを伸ばすことに注力していました

高校生の頃の勉強も、大学生の頃のスポーツも
社会人になってビジネスも全てにおいて、私は
「ちょっと人よりできる、やりたいことをやる!」
という行動をしていたのです。

だからある一点だけでは人よりちょっといい感じになっても、トータルしたときに結果が出せないのです。
まさに全体像が全く見えていなかったのです。

ビジネスにおいて、はじめの方は集客が人より得意でした。
でも営業にはものすごく苦手意識を感じていました。

だから集客に逃げて、自分がその時の思いつきでやりたい企画をやって
「あれ?ここからどうやって売りたいものを売ろう?」と結果が出せませんでした。

だからもし、今、望むような結果が全く出ておらず
「個人事業主と名乗るのが恥ずかしいな…」という売上だったら8割以上の方がやりたいことをやっているだけなのではないかと思うのです。

もちろん、ビジネスは売上が全てではないので家族がいて、
「パートに行く分の月8万円を好きなことでやったら?」と認めてくれていて、
自分も幸せを感じているのならそれは素敵なことだと思います。

もしくは
「会社が楽しいけど、これからのことを考えてまずは副業で月10万!
それ以上は会社に迷惑もかけたくないし、自分は副業でこのくらいの収入がいい。
ハードでストレスではなく、とにかく楽しく働きたい!」
ならそれも素晴らしいことです。

ビジネスは人も自分も幸せになるツールなので、目標や幸せの価値観は人によって様々です。

でももし、
「目標があるのに達していない」というのであれば、
何か苦手なものややりたくないものに目を伏せて、やりたいことをやっていませんか?

「私はこういうふうに売りたい!」ではなく相手目線に
「私はこういうふうに売りたい!それで分かってくれるお客様が集まってくれたらそれでいい」

その思いで結果が出ていないなら、変わらなくてはいけないのはまず自分です。

例えばInstagramの集客も結果が出るスピードはそれぞれですが、
上手く行く人はお約束を守った人です。それが自分の意図と異なったとしても。

「私はプライベートでもSNSを使わないんで」
「私は文章苦手なので」
そう思うのは自由です。

でもそう言いながらも、「仕事ではSNSを使おうと決めました!」と張り切ってコツコツ投稿する人と
「だから面倒くさいんですよね」と言ってしまう人ではどちらが結果がついてくるか一目瞭然です。

ほかにもInstagramで # の付け方や、投稿頻度、
その他、集客に必要なことをお伝えしたときにどう思うかは自由です。

でも
「分かってくれるお客様はいるから、いつか来てくれるよね」
と思ってアクションをほとんど起こさない人と
「正直抵抗がありますが・・せっかく高いお金を払っているので、やります!」
という人では全然違います。

「半年後に今と違う世界が見えてきそうで楽しそうです!ワクワクしてきたので頑張ります^^」
というような反応をしてくださる方は、半年後に本当に目標達成をしているお姿もたくさん目にしてきました。

だから私も、ワクワクしてもらえるようにSNS集客や女性集客、PRのノウハウを伝えられるように
日々、勉強したり実践をしています。ワクワクしてもらえなかったら、私の伝え方がよくなかったかもしれません。
そうやって反省して、次の改善点を考えます。

でも、自分が習ったときにやらなきゃいけないことから逃げ結果が出なかった痛い過去があるので、
自分が教わる側の時には指導者の方の伝え方どうこうではなく、例えワクワクしなくても逃げる原因を考えて逃げた
「自分がよくなかったな」と考えるようになりました。

なので、どちらの立場であっても自責に捉えて改善できる人が結果を出し
何かに言い訳をしたり、他人のせいにしている人が結果を出せないのは世の常なのだと感じているこの頃です。

 

ブログやSNSで売れる文章を書ける人とは?

今までのお話でもヒントになるようなことを書いてきましたが
売れる文章を書ける人は企画と同じで、目標から逆算します。同時にとことん相手に寄り添います。

自分はこの結果を出したい!これを伝えたい!:目標
でも買うのはお客さまだから、どうやって伝えたらいいかな?:相手目線

この2つのバランスが絶妙になった時に結果がついてくると思いました。
なぜ「絶妙」とぼやかしているかと言うと人によって割合が違うからです。

自分がこうしたい! がお客様の求めているものとどれほど同じなのか・・それは一概に数値化できないからです。

かつての私のように、全体が見えずに自分がしたい目先のことばかりにフォーカスをしていたら
今まででいう全体像、ここでいう相手を見ることを9割意識するくらいがちょうど良かったです。

普段、何かを売ろうと思った時、何かを伝えようと思った時、
どれほど伝えたいお客様のことを考えていますか?

