オンラインがどんどん主流になる社会で、

いざ発信をしようと思っても

なかなか文章がうまく書けない…というご相談を多くいただきます。

 

そこで今回は

『読まれる文章を書くために必要な4つの要素』

ということでご説明をしていきます。

 

 

そもそも読まれる文章とは?

まず結論、

・ご自身が好きな人の発信

・興味、関心のあることに対する発信

ではないでしょうか。

 

どんなに文章が上手い人の文章であっても

自分が興味のないことを語られては、

よほど好奇心の強い人でもない限り

「つまらない」と感じてしまい、読みません。

 

例えば私は苦手な食べ物で

「ジャンクフードとラーメンとビール」

と答えます。

 

それぞれ熱狂的なファンがいるもので

ラーメンに関しては

「ラーメンのよさが分からないなんて、菜穂は人生の半分を損しているよ!!」

と友人に言われたことがあるくらい。笑

 

でもラーメンが悪いわけでもなく、

ビールやジャンクフードが悪いわけでもありません。

 

ただ私の好みに合わないので、

ラーメンのことを永遠と語られても、文章が綴られていても「読みたくないな」と思ってしまう

ただそれだけのことです。

 

 

つまり、作家さんを目指すのであれば

〝いい文章〟の定義があると思いますが

集客をする上ではみんなにとって〝いい文章〟は存在しないと考えています。

 

むしろ伝えたい人に伝えることができる文章が〝いい文章〟なのではないかと思うのです。

 

では自分が発信をする時にどのようなことに気をつけるといいか。

 

私が思う人に読まれる文章とは

1、思考力

2、表現力

3、リサーチ力

4、想い

 

つまり

人に読まれる文章=思考力×表現力×リサーチ力×想い

です!

 

 

その中でも2つのことを詳しく解説します。

 

 

文章力とは考える力。書けない人は考える時間が短すぎる。

まず、思考力です。

ベストセラー『嫌われる勇気』でライターを努めた古賀史健さんは

自著『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の中で

「文章力とは考える力だ!」

とご提唱されていました。

 

私も言語化こそできていなかったのですが、

すごく共感しました。

 

なぜなら何をどのように伝えたら、

読み手にとって価値のある情報になるか考える。

自分ならではのオリジナリティな情報になるように考える。

とにかく考えているからです。

 

 

よく

「文章が書けません」

と言う人の多くは、

書こうと思っている文章に対して思考している時間が少なすぎるケースが非常に多いのです。

 

 

ちなみに私は毎週月曜日にメールマガジンを書くと決めているので

金曜日あたりからメールマガジン のことで頭の中を占める割合が増えます。

 

つまり

考えている時間 > 書いている時間

なのです。

 

 

文章も結構長めですが、

書いている時間の3倍以上の時間は考えているように思います。

 

また、考えるからこそ

文章に価値が生まれるのです。

 

 

例えば今回の4つの要素は

今の私なりの視点で考えてまとめましたが

これがGoogleに落ちているような情報だったら

読み手の方の時間を無駄にしてしまいます。

 

だからこそ、面白い情報を伝えられないか考えるのです。

 

「考えると時間が取られて他のことができません」

とおっしゃる方もいて、お気持ちはよくわかります。

 

 

しかし、

考えたものは自分の資産になる

と感じています。

 

ビジネスはよほど珍しいキャリアではない限り

同じような職業の人がいるはずです。

ということはお客様は商品やサービスの提供者を選ぶことができますよね。

 

すると何が起きてしまうか。

それは聞いたことのあることしか伝えられない人は

 

人の記憶に残らないのです。

みなさんもそうではないでしょうか?

 

 

しかし、自分の言葉で何か定義を伝えてくれたり

価値観をシェアしてくれると

「こんな考え方があるんだ!素敵だな」

と共感する人が集まってくれます。

 

なのでもし、

「文章を書こうと思ったけど書けない!」

と思う方は

心に手を当てて考えてみてください。

 

書こうと思って本気で考えましたか?

 

本気の程度は人によると思いますが

例えば私はこの記事を1-3時間くらいかけて書いています。

 

1時間かけて書くときは

3倍の3時間以上、思考しています。

 

騙されたと思って3時間考えて見てください。

何も書けないことはないはずです。

 

 

文章の本質は〝伝える〟。本気で伝えるには伝えたい想いが重要

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次にお伝えすることが『想い』です。

私はあまり使いませんが、『情熱』という言葉に置き換えてもいいと思います。

 

なぜ『想い』が大事かと言うと

どんなに敏腕なライターさんであっても

知識や経験のないものでいい文章(伝えるべき人に伝わる文章)は書けないからです。

 

それよりも誤字脱字はあるけれど、一生懸命想いが込められている文章

ついつい最後まで読んだことはありませんか?

