『巣ごもり消費マーケティング ~「家から出ない人」に買ってもらう100の販促ワザ』

を一読しました。

 

 

・外に出れない

・対面で接客や販売ができない

 

これまでの常識と180度転換した商売の条件をクリアするための売り方とは?

 

ということで

実店舗とネットのマーケティングノウハウを構築し、

約400社の中小企業や小売店を回ってきた

経営コンサルタントの竹内 謙礼(けんれい)氏による書籍です。

 

 

この書籍の中では

・巣ごもり時代に戦略を「短期」「中期」「長期」で考える際のポイント

・巣ごもり消費で「売れるもの」「売れるサービス」

・巣ごもり消費対策ネット活用法や「売れる販促物」のつくりかた

がまとめられています。

 

 

前提条件として書籍の中で何度も

「巣ごもり期間の長さによって大きく変わる」

とご提唱されているので、それを頭に入れて読み込むことがポイントです。

 

 

具体的にはP152で

「これらの近未来的なトレンド予測は、巣ごもり期間の長さによって大きく変わる。

 

厳しい自粛期間が2~3年続けば生活習慣も大きく変わり、新たなトレンドが次から次へと生まれてくる。

しかし数ヶ月で自粛期間が終われば、新型コロナウイルス がインフルエンザのような扱いになり、コロナ禍前とトレンドが変わる可能性も低い。

 

(中略)

 

近未来の話をそのまま真に受けるのではなく、「この方向にトレンドが向かっていく」という距離感で情報を掴むことが、予測をビジネスチャンスにつなげるために必要な情報収集といれる

 

と書かれています。

 

 

 

特に私が勉強になったのは

・人の感情のパターンや、国の施策を整理していること

・売れるサービス業界別でサブスクリプションの具体例

です。

 

 

 

・売れるサービス業界別でサブスクリプションの具体例(P168)

 

「毎月さまざまな食材やお酒が届く」「月替わりで花や観葉植物が届く」など、

混沌とした日々に楽しみを見出すサービスは、サブスクリプションとして注目が集まる可能性が高い。

 

というのが消費者目線でも確かに「面白そう!」と心がときめきました。

 

 

 

実際にあるサービスは書籍の中では紹介されていませんが、

私が知っているものだと以前、Instagramでご紹介をした

 

お花の定期便|Bloomee LIFE(ブルーミーライフ)さん

 

 

サンクチュアリ出版 年間購読メンバー クラブSさん

 

が頭に浮かびました。

 

 

 

サンクチュアリ出版さんの

自分で選ばない本がランダムで送られてくるサービスは

好みではないものが来てしまうかもしれないリスクも若干はありますが、

 

それ以上にアンテナを貼っていないからこそ

いつもの自分では出会えなかった出会いがあるかもしれません。

 

 

そういう点は、ランダムで送られてくるからこその特権であり

魅力だなと思いました。

 

私も何かを申し込もうか

もう少し検討してみようと思います。

 

 

 

・厳しい状況を打開する基本戦略とは(P173~)

私の周りの方々でも多いのはサロン業。

 

お客様と長時間の接触が必要なビジネスなので

三密を考慮すると確かに厳しいとは思うのですが、

書籍にも書いてあることで強く納得したメッセージがあるので引用します。

 

「人と人の接点が大きいビジネスは、心理的に強い快感を残し

その快感はかんたんに忘れられない仕組みになっている。

 

肩こりをマッサージで解消させた快感、

ネイルをしてもらった高揚感、

ヘアカットをしてもらった時の喜びなど、

日常的に商品を買ったり、サービスを提供されたりする感動とは違い、

麻薬的な魅力があるのが、人と人との接点が大きいサービスの特徴といえる。

 

このような特異的なサービスは、感染リスクが多少あったとしても、

我慢できずにお客様が足を向けてしまうところがある。

 

理性よりも快感の方が記憶に残っているため、

ある一定数のお客様は、たとえ自粛要請が出ていたとしても、

サービスを受けたい欲求から逃れることができない。

 

と書かれていました。

 

 

 

ここは私も一消費者として非常に頷きながら読んだところで、

最近もお世話になっているサロン・龍美さんへ行ってきました。

 

 

セルフケアを気をつけていても疲労は溜まるので、

150分の全身コースでじっくりと疲労を取り除いていただき

施術の最後には気がついたら寝落ちをしていてぐっすり。

 

そのあとの身体の軽さと言えば

もう睡眠やセルフケアの比になりません。

 

まさに快感の記憶が残る、というものですね。

 

 

 

 

著者の竹内さんは続けて

「極論を言えば、感染対策の内容よりも、

健気にお客様の来店をスタッフが待っている姿を見てもらうことの方が大切である。

 

店頭の看板に「感染対策をしています」と書いていても、お客様の心を動かすことはできない。

 

自分がいつもお世話になっているスタッフが、

必死にがんばっている姿を見てもらうことで、

そのお店の感染対策の付加価値を高めることができるのである。

 

お客様の「応援したい」という心を動かす情報発信を

まめにおこなうことが、売上回復の原動力になる。」

 

と述べられていました。

 

 

 

なのでここでは、どうしたら人の心を動かすことができるのか?

ちょっと考えてみたいと思います。

 

 

みなさんは、最近、心が動いた発信は何かありましたか。

もしくは発信までいかなくてもエピソードはありましたか?

