個人で仕事をして、しっかりと価値を提供したいと思うものの、

自分のビジネスを諦めたくなったことってないでしょうか?

 

 

私は正直、何度もあります。

 

(正確に言うと、「辛い、やめたい。」という気持ちと

「でもここで逃げたくない!」という相反する気持ちでの葛藤でしたが)

 

例えば私は、個人プレイヤーになってしまいがちなので、

年下で上手くチームを作れている人を見て

「みんなが簡単そうにできていることが、私にはできない!」

とさみしくなったり。

 

「どうやったら仲間ってできるのかな?」

「私って協調性があまりないのかな?」

と思ったり。

 

 

努力をしても営業が上手く決まらなかったり、

ビジネスパートナーができたかと思いきや

その人の目的が違うところにあったと知って残念だったり。

 

 

こちらが好意だと思ってしたことが、相手の担当者の方にマイナスに伝わってしまって、

「そんなつもりでしたのではなくて、喜んでほしかっただけなんだけどな」

と切なくなったり。

 

まぁ色々とあったのですが、

「逃げたい」と思っても「逃げる!」とはならなかったのはなんだろうと考えてみたのです。

 

 

1、喜んでくださったお客様たちのことを思い出す

一番大きな答えはシンプルで

「自分のしたことで幸せそうに笑顔でお礼を伝えてくださったり、

事後報告をくださるお客様がいるからだな^^」

と思ったのです。

 

この瞬間が本当に幸せで、

「そうか、私が伝えたことってこんなに喜んでもらえるんだ!」

と思うと嬉しくて、嬉しくて。

 

何度もそういう経験をさせてもらうと

仕事のいっときのスランプにも自分の感情が左右されず

「今は守りの時期なだけ。だから、ここでしっかり見直して、準備して、冷静になって次に備えよう」

と割り切れるようになりました。

 

なので、お客様の存在はすごく大きいなぁ、心の救いだなぁと思うのです。

 

 

2、自分が仕事を始めた原点を見つめ直す

もう一つ自分と向き合う上で大事にしていることは

そもそも自分がどうありたいのか。

 

・なんでこの仕事を始めようと思ったんだろう?

・この仕事を通して、何がしたかったんだろう?

そんなふうに思っていると、初心をふと思い出すことがあります。

 

私はインタビュアーのお仕事もしていたり、

今でも女性起業家さんのお仕事の原点を聞く機会が多いのですが

きっかけを語る時のみなさまの真剣な目やキラキラした表情はとっても素敵です。

 

そして似たような事業をしていたとしても、

ストーリーは千差万別。

 

ご自身の人生の中で触れ合ってきたもの、見てきたものから

熱い想いをカタチにしようと動いていて、

動いて努力しているからこそ苦しいこともあるんですよね。

 

 

例えばマラソンがわかりやすいのですが、

マラソンで苦しいと分かっている42.195kmに挑戦しているから苦しいわけで、

苦しい先の喜びは挑戦しているその人たちだけが知っていて。

でも私はマラソンは出たことがないので、

その努力をしていないので、その苦しみが存在しません。

 

 

ビジネスもそれと同じで、

やりたいことがあって、自分で描くから大変なこともあると分かっているけれど挑戦して

挑戦しているから、した人だけが味わえる達成感の前に

苦しいことがあるのだと思いました。

 

だから苦しいのは「点」です。今だけではありません。

そんなときには原点を思い出してみるのはいかがでしょうか?

 

 

3、自分が手助けできる周りの人に親切にしてみる

これも自信がないときにやっていたことがあります。

 

例えば私は、以前、仕事が上手くいかないときに

恋愛でもすごくショックなことがあって、

「なんでこんな傷付くことを言われちゃったんだろう」

ととても悲しくなったことがありました。

 

自分への自信というものも、どんどん沈むばかりだったのですが、

ふと、少し力になれそうな人の話に真剣に耳を傾けて、たくさん頭を回転させて考えました。

 

 

すると、すごく喜んでくれて

感謝の言葉も心に染みて、

相手のことを思えば思っただけ、

嬉しい言葉を言っていただけたことがあったのです。

 

ビジネスではなかったのでお金は動いていなくても

「こんなに喜んでもらえて、自分の存在もこんなに肯定してもらえてありがたいな」

と思いました。

 

なので自信が下がってしまっているときは、

身の回りの人に優しく寄り添ってみることもオススメです。

 

けれどこんなことを書きながら

 

 

実は昨日、すごく反省するべきことがありました。

駅を降りたときに、盲目の男性(60代くらい?)が杖をついて近くにいました。

赤信号が変わると、その男性はなんと、

横断歩道に点字がなかったので

逸れて斜めに行ってしまったのです。

 

幸い、車は赤信号で動いていなかったのですが。

「どうしよう、危ないから声をかけなきゃ!」

という気持ちと

どこか恥ずかしくウジウジしていて

周りの人たちも、その盲目の男性のことを見て、戸惑っていました。

 

