今、きっと何もない悩みがない人の方が少ないかもしれません。

学業、仕事、人間関係、金銭面や将来のことなど。

 

なのでその問題を抱えている中で

なぜか解決できないことがある人に向けた記事です。

 

 

 

私自身も、つい先日悩んでいることがあって、

いつもは割と気に留めたことは解決できているorまだ完了形まではいっていなくても、

その解決の糸口になる行動ができていると思っているのですが

(もちろん膨大な時間がかかっているものも多々)

久しぶりにその解決の糸口が理解できない状態に陥ったので

 

 

「問題解決とは何か?」

と考えてみたのです。

 

 

問題解決とは何か?

私の中では

問題に対して、原因を分析して、解決策を導く。

という解釈。まぁそう教わったというのもあるし、高校生の頃に自然とこの流れで考え、陸上競技に取り組んでいたりしていました。

 

 

ちなみに大学生の頃にオススメの書籍ということでなんとなく図書館で手にして、よかった印象だけなんとなく残っている

『世界一やさしい問題解決の授業』を購入し、読んでみました。

 

 

しっかりとした記憶に残っていなかったのは

当時それほど大きな悩みがなかったのか、

ただ知識を使いこなすことができなかったのか…

なんか後者な気がしますが(笑)

 

 

その書籍を読み返すと、そこには(P19)

「問題解決とは現状に正確に理解し、問題の原因を見極め、

効果的な打ち手まで考え抜き、実行すること。」

と書いてありました。

 

 

実行はするものだったので書きませんでしたが、

まぁ確かに実行しないことにはいい計画も意味がない。

 

問題解決の基礎的な考え方はできている。

けれど、私はとある問題の解決ができない。

 

 

 

それはなぜか?

さらにこの課題と向き合っていました。

 

 

なぜか問題が解決できない場合、前提条件がズレている可能性あり

私はこれまで色々と問題解決をしてきたと勝手な勘違いをしていました。

 

 

なぜなら私がしてきた問題解決とは

ある固定のパターン、つまり

自分の好きなことや得意なことの問題解決だったからです。

 

 

例えば高校生の頃なら、陸上で伸び悩んだときに

何がいけなかったのか日記に書いていたり。

 

 

 

しかし、最近悩んだことによって

そもそも問題とは大きくわけて4パターンあるのではないかと思ったのです。

 

  • 好きなことや得意なことの問題(例:努力している中で更に飛躍するためのこと。私の場合は文章に関してや、高校時代なら陸上競技と好んで挑戦していたこと)
  • 直面するまでは関心がなかったことの問題(例:突然の病気など)
  • 嫌いなことや苦手なことの問題
  • 自分の努力ではどうも解決できない問題(例:地震などの天災)

があると思います。

 

 

分類に関しては人間関係でも

「好きな人・無関心な人(どうでもいい人)・嫌いな人」

に分かれるというから問題もそうなるのでは?と仮定してみました。

 

 

(他の考え方があれば教えてください。

ちなみに自分ではどうしようもない問題は、アドラー心理学だと「課題の分離」と言って、自分と他人の課題を分けて考えています。)

 

 

 

問題解決ができないのは

  • そもそも正しい考え方ができない
  • 正しい考え方はできるが、実行に感情が追いつかない。

のです。

 

 

 

そう、これが私の問題解決の定義の

「問題に対して、原因を分析して、解決策を導く。」と、

書籍の

「現状に正確に理解し、問題の原因を見極め、効果的な打ち手まで考え抜き、実行すること。」

の違いが大きく隠されていました。

 

 

これまでの私が意識的にしてきた問題解決は

好きなことや得意なことでさらに向上するための問題解決。

 

なので、実行を自然としていたのです。

 

 

けれどよくよく考えたら、苦手なことは解決しないで逃げてきた人生だった気もします。

それで好きなことや得意なことをやっているような。

 

 

例えば大学では建築学科だったのですが、

デザインをしたり、造ることが苦手だなと気が付いたので

「私はこれではない気がする…他の道にいこう!」とあっさり諦めていました。

 

 

だけど今回直面したのは、

苦手と思っているけれど乗り越えたい課題

の問題解決でした。

 

 

 

嫌いなことや苦手なことの問題解決はどう対処する?

ここでお伝えしたいのは

嫌いなことや苦手なことの問題解決だったとき。

 

 

好きなことの問題解決なら、自分がそのことに真剣であればあるほど

真っ向から解決するために必要なことに向き合える。そして、実行する。

 

 

関心のなかったことなら、

直面してしまった今、自分事になり必死に考えるでしょう。

(その重要度や緊急度にもよりますが)

 

 

最後の嫌いなことや、苦手なことは大切なポイントは

多くの人が論理だけでは解決できない問題のことだと思うのです。

 

 

もちろん稀に、このような問題にも真摯に向き合い、解決できる人たちがいます。

そう、ロジカルシンキングが強い人たちは。

 

 

 

自分で感情をコントロールし、向き合うべき課題に無駄なく立ち向かえる。

 

 

けれど感情を大切にすると言われる女性は特に、個人差はあるものの、

一般的にこういうことができる人が少ない傾向にあると思います。

 

 

だからこそ嫌いなこと、苦手なことへの感情が余計に問題を絡ませる。

 

 

 

 

論理の前に感情で負けて、問題解決ができない というケースもあるのかもしれません。

先日の私もそうだったのですが。

 

 

先日、悩んだことは「嫌いなこと・苦手なこと(正確に言うと苦手だと思われること)」の問題だったので、こうしたものにはどうしてもマイナスの感情が出てきてしまいます。

 

