昨年度から力を入れている
〝2カ月先まで予約が埋まり10年先も支持されるセラピストになる〟
をコンセプトにしたセラピストさん向けの半年間のスクールを行なっています。

つい数日前に講師3人で座談会を行いました。
その中でも印象に残っているトークテーマが
「令和の情報過多時代に、なぜコンサルや先生から学ぶためにお金を払うのか?」
「どんな人がスクールで学ぶと成長できるのか?」
を話しました。

そのお話がこれからどこかの環境で学ぼうとしている人の参考になると思いましたので、こちらでもシェアします!

 情報収集だけでは乗り越えられない3つの壁

情報の整理と優先順位がつけられない

XやInstagram、YouTubeを開けば
「SNSマーケティング完全攻略」
「売上10倍にする集客術」
「今すぐ使える心理学テクニック」…
無数の情報が目に飛び込んできます。

どれも有益で、どれも「今すぐやるべき」と言っています。
でも現実的に、一人起業家が全部を同時に実行することは不可能です。

ある受講生さんは最初の面談で、こんなことをおっしゃいました。
「ハッシュタグは何個つけたらいいですか?投稿頻度は週に何回がベストですか?」
一見すると具体的で良い質問に聞こえます。

でも実は、この質問自体が「情報に振り回されている状態」を表しているのです。

なぜなら、ハッシュタグや投稿頻度よりも先に決めるべき重要なことがあるからです。
それは「誰に」「何を」「なぜ」伝えるのかというコンセプト部分。

情報があふれているからこそ、「今の自分にとって最も重要なのは何か」を見極める力が必要になります。

自分に最適化された判断材料がない

YouTube動画やショート動画は、多くの人に向けて作られています。書籍も同様です。
でも、あなたのビジネスは世界に一つだけです。

同じ「セラピスト」でも、リラクゼーション重視の方もいれば、結果重視の施術をされる方もいます。
立地も、ターゲット層も、これまでの経験も全く違います。

一般的な情報を、あなたの状況にどう当てはめるかは、あなた自身で判断するしかありません。

「心と体を癒すセラピスト」

お気持ちは素敵ですが、これでは他の多くのセラピストと区別がつきません。
でも、どう差別化すればいいのか、一人では答えが見つからないのです。

同じ「リラクゼーション」を提供するセラピストでも、
例えば「3人の子育てママの疲れを、短時間で確実に取り除くスペシャリスト」
というコンセプトに変更したら、特定のお客様から「これ、私のことだ」とわかりやすくなりますよね。

この「あなただけのコンセプト」は、一般的な情報からは導き出せません。

感情的なブロックが解消されない

おそらく、これが最も大きな壁かもしれません。座談会でも以下のようなトークをしました。

「ビジネスを前進させるのに大切なことは6割は感情処理。
なんかこれでいいのかな?って思っているとか、迷っているとか、なんかちょっと疲れちゃって動けないとか」

YouTubeの動画は、感情的な部分まではサポートしてくれません。

「こんなことを投稿して、変なコメントがついたらどうしよう」
「競合他社の方が上手にやっているから、私なんて…」
「お客様に本当に価値を提供できているのかな」

こうした不安や迷いは、どんなに情報を集めても解決されません。
むしろ、情報が多ければ多いほど「自分は何もできていない」という気持ちが強くなることもあります。

コンサルティングが提供する「情報以上の価値」

価値見えない視点からの問いかけ

先ほどの「ハッシュタグは何個つけたらいいですか?」という質問。

一般的なマーケティング講座なら「5個がベスト」と答えるかもしれません。
でも経験豊富なコンサルタントは、全く違う角度から問いかけます。

「そのハッシュタグで見つけてもらいたいお客様は、具体的にはどんな方ですか?」
「そのお客様は、今どんなことで困っていて、あなたのサロンに何を求めているのでしょう?」

この問いかけによって、受講生の思考は「テクニック」から「本質」へと向かいます。
情報は「答え」を教えてくれますが、コンサルティングは「より良い問い」を教えてくれるのです。

そういうコミュニケーションを大切にしていると、
実際の受講生さんも、この問いかけがきっかけで自分のサービスの真の価値に気づき、
結果として売上が大幅に向上しました。