 

 

私はこのテーマで考えた時に2つありまして・・

 

一つはあるサロンオーナーさんがSNSで

今の仕事のこだわりを本気で伝えていて

どれほどお客様のことを大切にしているか

今に集中しているかをまっすぐに伝えていらっしゃったのです。

 

その言葉はどこかから持ってきたものではなく、

ご本人さまが自分の人生の中で培われたもので

自分の仕事のスキルアップの経験や

お客様とのコミュニケーションの経験など

全てがベースにあって、自分の言葉で話しているような内容です。

 

 

だからちょっと長めでも

他では読めない文章であり、

「私も頑張ろう!」

と思わせてくれるので

気になってつい読んでしまいました^^

 

 

 

もう一つはもう1ヶ月以上前になりますが

井伊 巧君(8歳)という子役の子のお手紙です。

 

 

 

引用

https://twitter.com/takumirose1/status/1286879970938064896/photo/1

 

Twitterでリツイートされていて流れてきました。

 

三浦さんのファンか否かということに関係なく泣けてしまいます。

三浦さんがすごく優しくてかっこいいお兄さんだったのが伝わってきます。

 

 

お二方の文章を読み込み

「なぜ心が動いたんだろう?」

「なぜ感動したんだろう?」

と考えた時に、気がついたのは

具体的にエピソードが書かれていたからでした。

 

 

例えば巧くんの文章が

「春馬さん、たくさん優しくしてくれてありがとうございました。

だったら、

読者である私たちはシチュエーションのイメージができません。

 

 

けれど巧くんが自信がない時に、

(三浦さんはそれを察していたのだと予測できますが)

誰もいないところで二人きりで

優しい言葉をかけてくれていたことが

この文章から読み込めます。

 

きっとあの爽やかな笑顔で

巧くんのいいところをたくさん褒めていたんだろうなと、

その度に巧くんは支えられていたんだろうなと

読み取ることができます。

 

そんな情景が頭に浮かびませんか?

 

 

だからこそ、何かを伝えたいときは

具体的に書く。

 

 

キャッチコピーではない限り

文章での気遣いは、丁寧に書くことではないかと思うのです。

 

それによって、まだサービスを受けていないけれど

繋がってくださっている方の心が動くかもしれません。

 

 

スキルは相手が受けてくれて初めてわかるものです。

でも、想いはまだ接点がない方にも

自分次第で伝えられます。

 

 

私のメールマガジンやブログは、

「なぜ無料でこれだけの情報をくださるのですか?」

とご連絡をよくいただきますが

 

女性が自分らしいことを仕事にして

人に貢献し、自分もやりがいや幸せを感じる社会にしたいからです。

 

そこで貴重な時間で読んでくださっている方が

少しでもヒントになり

ビジネスにプラスになれば、と思い書いています。

 

 

なので何かピンときたことは

ぜひご実行いただけたら嬉しいです。

 

 

 

 

書籍の魅力はこれだけでは止まらないので

ぜひ手にして読んでみてください^^

 

私は今週、研修が2日

コースレッスンのお客様とのレッスンもたくさんあり

また1週間頑張ります^^

 

 

では本日もご一読をありがとうございました!

上村菜穂 プロフィール

女性集客講師

〝SNS初心者でも半年で月10名を集客できるメディアづくり〟をコンセプトに
自身の開催イベントでは女性を延べ1,000名以上集客してきた。

そのノウハウを法人・コミュニティ向けに東京・大阪・福岡をはじめとした全国で
延べ2,000名以上に向けて講演活動をするほか、
女性起業家向けの集客・PRコンサルティングを主軸に事業を行っている。

Google、Yahoo、いずれもの検索エンジンの『女性集客 インスタ』にて1位を独占。


ライターとして、20代女性向けの集客やPRを強みに、2015年に学生から個人事業主として独立。
14歳でメールマガジン20,000人・恋愛部門1位を取得。歴代最年少記録。

女性が自分らしいことを仕事にして、豊かなライフスタイルを送れる社会をつくるべく、今後は女性起業家のコミュニティー形成を目標にしている。

■主なメディア・法人実績 (敬称略)

・研修講師
「楽天大学」(株式会社楽天)
「ロートビューティーマイスターへSNS集客&プロモーション研修」(ロート製薬株式会社)
「お客様から愛されるSNSのお作法
〜集客UPにつなげるプレミアムレッスン〜」(秋田県信用保証協会 創業支援チーム 女性創業支援 チームポラリス)
半年間のサロンオーナー様向けアカデミー研修講師(株式会社UTP)
女子大生向けの人生設計を講演(株式会社サイバーエージェント)(株式会社マイナビ)など。

・ライター
「by.S」(株式会社サイバーエージェント)、「起業サプリジャーナル」(株式会社ネオキャリア)、「GOLMAGA」の女性向け企画・ゴルフ美人インタビューの企画、インタビュアー(東急電鉄)、福島 震災復興取材(近畿日本ツーリスト)、「家事大学」(株式会社ベアーズ)など。

・その他
秋田魁新報社(2019/10/26、2019/10/30)掲載
「おはよう日本 まちかど情報室」(NHK)
2016年五月祭にて「教育のできない人は起業を諦めなさい」(東京大学)
会員数34万人の日本最大級Webメディア『Schoo』に出演など。

 

♢詳しいプロフィールはこちら

プロフィール

 

———————

♢メールマガジン

1,000名以上の集客経験から女性集客ノウハウをお伝えする無料登録プレミアムメールマガジン

『SNS初心者でも半年で月10名集客ができるメディアづくりの秘訣』

 

♢お仕事依頼のお問い合わせ

→講演・ライター・インタビュアー・講師等のご依頼、ご相談をお待ちしています。