「女性を集客したい」

そう願って、一流のセールスコピーライターに依頼をしても

男性をターゲットにしたときよりも成果が出ない…

ということは決してまれな現象ではありません。

 

特に、書き手が男性であればなおさらです。

 

依頼主のあなたが男性であれば

「いい!」

と思った文章でも、いざ広告として使ってみると

「あれ?」

という成果になってしまうかもしれません。

 

一生懸命やっても感覚がズレてしまう。

決して珍しくはないことです。

 

 

では、なぜこんなことが起きてしまうのでしょうか。

 

もちろん同じ女性でも個々人の価値観は異なりますし、論理の得意・不得意は人によってあります。

 

そうした前提があっても、この世に男女の違いを理解しましょうという書籍やYouTube番組は多数存在します。

 

それくらい男女の感覚が違うという問題やニーズがあるから、

『男女脳戦略。――男にはデータを、女にはイメージを売れ』(著者:メンタリスト Daigo)

『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方』(著者:五百田達成)

『話を聞かない男、地図が読めない女』(著者:アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ)

が存在するのです。

 

心理学の世界、特に恋愛の世界では常識のように男女の違いが取り上げられますが、

マーケティング業界ではまだまだ男女の違いを意識されていません。

 

けれど人は論理ではなく感情で好きになります。

この男女の感情の違いを無視して、男性に有効なノウハウでマーケティングをしたところで、

女性の心を動かすことはできないのです。

 

 

競争心を煽るのはナンセンス。女性には◯◯の方が大切な理由

 

ところでみなさんは子供の頃に何をして遊んでいましたか?

 

また、周りの友人や兄弟、それぞれ男女別にどんなことをして遊んでいる人が多かったでしょうか。

 

傾向としては

男子:戦闘ゲーム

女子:おままごと

があったと思います。

 

実際に私の周りでも、男の子は遊戯王のカードゲームやベーゴマをしたり、対戦型のゲームも流行っていました。

しかし女の子は、おままごとをして、人によってはママのお化粧台からコスメを使ったなんてことも…!

 

子供の頃のなんの計算もなく自由なときから、男の子は対戦をしてひとつひとつクリアして1番強くてカッコイイヒーローになることを願い、女の子はみんなと仲良くしながらプリンセスに憧れるのです。

 

 

このようなところからも、男性は幼少期から競争心があったという解釈ができますが、果たして女性は競争心があるような遊びで一般的なものはあったでしょうか?

 

記憶をたどると…

答えはNoのはずなのです。

 

個人差はあるものの、大人になっても傾向としてそれは変わりません。

なので男性に伝えるように、競争心をかき立てることをしても意味がないのです。心を掴むどころか離します。

 

それよりも周りに協調し、共感することを大切に育っているケースがほとんどなのです。

 

ゆえに、ビジネス界や政治界でのリーダーも女性の方が必然的に少なくなってしまうのではないでしょうか。

 

 

女子会から分析をする女性のニーズとは?

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「女子会」という言葉はあっても

「男子会」はおまけのようにできたようなもので、ほとんど耳にしません。

実際に飲食店のネット予約で利用目的に「女子会」はあっても、「男子会」は見かけないのが一般的です。

 

では、なぜ女子会があるのか考えてみたことはあるでしょうか?

ここに女性のニーズが隠されています。

 

 

女子会とはWikipediaによると

「女子会(じょしかい)は、主に女性だけで飲食店などで集会を開き、女性だけで話をする宴会のこと。

下ネタや悪口など男性がいると話しにくいことがあっても女性だけだとストレス発散やそのまま話ができる、という点がメリットとして広まり定着した。」

 

と記載されていますが、

昨今、悪口などのネガティブな話ではなく、ホテルでアフタヌーンティーをしながら優雅な時間を過ごす女子会もInstagramのブームと比例をして広がっています。

 

また、泳がないナイトプールも行列ができるパンケーキをはじめとしたスイーツ会も女性に大人気!