なんとスクールに入っていただく前に目標にしていた月収の、
さらに2倍の売上を出してくださった方がいらっしゃったのは、とても嬉しかったです。

価値リアルタイムでの軌道修正

ビジネスは生き物です。計画通りに進むことの方が稀です。
講義で学んだ通りにやってみたけれど、思うような反応がない。

そんな時、YouTube動画を見直しても、ネットで検索をしても
「継続が大切」「諦めないで」という精神論しか見つからないことがあります。

でも、リアルタイムでサポートしてくれるコンサルタントがいれば違います。

実際のビジネススクールでは、受講生がつまずいているとチャットワークですぐに連絡が入り、必要であれば15分の緊急相談を設定する。そんなスピード感でサポートが行われる環境は強いですよね。

この「つまずいた瞬間のサポート」は、どんな情報教材でも提供できない価値です。

価値個別最適化されたロードマップ

「今後あなたはこういうことができる可能性がありますよ。
ここをこうしてこうして半年間でこうしていったら、こういうふうに伸びると思います」

これは、実際の面談で提供されている内容です。

一般的な情報は「多くの人に当てはまる方法」を教えてくれます。
でも、あなたの現在地から目標地点までの「最短ルート」は、あなたの状況を詳しく知る人にしか描けません。

ある受講生さんは、当初「とにかく集客を増やしたい」という漠然とした目標でした。

でも、詳しくヒアリングをしていくと、
実は集客よりも「既存のお客様との関係性を深める」ことの方が重要だとわかりました。

結果として、新規集客に時間を使うのではなく、リピート率向上に集中することで、効率的に売上を伸ばすことができたのです。

この「あなただけの戦略」は、個別のコンサルティングでしか得られません。
せっかくお金をかけるなら、そんなサポートがある環境へ投資するのが好ましいです。

 

良いコンサルタントの見極め方

避けるべきタイプ クロージング重視のコンサルタント

セミナーや説明会に行くと、こんなクロージングをされたことはありませんか?

「入らないんですか?」 →理由を回答すると・・・
「こういう風にしたら◯◯さんは無理なくこのスクール(コミュニティ)に参加できるんで」
を3回くらい繰り返し、ひたすら買わない理由を潰そうとしてくる。

実は、こうした強引なクロージングを行うコンサルタントも存在します。
この文言は私が8年ほど前に、あるコミュニティに行った時に実際に言われたことです。

そもそも参加した私が無知で無防備でしたが、知人の方に
「人脈が広がるから」というお誘いがあり、訪れたのは毎週早朝から集まるとあるビジネス・リファーラル組織でした。

入らない理由を聞いては、それを一つ一つ潰していく。
ゴリ押しでお金を「もぎ取って」やろうとする姿勢は、そもそも仲間になりたいと思わないですよね。
言うまでもなく、こうしたコンサルタントは避けるべきです。

良いコンサルタントは、クロージングのテクニックよりも「価値提供」を重視します。

面談の時間で、相談者が価値を持って帰れるような内容を提供し、
その上で「手助けが必要だと思ったら声をかけてください」というスタンスを取ります。

選ぶべきタイプ のコンサルタント・先生・講師

良いコンサルタントを見極めるポイントがあります。

1. 面談で価値を提供してくれるか
30分40分の面談時間の中で、お悩みの解決やロードマップの提案など、その場で価値を感じられる内容を提供してくれるかどうか。

2. 個別最適化を重視しているか
「みんなに当てはまる正解」ではなく、「あなたに最適化された提案」をしてくれるかどうか。

3. 継続的なサポート体制があるか
一度教えて終わりではなく、実行段階でのフォローやリアルタイムでの相談対応ができる体制があるかどうか。

 

相性の重要性

どんなに優秀なコンサルタントでも、相性が合わなければ効果は半減します。

面談では遠慮なく質問し、「この人となら頑張れそう」と感じられるかどうかを確認することが大切です。
良いコンサルタントなら、むしろそうした率直なコミュニケーションを歓迎してくれるはずです。

 

まとめ 情報時代だからこそ必要な「人」の力

2025年の今、私たちは史上最も情報にアクセスしやすい時代に生きています。
SNSには質の高い教育コンテンツがあふれ、書籍も、オンライン講座も、学びたいことはほぼ無料で学べる環境が整っています。