お客様の力になりたいと思っていることと伝え方を細部までしっかり考えていることは、決して「イコール」ではありません。

だからこそ、望む結果が得られていない場合は
「これを伝えたい!」ではなく
「これを伝えるためには、どういう順番で伝えたら一番響いてくれるだろう?」
という視点でお伝えいただくと素敵な変化が見えると思います^^

相手のことを思いやって伝えれば今までと違う世界が広がるのは、リアルでも対面でも同じですね!

 

文章への苦手意識解消は日常の印象的なことをシェアする

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だからこそ、文章が苦手であれば、まずは『ファンづくりの文章』です。

 

文章が上手くなりたい時に行うファーストステップとして私がオススメする一番の方法は
日常の中で印象的だったことをなるべくわかりやすく、言語化をしてみることです。

なぜ、これを行うかというと人は価値観への共感で好意を抱くからです。

逆を言うと、価値観を伝えることで合わない人はなんか違うな、と思い、合う人が集まってくれることになるので
お互いに繋がれることによって、充実した時間が過ごせます。

 

SNSで弱みを発信するのが正しい?信頼される情報発信の極意をプロ視点で解説

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先日、個別コンサルティングで以下のようなご相談がありました。
「有料の長期講座でお世話になった先生に、プロフィールには自分のダメなところをたくさん書いておくといい
なぜなら人はマイナスなところで共感するからだと教わったのですが、上村先生はどう思いますか?」
ということでした。

ここでいうダメなところ、マイナスなところをもう少し具体的に言うと
多額の借金・大失恋・ドロドロの不倫・日常生活にも支障が出るほどの健康上の大きなトラブル・壮絶なイジメ・大切な人とのお別れ・家庭環境・あまりにも理不尽な体験などです。

これらに関して、何も問題なく生きてきた人はいないと言っても過言ではないでしょう。

私も「ネガティブな出来事は発信した方がいい」よく耳にすることですし、プロフィールでも書いている人が多いのですが、この話だけだと違和感があるので、どのような条件・環境のときはいいのかを解説します!

ネガティブな出来事を発信して武器になる人・ならない人

まず結論です。
「人はマイナスなところで共感するから」ということは真実の一部ではありますが、人によります。
〝誰が言っているのか?〟がそれ以上に大切であり、すべては信頼から始まるのだということを忘れないでほしいです。

憧れている人・この人には敵わないと圧倒的さを感じている人がマイナス面を出すことによって
「雲の上の存在である◯◯さんにも、自分と同じような悩みがあるんだ」
と思っていただけるのであって、雲の上の存在になれていない人が弱みを出すというのは心配でしかないのです。

私は学生から個人事業主になるための活動を始め、23歳で大学院を中退して個人事業主1本になりました。
当時は社会人としても未熟だということは自分が一番わかっていたので、
自分のマイナス面である恥ずかしい失敗や弱みは書かないようにしていました。

なぜなら個人でお仕事をいただくことにおいて、多くのお客様は
私を成長させるために依頼をしてくださるのではなく、
価値をもたらすことができると信じてくださったからお仕事を依頼してくださると思ったからです。

会社だと上司が部下に対して成長のためにできないかもしれない仕事を
チームでフォローする前提に任せることもあるようですが、
個人事業主はそうではないと聞いたときにストンと納得したのです

とはいえ、マイナスなことを書いていけないわけではありません。
あくまで書き方・伝え方が重要で、ポイントを踏まえれば書いて大丈夫です。

発信者として何よりも大切なのは、第一に信頼

発信者として大切な信頼を築くことをまずは意識しましょう。
自分がお客さまの立場になるときにも、大切なお金と時間をどのような人にお任せしたいのかを考えていただくと、わかりやすいと思います。その前提がある上で、以下の3つのポイントを意識してみることがおすすめです。

どのようなプロとしてお客様に価値を提供できるのかを伝える

ビジネスをする上でとして最も大切なのは、お客様に価値を提供する能力を示すことです。 マイナス面を晒すよりも、
・あなたの専門性
・独自の視点
・解決策を提供する力
を前面に押し出すことが信頼につながります。