 

男性からすると、ある料理やスイーツに

「その量に対してこの値段?」

とつっこみどころが満載のカフェやレストランでも

オシャレな場所代と見た目が美しいお料理やスイーツに投資をする女性が存在するのです。

 

もはや女子会はストレス発散の会ではなく、まさに幼少期に憧れたプリンセスになる心理が働いているのではないでしょうか。

 

憧れの女性像に近づくために、いつも頑張っている〝自分へのご褒美〟になるものへお金を使うのです。

 

そこに競争は関係ありません。

 

自分がなりたい自分になるために、自分を大切にもてなすために、

お金を使ってその経験や時間を味わいに行ったり、商品を購入したりするのです。

 

 

億単位を売り上げるセールスライターでも、女性向けの商品が売れない理由

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Web集客は一言で括られがちですが、その画面の先にいるのは「人」です。

 

そのため、非常に優秀で億単位を売り上げても、何百万個とセールスをしたセールスコピーを書いている男性のセールスライターさんであっても、その方が女性の自分磨きや自己投資に関して

「そこにお金を使うのは…なんで?」

と思っていては、女性に売れるものは書けません。

もちろん、女性が集まるように表現するのも難しいでしょう。

 

 

高級ブランドのカフェで

スイーツとドリンク一杯に5,000円を支払うことに対して

「5,000円あれば有名な料理人のランチが食べられるのに…」

ではないのです。

 

その空間にいる時間、その空間を楽しんでいる自分に喜びを感じる。

 

サービスが無形であっても、コスパが悪いと言われても

どちらの価値観がいい・悪いではなく、子供の頃から育んでいる価値観なのです。

 

 

 

女性集客で大切な2つのポイントは「共感」と◯◯

だからこそ、女性へのセールスをしたかったらor女性の集客をしたかったら

女性向けのサービス提供の経験数とコミュニケーションの数の双方が重宝します。

 

たとえWeb上であっても、いや、顔が見えず雰囲気が直接伝わらないWebだからこそ、

信頼関係を築ける伝え方や見せ方は重要です。

 

 

どんな言葉に響くのか?

どんな言葉でアクションをしたくなるのか?

どんな言葉では信頼関係を損なってしまうのか。

 

これらを日々、ブラシュアップし続け、

実際に女性向けのマーケティングをし続けているからこそ

提供できるもの、表現できるものがあるのです。

 

 

女性の集客をするため、もしくはセールスするためにはWeb上であっても信頼関係が欠かせません。

 

そのために大切なことが

  • 共感する文章を書くこと
  • 素敵な自分にあなたもなれると伝えること

という2つの傾向があります。

 

 

ここまでで男女の違いにフォーカスをして述べてきましたが、

女性集客やセールスではもうひとつ大切なことが…!

 

気になる方はお気軽にお問い合わせください。

 

 

上村菜穂 プロフィール

株式会社PR NET  代表取締役

SNSで月間20名以上の新規集客を行っており、
そのノウハウを法人・コミュニティ向けに講演活動をするほか、
女性起業家向けにコンサルティング主軸にしている。

Google、Yahoo、いずれもの検索エンジンの『女性集客 インスタ』にて1位を独占。

ライター活動はサイバーエージェントが運営する月間訪問者数が500万人以上、Facebookファン数が40万人以上のアラサー女性向けメディア『by.S』、ネオキャリアが運営する『起業サプリジャーナル』等で担当。

20代女性向けの集客やPRが得意なライターとして、2015年に学生から個人事業主として独立をした。

 

14歳でメールマガジン20,000人・恋愛部門1位を取得。

『楽天大学』にてライティング講師、
株式会社ポーラ、ロート製薬株式会社にてSNSを活用した女性向けのPRとブランディングの研修講師、
東京大学・学園祭2016年で『教育のできない人は起業を諦めなさい』にて女性唯一のパネラーに選出され登壇、
会員数34万人の日本最大級Webメディア『Schoo』に出演するなど、
登壇は延べ2,800名以上の前で行う。

自身の開催イベントでは女性を延べ1100名以上集客してきた。

女性が自分らしいことを仕事にして、豊かなライフスタイルを送れる社会をつくるべく、

再現性のあるPRを探究し続けている。

 

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