でも、だからこそ見えてきた新しい課題があります。
情報はあるのに行動できない。 知識はあるのに結果が出ない。 選択肢が多すぎて決められない。
この課題を解決してくれるのが、良いコンサルタントの存在です。

情報を「あなた用」に翻訳してくれる人。
つまずいた時にすぐ手を差し伸べてくれる人。

一人起業家にとって、そうした存在は単なる「情報提供者」ではありません。
事業成長の「パートナー」なのです。

もしあなたが今、豊富な情報に囲まれているのに前に進めずにいるなら、それは「情報不足」が原因ではないかもしれません。必要なのは「あなただけのガイド」なのかもしれません。

そんなHMTビジネスschoolですが詳細はこちらのLINE公式で詳しくカリキュラムをご紹介したり、面談を受け付けています。
セラピストさん向けになりますが、気になる方はぜひご登録ください^^

URLはこちらです。
https://lin.ee/mnfPLCU

 

上村菜穂 プロフィール

上村菜穂.jpg

株式会社PR NET 代表取締役

マーケティングの本質×SNSのトレンドを掛け合わせたSNSからの女性集客を専門としている。
14歳でメールマガジンを始め、8ヶ月で20,000人の登録を達成。当時の歴代最年少記録を保持。
2021年に株式会社PR NETを創設。
個人、法人の500以上のSNSを個別で指導。登壇は(公財)東京都中小企業振興公社、東京大学、楽天、ロート製薬、ダイハツ工業、東芝テック、POLA、サイバーエージェント、商工会議所、新潟のミスユニバース・ファイナリスト(敬称略)など、全国で延べ13,700名の方へ行っている。

経歴
14歳でメールマガジンを始め、8ヶ月で20,000人の登録を達成。当時の歴代最年少記録を樹立。
大学4年次に新宿にて月間2,000名以上が来場するフリースペース『賢者屋』を創業メンバーとして立ち上げ、初代副代表を務める。同施設内で女子大生を対象に将来を考える企画『なでしこ大学』を運営。

2015年、建築系の大学院を中退し、個人事業主のライターとして独立。
日刊ゲンダイの『コクハク』、東急グループ『ゴルマガ』、株式会社ネオキャリア『起業サプリジャーナル』、株式会社サイバーエージェントの月間500万PVを誇る『by.S』で執筆。

2017年、女性起業家向けにSNS集客セミナーやInstagram集客セミナーを行い、個人のHPとSNSで集客講師の活動を開始。SNSやマーケティングの専門用語をわかりやすく伝え、具体的な実践方法が好評を集め、全国の大手・中小企業、商工会議所・商工会・青年部、ミスユニバースでも講演を行う。

2021年、株式会社PR NETを創設し、代表取締役に就任。
主に『研修・講演事業』『個別コンサルティング』『SNSの運用代行』を行う。
研修・講演事業では延べ13,700名以上、個別の指導は個人・法人で累計500アカウント以上。運用代行では0から立ち上げたTikTokアカウントがフォロー、いいね周り、広告なしの運用で、2年間でフォロワー数6万人を達成。
近年はSNS×AI×Webマーケティングで中小企業の支援をしている。

◆研修実績(敬称略)
ダイハツ工業株式会社/楽天株式会社/東芝テック株式会社/株式会社ロート製薬/株式会社キャリアカレッジジャパン/株式会社UTP/株式会社オモロー

◆講演実績(敬称略)
(公財)東京都中小企業振興公社/東京大学/株式会社ポーラ/株式会社サイバーエージェント/株式会社マイナビ/ベストオブミス新潟/株式会社Schoo/株式会社エディターキャンプ/東京商工会議所/草津商工会議所/久喜市商工会/石岡商工会議所 青年部(石岡YEG)/秋田県信用保証協会/リバーサイド千秋/NU茶屋町/港南台バーズ/紙屋町シャレオなど

■仕事で訪れた都道府県 (47分の14)
・秋田・新潟・東京・神奈川・愛知・大阪・滋賀・広島・福岡⁡・長野・埼玉・千葉・群馬・茨城

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