SNS投稿と広告運用に迷った時の基準とメリット・デメリット

「SNSをやった方がいいとわかっているけど

つい後回しにしてしまう・・」

きっと自分で事業を行っている人、行いたいと思っている人の

誰しもが一度は直面した問題だと思いますし、

むしろ今の自分だと感じる方も少なくないでしょう。

しかし今は素敵な商品が世の中に溢れ、

ネットですぐに比較ができる時代です。

地方で地域密着型で行っていれば

口コミで広げる手法もありですが、

店舗ビジネスでも無形サービスでも

知ってもらう母数が多いことに越したことはありません。

認知度を上げる方法で

最もおすすめなのがSNSなのです！

誰でも無料で使うことができ、

チャンスが多く潜んでいます。

私もたくさんの有名企業様とお仕事をさせてきましたが、

SNSやHPからのご縁が8割以上なので

「SNSをやっていなかったら、どれほど機会損失をしていたのだろう」

と恐ろしくなります。

そこで今回は広告と比較をしながら

SNSはどんな人に、なぜ適していると思うのか？をお伝えしていきます。

読み終わる頃には

「SNSをやろう！！」

そう思ってアクションを起こしてほしいので、私も頑張ってお伝えをします＾＾

【メリット】広告の特徴は資本力があれば、スピード勝負をしやすい

一言で広告と言っても、その種類は豊富で

・マスメディア広告（TVのCMなど）

・Web上の広告（ブログやYahoo!メールなどの端に掲載、SNS広告など）

ありますよね。

どの広告にしても共通していることは、

・お金を多くかけた人・企業が有利であること

・ターゲティングの精度が年々向上していること

・LPをはじめとしたWebマーケティング次第では、即効性があること

です。

また、何の広告を使うのか、誰に依頼をするのか（自分で行うのか）にもよりますが、

費用がかかることは否めません。

いくらかかるのか？

気になるところですよね。

私は広告のプロではないので、調べてみました。

【デメリット】広告はバックエンド商品が高額&成約率が高くないと赤字になるリスク大！

業界によってと、どのようなコンテンツを

誰が運用するのかで相場は変わりますが

「1人の見込み客の方のリストを集めるのに、3,000円ほどコストがかかる」

とおっしゃっていたり、

テクロ株式会社さんが運営する『Techro』の

『リード獲得単価とは？相場や単価を抑えるポイント5つを紹介』

ではリード＝自社商品・サービスの見込み客になる可能性があるユーザーを集めるのに

1人あたりメディア広告 　5,000～10,000円と明記されていました。

もう少しわかりやすく言うと、

例えば1人のお客さんに認知をしてもらい

LINE公式のお友達追加をしてもらうのに5,000円かかるとします。

この段階では、まだ見込み客（という言い方は個人的にあまり好きではないのですが、わかりやすくするためにこのように書きます。）であり、

実際に購入をしてもらえるかわかりません。

ですが、買ってもらえるかわからない

ここまでの段階で1人あたり5,000円かかるのです。

見込み客を

10人集めるには50,000円

100人集めるには500,000円。

もしもこの記事を読んでくださっているあなたの成約率が1%だったら

1件契約をするのに、500,000円の費用がかかります。

ということは、バックエンドの商品が

数万円では大赤字になってしまいますね。

最低でも700,000円くらいの商品は買ってほしいところです。

この話を知った上で、

「このくらいのお金なら、もう少し色々と調べて検討してみよう」

そう思える人は広告も素晴らしい手段になると思います。

しかし

「えっ…広告ってこんなに高いの？」

と思ってしまった人は、広告向きではないでしょう。

そうなるとオンライン上で認知度を上げるために最適なのは、

やっぱりSNSということになります。

広告のターゲティング精度はAIにより年々向上！

とは言え、広告もいいところはもちろんあります。

AI技術の進化と共に、

どんな用語で検索しているのか？

何をどのくらい見ているのか？

をSNSでもGoogleやYahoo!の検索エンジンでもストックされていくので

ターゲティングの精度に関しては上がっています。

誰かのブログを見ていると、

先ほど自分が検索をしたECサイトが表示される・・

そんなことが日常茶飯事ではありませんか？

私はつい昨日も、この広告で

10,000円の商品を購入してしまいました。

欲しいものを何度も見えるところに表示して

忘れないようにしてくるから、なかなかしぶといものです。笑

さらに最近では、特にTikTokで広告とわからないほど

コンテンツとして魅力的な広告があることも。

「面白いな」「素敵だな」と見ていると、

左下に広告と表示されていた・・ということが何度もあります。

なので私は一概に広告が悪とは思っていません。

ターゲットを決めて必要な人に届けば、

それはノイズではなく有益な情報になります。

時間をコストカットできるのも大きな魅力でしょう。

お金持ちの人が電車移動ではなく、タクシーで移動をする。

電車とタクシーのどちらがいい・悪いではなく

あなたの生活に合っているものはどっち？ということが大切なのです。

広告はお金がある人の方が有利。

それは変わらないことなので、

一個人が売上規模の異なる企業と同じ市場で広告を行うのは

厳しい壁がいくつもある。