 

 

たまにTwitterでいろんな人に拡散されている

子供のお手紙にどこか心が打たれたり…

想いがこもった文章というものは

届くべき人の心を必ず動かします。

 

文章というより、言葉の力という方が正しいですが

文章や言葉に限ったものではなく、

人の本質のようにも思いますね。

 

例えば私は以前、マカロンをお家で手作りしてプレゼントをしました。

 

が、すごくお菓子作りが上手いわけではなく、

細かいところには細かいけれど、

割と大雑把なところは大雑把なので

案の定を超える以上にグチャグチャに・・

 

お菓子の中でも難易度がかなり高いマカロンは

自分でもここまでグチャグチャのマカロンができるとは思わなかったのですが

「もう一生、作らないだろうな」

と思うほど悲惨でした。

 

 

しかしそんなグチャグチャなものであっても

心を込めて作ったので

プレゼントをした相手はすごく喜んでくれたことは今でも覚えています。

 

まさにクオリティは酷いものでも、

心を込めたからこそ想いが伝わった一例です。

 

 

この記事を読んでくださるくらい

勉強熱心なみなさんはお仕事もすごく大切だからこそ

こんなに長文を読んでくださっているのだとお察しします。

 

だからこそ、

お仕事のきっかけやお仕事に対する想い、

自分が新しく作った商品やサービスの開発秘話や、

お客様と喜びを分かち合ったことなど。

 

心が動いた瞬間、つまり感動した瞬間を

文章で書いてほしいのです。

 

型はなくても想いのこもっている文章は必ず伝わります!!

 

 

読んでもらうための文章で気をつけるべきことは?

writing.jpg

想いは必ず伝わる、と申し上げましたが

注意して行ってほしいことがあります。

 

文章を起承転結や結論+理由など

型は気にしなくてもいいので

やってほしいこと…

それは完成した文章の音読です!

 

必ず読んでください。

まず改行をしていないのは自分でも読みたくないですよね。

 

どんなに素敵な内容も台無しで

よほどのファンではない限り読んでもらえないと想定しましょう。

 

音読をして「読みにくい」「リズムが悪い」と思ったら書き直すのです。

 

読みにくい原因はいろいろありますが、

接続詞で同じものを使いすぎると読みにくいです。

 

 

私は癖で「そして」を使ってしまうので、

音読をしては不要なところを削除しています。

 

いかがでしょうか?

文章に対して少しでも「嫌だな」という気持ちがなくなれば幸いです。

 

文章はちょっとやってできるものではありません。

 

私は幼稚園の頃に3年間、毎日、毎日、

母が絵日記を書かせてくれたことが

文章力のきっかけでした。

 

よく泣きながら書いたのは今でも覚えています。

 

そして小学校4年生の頃は

担任の女の先生が大好きで、その先生が

「日記を書いたら先生が返すからみんな書いてね!」

と言ってくれて、私は毎日書いては先生と文通をするかのように楽しんでいました。

 

この時にもっと文章力を磨き上げることができたので、

今でも先生に感謝をして年賀状を書いています。

 

つまり文章は才能ではありません。

書いて、書いて、書いて、それでようやくできるものです!

ぜひ続けてみてください^^

 

 

人の心を動かすということに関する記事でこちらもおすすめです。

共感マーケティング時代・文章を書く上でテクニック以上に大切な〝あり方〟

 

 

 

上村菜穂 プロフィール

女性集客講師

〝SNS初心者でも半年で月10名を集客できるメディアづくり〟をコンセプトに
自身の開催イベントでは女性を延べ900名以上集客してきた。

そのノウハウを法人・コミュニティ向けに東京・大阪・福岡をはじめとした全国で
延べ2,000名以上に向けて講演活動をするほか、
女性起業家向けの集客・PRコンサルティングを主軸に事業を行っている。

Google、Yahoo、いずれもの検索エンジンの『女性集客 インスタ』にて1位を独占。


ライターとして、20代女性向けの集客やPRを強みに、2015年に学生から個人事業主として独立。
14歳でメールマガジン20,000人・恋愛部門1位を取得。歴代最年少記録。

女性が自分らしいことを仕事にして、豊かなライフスタイルを送れる社会をつくるべく、今後は女性起業家のコミュニティー形成を目標にしている。

■主なメディア・法人実績 (敬称略)

・研修講師
「楽天大学」(株式会社楽天)
「ロートビューティーマイスターへSNS集客&プロモーション研修」(ロート製薬株式会社)
「お客様から愛されるSNSのお作法
〜集客UPにつなげるプレミアムレッスン〜」(秋田県信用保証協会 創業支援チーム 女性創業支援 チームポラリス)
半年間のサロンオーナー様向けアカデミー研修講師(株式会社UTP)
女子大生向けの人生設計を講演(株式会社サイバーエージェント)(株式会社マイナビ)など。

・ライター
「by.S」(株式会社サイバーエージェント)、「起業サプリジャーナル」(株式会社ネオキャリア)、「GOLMAGA」の女性向け企画・ゴルフ美人インタビューの企画、インタビュアー(東急電鉄)、福島 震災復興取材(近畿日本ツーリスト)、「家事大学」(株式会社ベアーズ)など。

・その他
秋田魁新報社(2019/10/26、2019/10/30)掲載
「おはよう日本 まちかど情報室」(NHK)
2016年五月祭にて「教育のできない人は起業を諦めなさい」(東京大学)
会員数34万人の日本最大級Webメディア『Schoo』に出演など。

 

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