「どうしよう、もう赤に変わっちゃうから本当に声をかけなきゃ!」と思ったそのとき。

一人の、もしかしたら学生さん?という雰囲気の多分20代男性が

さっーと走って行って、その男性に声をかけていたのです。

 

会話はもちろん聞こえなかったのですが、

手を引いて歩道に連れてきてあげて、

その後もエスコートをしてあげていました。

 

若い男性の勇敢で思いやりのある行動を目の当たりにし、

私は何も言えないし動けない一人だったので

こういうところはまだまだだなと、

人間力に非常に反省している昨日、今日です。

 

知っている人、話している人だけではなく

困っている人に対して、次はすぐに動ける人になろうと肝に銘じました。

 

あと、こうして動けなかったのは、

ちょっと困っているかも?という人に

常日頃からすぐに声をかけられない自分がいたからだとも思いました。

 

この盲目の方の、それこそ事故に遭ってしまうかもしれないくらいピンチのことでなくても

ちょっと困っていそうな人に出会す事、

もしくは相手が気が付いていなさそうな事ってありますよね。

 

そういうことを目の当たりにしたときに、

すぐに動ける事ばかりではないから

いざというときに勇気の一歩が出なかったんだと。

 

こんなに長々と後悔するくらいなら

やっぱり日頃から知らない人にもアンテナを貼って

親切でいられる人になりたいと改めて思いました。

 

 

4、信頼している人に話を聞いてもらう

やっぱり最後はこれです。

 

自分だけで解決ができないときは、
周りの人の力を借りてしまいます。

だから事業を一緒にしているか否かに限らず、

同じように夢や目標を持っている人との繋がりって大切だなと思います。

 

あとは尊敬している人にも、声をかけられるくらい信頼関係ができているか。

・尊敬をしているけれど、信頼関係ができているというまではおこがましい

という付き合いもあれば

・尊敬もしているし、信頼関係もできている

と思える付き合いもあるのではないでしょうか。

 

そして、何かピンチのときに、誰でもの意見に振り回されては大変ですし

アドバイスを欲しけれど友達ではなく尊敬する人にお願いしたいものです。

 

共感をしてほしい、話を聞いてほしい!というときに友達で

私も友達にはそう思ってもらえたら嬉しいなと思うし、

つい最近は親しくしている後輩が当日急に呼び出してくれて、

「話を聞いてほしい」

と言ってくれた時はとても嬉しかったです。

 

 

しかも

「いつも話を聞いてほしいって思うときに、友人や後輩にお願いしちゃうんですよね。

けれど私は今、変わらなきゃいけない、変わりたいタイミングなので

何かしない挑戦をしようと思って、

今までできなかった先輩に話を聞いてもらうことに挑戦しようと思いました!

 

それで菜穂さんに声をかけたのですが、

こんなに飛んで来てくれて本当に本当にありがとうございます( ;  ; )」

と言ってくれて。。

 

 

嬉しくって

「あ!  そんな意図も知らずに、私が来たということは初挑戦に成功だね^^

と二人で笑い合っていました(◡•〟)

 

 

これは自分が相談する側の時も同じで

尊敬している人とどれくらいの関係性なのかは

悩みがあったときの解決スピードが大きく左右されるのではないでしょうか。

 

そのためにも、日頃から相手に喜んでもらえることをしているか。

ぜひ意識したいものですね。

 

 

今回はPRのノウハウではなく、マインド系になったのですが

最近はマインドのご相談もいただくので久しぶりに書いてみました。

 

いかがでしたでしょうか?

 

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上村菜穂 プロフィール

女性集客講師

SNSで月間20名以上の新規集客を行っており、そのノウハウを法人・コミュニティ向けに講演活動をするほか、女性起業家向けにコンサルティング主軸にしている。

Google、Yahoo、いずれもの検索エンジンの『女性集客 インスタ』にて1位を独占。

ライター活動はサイバーエージェントが運営する月間訪問者数が500万人以上、Facebookファン数が40万人以上のアラサー女性向けメディア『by.S』、ネオキャリアが運営する『起業サプリジャーナル』等で担当。

20代女性向けの集客やPRが得意なライターとして、2015年に学生から個人事業主として独立をした。

 

14歳でメールマガジン20,000人・恋愛部門1位を取得。歴代最年少記録。

『楽天大学』にてライティング講師、東京大学・学園祭2016年で『教育のできない人は起業を諦めなさい』にて女性唯一のパネラーに選出され登壇、会員数34万人の日本最大級Webメディア『Schoo』に出演するなど、登壇は延べ1,500名以上の前で行う。

自身の開催イベントでは女性を延べ900名以上集客してきた。

女性が自分らしいことを仕事にして、豊かなライフスタイルを送れる社会をつくるべく、今後は女性起業家のコミュニティー形成を目標にしている。

 

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