(少なくとも目の前のお客さまから、あなたの仕事領域に対し)
プロとして何が提供できるのかを考え、メインで伝えることはプロとしてのあり方を中心に発信をしましょう。

私自身もこれまで10年ほど、自分のできることを発信することによって、数多くの企業様や個人の方からお仕事をいただいてきました。PR会社であれば他社が主役である以上、関わるプロジェクトは自分が裏方になって公に発信しないことも役割を踏まえた上での大切な動きですね。

それゆえ、自分の発信で投稿できることと、できないことがあるので
「今、伝えられることの中で何を書こうかな」と思うことがあるのも事実ですが
信頼に対して誠実であるために、何をするべきなのかを日々自分なりに考えています。

戦略的な情報発信をする

SNSでの発信は、やみくもの自己開示ではなく、戦略的なブランディングがあることが大切です。
画面の先に人がいるということを忘れず、「なぜこの発信をするのか?」と考えましょう。
万人受けはありませんが、自分が届けたい人にとってこの投稿は価値があるのか?
それとも自分の価値を下げてしまう投稿なのか?という目線も持っておくといいでしょう。

特に弱音やネガティブな発言は、書き方次第で先述したように
雲の上の存在である人に親近感を抱かせるギャップになることや、強い共感を得られることもありますが、
同時に誰かからの信頼を失ってしまうかもしれません。

自分の強みや、お客様に本当に必要な価値を明確に伝えるためには、どのような情報発信をするべきなのか?が最優先されるべきです。

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余談ですが最近、流行っているThreadsですが、独特の空気感があるように思います。
それは
「本当は言いたいこと(でも誰かを責めたいわけではないのですが・・)」
「本当は言いたいこと(でも私のことを攻撃しないでください)」
という()があるのです。

X(旧Twitter)は「私が言いたいこと」とストレートな表現に対して
Threadsの方が柔らかく書かれているんですよね。

おそらく、Instagramと連携されているからこそ、Threadsでは繋がっていないInstagramの人たちに
意図しないのに、投稿が表示されてしまったときの言い逃れができる何かがほしい、というような空気感です。

特に日頃からSNSをビジネスで使い、戦略的な発信を心がけている人こそ
「大きな声で言いたいわけではない(と思われたい)けど、でも誰かに聞いてほしい!」
という発信が多いのがThreadsだと思います。

マイナスなことを書く場合は、成長プロセスとして発信をする

マイナスなことを発信することによって、共感や親近感を抱いてもらえる要素にもなり得ます。
このときに大切なのが、ただの愚痴ではなく「成長のプロセス」を伝えることです。

失敗ではなく、その失敗からどう学び、成長を示すのか?
このことについて、避けるべき発信と推奨される発信を比較してみましょう。

◆避けるべき発信:
– 「今日は大失敗しました…」
– 「全然うまくいきません…」
– 「私にはまだ経験が足りないかも…」

◆推奨される発信:
– 「新しい取り組みの結果、○○という気づきがありました」
– 「お客さまから厳しいフィードバックをいただいたことがきっかけで、サービスをブラッシュアップしています」
– 「業界の変化に合わせて、○○というスキルを強化中です」

つまり、「問題→解決→成長」というストーリーを示すことで、あなたの専門性と向上心を伝えることができます。
これにより「この人は前向きな人」「トラブルがあっても乗り越えようと立ち向かう人」という印象を与え、信頼度を高める要素になります。
ただの愚痴で終わっていてはもったいないのがこの違いからもわかりますよね。

よく怒りの感情が湧いたときは7秒呼吸をおくといいと聞いたことがありますが
怒り以外のネガティブな感情も、衝動的に書いてしまう前に、
一呼吸おいて学んだことや乗り越えたことと一緒に書いてみるのも大切なポイントです。

人間なので、相性がいい人もいる一方で、相性が良くない人がいて当たり前ですし、理不尽なこともあると思います。

でもそんなモヤモヤしたことは、相手にストレートに伝えるか、それがベストな解決策ではないときは、身近な人に「ちょっと愚痴なんだけど…」と聞いてもらうようにして(これには本当に気持ちが救われています。)、SNSでは発信を一歩踏みとどまることによって、あなたの魅力を保てる方が何倍も良いのではないでしょうか^^