「やりたくない」

「できないかもしれない」

「挑戦するのが怖い…」

など。

 

 

 

なので私が思う、おすすめの方法は

 

そもそもなぜ嫌いなのか?なぜ苦手なのか? を探ることです。

 

 

人間は感情を持っているもの。

うまくこれをコントロールできる人もいるけれど、

そうでなければまずは自分の感情と向き合うことがスタート。

 

 

そうしたらもしかしたら

その分野に関して努力をしている経験が少ないorないから苦手と思っているのかもしれないし、

単なる食わず嫌いかもしれない。

 

もしかしたら…

心の傷、すなわち、トラウマと向き合わなくてはいけないかもしれない。

 

 

私の場合は、解決できなかったある問題とは

〝チームでやることへの抵抗がなぜこんなにもあるのか〟

を考えても分析しきれていませんでした。

 

(→これまでもなんとなく活動はしていたけれど、どこか腑に落ちませんでした。けれど今、納得をして落ち着いているのでこうして記事にしてまとめています。

同じような想いをしている誰かの役に立ったらいいなと思って。)

 

 

 

このことに気がついて、

今までしていた好きなことの問題とは違い、

何か違和感のある問題解決は

〝過去のトラウマに向き合わないといけない〟という勇気が必要なときもある。

ということがわかりました。

 

 

だから自分が望んでいる道を進んでいる人の書籍や

今の時代はyoutubeという便利なものがあるので読んだり観たり。

 

尊敬する人を思い浮かべて

「この人だったらどう考えるんだろう?」

と考えてみたり。

 

 

 

 

私がチームに抵抗がある理由も思い出し、

そのコンプレックをどう解釈をすればいいのか

調べ、考え、わかったことは

〝人に裏切られてしまうことは、よくあることだ〟

ということです。

 

 

そしてそれを、結果を出している人はみな、そうした嫌な過去、傷付くような過去を

「忘れることにしている」という言葉や「次に活かす」など

どんな回答かは個人のキャラクターによるけれど、

みんな未来を見ているということがわかりました。

 

 

 

そしてお世話になっている方が勧めていた、こんな本も手にとってみました。

『日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy』 著:厚切りジェンソン

 

その27個目のWhyが「他人を信じられない」でした。(P94)

他人を信じるかどうかはチョイス

  • 信じない

→孤独で限られた経験しかできないけど確実に裏切られない

  • 信じる

→愛情と経験豊かだけど裏切られる可能性はある

どっちがいい?

僕は(2)だけど、両方の生き方がある。

 

 

 

私の場合は小学生くらいの頃から近い人に裏切られてしまう経験を、

もしかしたら人より多くしてしまったかもしれません。

 

それによって、どこか塞ぎ込んでいる自分がいたのも確か。

自分がこれ以上傷つかないように、つまらないところで閉ざしていたものがあった気がします。

 

(今、振り返って思うのは、自分に非があると思うところは認め、

妬み・嫉妬社会の傾向があるこの国では、それは仕方なかったと割り切るのもひとつだなと。)

 

 

でも、そんな過去に振り回されて、自分で自分を被害者にし続けた未来には何があるのでしょう?

 

 

 

それなら、もしかしたら裏切られることがあるかもしれないけれど、

愛情と経験が豊かな人生を送りたいなと感じたのです。

 

 

 

そもそも裏切られたときに、それが近い人であればあるほどショックは大きかったけれど、自分が正しいことをしていれば、他の誰かは近くにいてくれたもの。

 

このときに誰もいなかったら、それは私が人として間違っていることをしてしまっているはずだけれど。

 

 

だからきっと、真摯に努力をしたり、誠実に行動していれば、

本当に大切な人だけがいてくれると思います。

 

 

人はみんな違っていいのだから、

お互い惹かれるものがある人、共感や尊敬、信頼がある人を大切にすること。

 

 

 

こうした気持ちの整理、感情の整理ができると

今度はしっかりと論理に向き合うことができました。

 

 

 

 

だからもし何かに悩んだとき、立ち止まったときは

まずその問題が何に分類されるのか。

 

 

 

ロジックが得意な人はやらなくてもいいor自然に感情とわけて考えられるかもしれないけれど、

そこについ感情を入れてしまう人には

先に感情を整理して論理で分析、解決をしていくのはおすすめの方法です!

 

 

 

なぜか問題解決ができない人の原因についてのまとめ】

問題解決の定義

問題解決とは現状に正確に理解し、問題の原因を見極め、効果的な打ち手まで考え抜き、実行すること。

(『世界一やさしい問題解決の授業』より引用)

 

 

問題の傾向は人間関係と同じ4パターン

  • 好きなことや得意なことの問題(例:努力している中で更に飛躍するためのこと。私の場合は文章に関してや、高校時代なら陸上競技と好んで挑戦していたこと)
  • 直面するまでは関心がなかったことの問題(例:突然の病気など)
  • 嫌いなことや苦手なことの問題
  • 自分の努力ではどうも解決できない問題(例:地震などの天災)

 

 

問題解決ができない根本の要因は

  • そもそも正しい考え方ができない
  • 正しい考え方はできるが、実行に感情が追いつかない。

 

→前者であるなら正しい考え方の人と一緒に行動するべきだし、

後者ならまずは感情の整理からすること。そのとき、なぜその感情になってしまっているのか向き合うこと。その後、「問題解決とは」の定義に従い実行していくこと。

 

 

悩んでいる、誰かの何かの参考になれば幸いです^^

 

 

 

【information】

お客様の声

お客様の声

 

■Profile

プロフィール