どちらがいい、悪いではなく、

自分に合う手段は何か？を見極めることが重要です。

【メリット】SNSの特徴は過去のコンテンツも資産になる！

Instagram、Facebook、Twitter、TikTok、YouTubeなど

SNSは無料で誰でも使えることが魅力的ですよね。

そしてコストカット以上の魅力が

SNSにはたくさんあります！

・コメントで双方向のコミュニケーションをとることができる

・これまでの投稿もストックされるので、トータルで資産となる

・価値観の合う人と繋がれる

など。

これらが叶うのに無料だなんて、

とっても魅力的ではないでしょうか？

一つの投稿をきっかけに

タイムラインからほかの投稿を見てくれて

過去の投稿も資産になります。

この現象は、しっかりと魅力的なコンテンツを

発信し続けることが前提ではありますが…

発信には労力がかかることは否めません。

これはSNS運用のデメリットでしょう。

しかし時間をかけて良質なコンテンツを生み出すと

後から大きな後押しになります。

例えばInstagramで保存したくなる投稿を見つけた時に、

プロフィールに飛んで見ると

ほかの投稿は全然違った・・となるとフォローしませんよね。

でも保存したコンテンツと似ている素敵な投稿がたくさんあれば

「これからも見たいな」

と感じ、フォローするのではないでしょうか？

（特にSNSよりもブログの方が、以前書いたコンテンツの評価がされやすいのですが）

タイムラグでこれまでのコンテンツも、ファンを増やすきっかけになり得ます。

発信者としてSNSを扱う場合は

自分の投稿が、届けたい人への有益な情報発信になっているか？

いくらSNSを活用していても

「宣伝っぽい・・」と思われてしまうと、嫌われてしまうので

有益な情報　＞＞＞　宣伝

くらいのイメージがおすすめです。

そういえばYouTubeは有料会員にならないと広告が表示されてしまうので

YouTube広告にストレスがあるという声も少なくありませんね。

いかにも

「企業の広告！」

という、TVCMと同じようなものが流れてくるからでしょうか。

一方、TikTok広告は投稿に馴染んでいるものが多く

Instagramも徐々に馴染んでいるものが増えているように感じており

私もつい昨日、美術館で開催される期間限定の情報が広告として投稿されていましたが、

広告と分かっても見たくなりましたし、むしろすぐに保存をしました。

発信をする上で大切なことは

・誰に

・何を

・どのように伝えるのか。

この基本の原則は変わりません。

広告かSNSかはあくまで手段であり、

広告をかけられる資本力がある人は広告も選択肢として前向きに検討すればいいと思います。

長期的な資産価値があるのはSNSであると考える理由

やっぱり私はSNSを活用したい人を応援していきたいです。

一昔前は、資本力がある人しか認知を上げることができなかったのに、

SNSが現われたことによって、そして社会に馴染んだことによって

個人や小さな企業でも認知度を上げることができるようになりました。

そう思うとこのチャンスを生かすために、

「なんとなくの発信・・」や

そもそも発信をしないことがいかにもったいないことか。

一部の人しかできなかったことが、今では自分次第でいくらでもできる。

これって本当に素晴らしいことですよね。

ところで、

目標を掲げた人が諦めるまでに挑戦した回数、

つまり平均挑戦回数はどのくらいかご存知ですか？

答えは

0.8回です。

これは『思考は現実化する』の著者である

ナポレオン・ヒル氏が3万人を対象にして行った実験結果だそうです。

0.8回というのは、ほとんどの人は1回も挑戦しないでやめてしまうということです。

ここまでご一読をしてくださった方には、

「自分の商品やサービスを知ってもらうことに最適な手段は何なのか？」

「それができないと、本来受け取れるべきお客様と、

ビジネスを続けたい自分自身がどうなるのか？」

を考えていただきたいです。

そしてぜひ発信を継続する、という挑戦をしてほしいです。

発信をすることの価値が腑に落ちるようにわかった人の投稿の質はグッと高まります。

その上で、何を発信したらいいのか？

自分の文章の何が良くないのか具体的に知りたい

という方はメールマガジンの読者様限定の個別コンサルティングにお申込みください。

受講した方からは

「プロに聞くことによって、自分では予想をしていなかった問題点が浮き彫りになりよかったです！知らなければ多くの時間を無駄にしてしまうところでした」

というようなご感想を多くいただいています。

では本日もご一読をありがとうございました！

上村菜穂　プロフィール

株式会社PR NET 代表取締役

〝広告費をコストカットして理想のお客様が集まるSNSづくり〟をコンセプトに
自身の開催イベントでは女性を延べ1,200名以上集客してきた。

そのノウハウを法人・コミュニティ向けに東京・大阪・福岡をはじめとした全国で
延べ7,200名以上に向けて講演活動をするほか、
女性起業家向けの集客・PRコンサルティングを主軸に事業を行っている。

ライターとして、20代女性向けの集客やPRを強みに、2015年に学生から個人事業主として独立。
14歳でメールマガジン20,000人・恋愛部門1位を取得。

女性が自分らしいことを仕事にして、豊かなライフスタイルを送れる社会をつくるべく、
集客・PRの再現性あるノウハウを構築中。