また、ネガティブなこと自体が起きるのは、頑張っているからこそなのかもしれません。

例えば私は大学生から20代前半には、絶対に戻りたくないと思うくらい
たくさんの失敗や惨めな思い、悔しい思いをしてきました。

だからこそメンタルが鍛えられ、その後事業を進める中で大きな武器になりましたし、
(たまに書いていますが)乗り越えた糧が人に伝えられるエピソードにもなりました。

『鬼滅の刃』無限列車編から学んだ2つのこと

ここからは余談ですが例えば、2021年に10年ぶりくらいに映画館へ行き、映画を観ました。
(正確に言うと、最後に行ったのがいつか全く思い出せない状況です。でも確か大学1,2年生の頃に行った気が・・)

何を観たのかと言うと、話題の『鬼滅の刃』です。

もともとあまり映画・ドラマ・マンガに関心がない私でしたが、
男女関係の仕事をする前に人の気持ちをわかるようになったのは、マンガの影響が大きかった。
マンガとか映画とか、ドラマとか、ストーリーで色々な人の状況と気持ちを知ることは大切だよ。」
とおっしゃっていたことがきっかけです。

オススメをお聞きすると、その中の一つが『鬼滅の刃』だったので、
「今ものすごくブームだし、マーケティングの勉強と思って見ようかな」と思ったのです。

ひとまずNetflix (ネットフリックス)で20話くらい視聴し、劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編が続きになったので
後輩で『鬼滅の刃』の大・大・大ファンの後輩が公開初日に観て、大号泣し、
「また観に行きたいです!!何回も観たい!」
と言っていたので、その2回目の視聴について行くことにしました。笑

が、

もうなんていうか、すごく感動しました。
マーケティングの勉強をさておき、ストーリーに入り込んでしまったのです。

※でも、ここからはアニメやマンガを視聴していない方はわかりにくいお話だったり映画を観ていない方はネタバレですので、ご注意ください。

そして、以下が価値観を文章にする例文です。

 

特に私が印象に残ったことは2つです。
無限列車編は煉獄さんが主のストーリーなのですが、敵である十二鬼月の上弦の鬼である猗窩座(あかざ)に
「お前も鬼になれ!鬼になれば、人間のように老いない」
とヘッドハンティングをされたときに、このように返答しました。

「老いることも死ぬことも。人間という儚い生き物の美しさだ。
老いるからこそ死ぬからこそ、たまらなく愛おしく尊いのだ。
強さというものは肉体に対してのみ使う言葉ではない」

そして、何度も何度も人間の老いについて語り、人間の肉体を弱いという猗窩座に対して
「俺と君とでは物事の価値観が違うようだ」と言っていたのです。

強さに対して、身体だけではなく、内面的な強さを定義している姿。

そして、価値観が異なる相手に対して
「君は間違っている」ではなく
「君とは価値観が違う」と言うのです。

「子供が見ても、道徳的にものすごく学びになる言い方だな。
価値観の違う友達がいても、〝間違っていると決めつけないこと〟
これをマンガや映画で教えてしまうなんて、作者の方はすごいな。
と思ったのです。

そしてここまで思った後に、
「子供への教育って思ったけど、大人になっても、
価値観の違う人を『この人は間違っている!』と思ってしまうことはあるから、年齢なんて関係なかったな。
とも学びました。

さて、2つ目は『鬼滅の刃』の醍醐味の一つである走馬灯シーン。
煉獄さんが猗窩座に攻撃をされ、体がボロボロになりながらも
200人以上のみんなをたった一人で守っているときに病気で早くに亡くなったお母さんが回想されていました。
そのお母さんが亡くなる直前に、幼い煉獄さんへ

「なぜ自分が人よりも強く生まれたのかわかりますか?」

「・・・うっ・・わかりません!」

 

「弱き人を助けるためです。
生まれついて人よりも多くの才に恵まれた者は、その力を世のため人のために使わねばなりません。
天から賜(たまわ)りし力で人を傷つけること、私腹を肥やすことは許されません。
弱き人を助けることは 強く生まれた者の責務です。
責任を持って果たさなければならない使命なのです。決して忘れることなきように。」

と言って抱き寄せられたシーンが回想され、私はここで大号泣。

「弱き人を助けることは 強く生まれた者の責務です。」
この言葉が胸に刺さりました。

もしかしたらもっと他の理由もあるかもしれませんが、
今の私は人のモチベーションについて
・コンプレックスや怒りからのモチベーション
例:とある影響力のある方が、幼い頃に学校でクラスメイトや担任からもいじめられており、特に担任に対して怒りをぶつけるセリフをYouTubeでよく語っています。

・才能や環境への感謝や責任感のモチベーション
例:今回の煉獄さん。生まれながらに、ほかの人より強く生まれたということ。
の2パターンがあると思っています。

作者の方は、このマンガのワンシーンで
煉獄さんという一人の才能溢れる登場人物を通して
「もしあなたが、何かの才能に恵まれているのなら、
それに驕り、傲慢になるのではなく、人のためになるように努力をしなさい。」
と伝えているのではないかとさえ思えてきました。

才能や生まれてくる環境は、選べないものです。
だからこそ、周りの人より楽に得られている何かがあるならそれを自分の武器にして、人のために使いなさい、と。

これが私が、劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編を見て感じた感想です。
しかし、この映画を見て、何を感じるか、どこが印象に残るのかは人それぞれのはず。

だからこそ、「私はここが印象に残った。なぜなら」と自分の主観を、自分の価値観を伝えてほしいのです。

煉獄さんも言っているように、
価値観の違いはあっても、価値観の間違いはないので、思い切って発信をして、
同じ価値観の人からの共感を集めてほしいと思います。

それでは本日もありがとうございました!

上村菜穂 プロフィール

上村菜穂.jpg

株式会社PR NET 代表取締役

マーケティングの本質×SNSのトレンドを掛け合わせたSNSからの女性集客を専門としている。
14歳でメールマガジンを始め、8ヶ月で20,000人の登録を達成。当時の歴代最年少記録を保持。
2021年に株式会社PR NETを創設。
個人、法人の500以上のSNSを個別で指導。登壇は(公財)東京都中小企業振興公社、東京大学、楽天、ロート製薬、ダイハツ工業、東芝テック、POLA、サイバーエージェント、商工会議所、新潟のミスユニバース・ファイナリスト(敬称略)など、全国で延べ12,800名の方へ行っている。

経歴
14歳でメールマガジンを始め、8ヶ月で20,000人の登録を達成。当時の歴代最年少記録を樹立。
大学4年次に新宿にて月間2,000名以上が来場するフリースペース『賢者屋』を創業メンバーとして立ち上げ、初代副代表を務める。同施設内で女子大生を対象に将来を考える企画『なでしこ大学』を運営。

2015年、建築系の大学院を中退し、個人事業主のライターとして独立。
日刊ゲンダイの『コクハク』、東急グループ『ゴルマガ』、株式会社ネオキャリア『起業サプリジャーナル』、株式会社サイバーエージェントの月間500万PVを誇る『by.S』で執筆。

2017年、女性起業家向けにSNS集客セミナーやInstagram集客セミナーを行い、個人のHPとSNSで集客講師の活動を開始。SNSやマーケティングの専門用語をわかりやすく伝え、具体的な実践方法が好評を集め、全国の大手・中小企業、商工会議所・商工会・青年部、ミスユニバースでも講演を行う。

2021年、株式会社PR NETを創設し、代表取締役に就任。
主に『研修・講演事業』『個別コンサルティング』『SNSの運用代行』を行う。
研修・講演事業では延べ12,800名以上、個別の指導は個人・法人で累計500アカウント以上。運用代行では0から立ち上げたTikTokアカウントがフォロー、いいね周り、広告なしの運用で、2年間でフォロワー数6万人を達成。
近年はSNS×AI×Webマーケティングで中小企業の支援をしている。

◆研修実績(敬称略)
ダイハツ工業株式会社/楽天株式会社/東芝テック株式会社/株式会社ロート製薬/株式会社キャリアカレッジジャパン/株式会社UTP/株式会社オモロー

◆講演実績(敬称略)
(公財)東京都中小企業振興公社/東京大学/株式会社ポーラ/株式会社サイバーエージェント/株式会社マイナビ/ベストオブミス新潟/株式会社Schoo/株式会社エディターキャンプ/東京商工会議所/草津商工会議所/久喜市商工会/石岡商工会議所 青年部(石岡YEG)/秋田県信用保証協会/リバーサイド千秋/NU茶屋町/港南台バーズ/紙屋町シャレオなど

■仕事で訪れた都道府県 (47分の14)
・秋田・新潟・東京・神奈川・愛知・大阪・滋賀・広島・福岡⁡・長野・埼玉・千葉・群馬・茨城

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第2,4月曜日の22:00に配信
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