23歳の頃に、有名な大学卒業でもなければ、
大手企業出身のビジネスエリートでもなく、無名の個人事業主として独立しました。

様々な大手の会社様や全国の商工会議所様で研修をさせていただくことから
「Instagramでフォロワーさんが1万人いる人やインスタの講師も多数いる中で、
なぜ上村さんに企業案件のご依頼が、たくさん集まると思いますか?」
というご質問を何度かいただいています。

「運が良かったです!」と言うのは簡単ですが再現性がありません。
私なりにその時々で質問をしてくださった人と一緒に答えを考えたり、分析したりしてみました。

そこで大きくキーワードとして思いついたのがブランディングです。
廃業せざるを得ない人が少なくない中で、こうして今も10年目を迎えて生き残れることは
周りの方があってなのですが、私が何をしてきたのか?その戦略もまとめます。

目次

個人事業主の廃業率は1年で3割・3年で6割

廃業率に関して調べてみると・・2021年3月20日の記事で
『個人事業主の廃業率はどのくらい?』がありました。

中小企業白書から、近年における個人事業主の廃業率を見てみると
・1年で37.7%、3年で62.4%が廃業
・10年では88.4%が廃業
というように、個人事業主として開業した人の約4割が1年以内に廃業していて、
2年で約半数、10年後まで生き残れる人は1割ほどとなっています。

と書かれています。

私は現在(2024年)個人事業主が丸6年間を経て
法人化をして4年目のひよっこ経営者ですが、
本当に長く続けたい本気の仕事なら、
「自分の努力量が上位1割に入っているのか?」
という勢いで、行動することが大切だと思います。(自戒を込めています。)

努力をしていても、
努力だけではどうにもならない事があるはずです。

例えば少し前に起こってしまったコロナだって、
2019年より前は、誰が予測をしていたでしょう?

マスクをつけて挨拶するのがマナー違反のような風潮が
初めましての方へのご挨拶で、マスクをつけていないとマナー違反になってしまうなんて。

それゆえ、色々な圧力から無理強いをされて、努力でどうにかならないように
動きを固められてしまっている飲食業、旅行業etcがありましたよね。

約9割の人が10年以内に廃業する事実があり、
その中にはきっと自分の努力だけではどうにもならない事情
(例:コロナのような社会情勢、家族のサポートなど)で努力に限界が来てしまう人もいることが事実。

だからこそ、本気で好きなことで長期的に仕事をしたいなら、
どんなに優雅な雰囲気、柔らかくて軽やかな雰囲気に憧れても
現実を直視して、今日できることを今日すること。
そうして積み重ねること。
そのマインドを持ちながら、戦略を考えて行動することが必要です。

 

ブランディング戦略1:「自分はこれ!」という強みを作る

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世の中にはたくさん素敵なお仕事がありますし、資格もたくさんありますよね。

読者さんの中には、目の前に困っている人がいたら
「自分はもっとできることがないだろうか?」
とスキルアップに一生懸命になる優しい方もいらっしゃると思います。

しかし、まずは自分の強みを一つ磨きましょう。

「この資格はもっとすごい人がいるしな・・」
「このスキルであの人たちには敵わないな・・」
という気持ちは、みんな同じです。

スタートは誰にでもありますし、ビジネスのスタートはみんな一斉スタートではありません。
マラソンはみんなのスタートが「よーい、どん!」で一緒に始まりますがビジネスは先行者優位です。

自分が迷っているうちに、他の人はどんどん進んでいくのです。

だからこそ、迷う前にできることをやる
みんな忙しい中で、今できることは今、努力をする。

私の場合は、まずビジネスの基盤をつくる一つ目として文章を選びました。
そのときは「やらなきゃ」ではなく「やりたい!」だったこともあり
〝ライター〟として周りの人に認識してもらうために、どうしたらいいのかをひたすら考えました。

そこで22〜23歳だった当時は、アメブロやfacebookが盛んだったので
アメブロに90日間、毎日必ず文章術の記事をアップし、その記事をfacebookにシェアしました。

『毎日必ず』というのがポイントで、
「忙しいから明日」は、なし。このルールを徹底しました。

どんなに忙しくても、疲れていても
仮眠を15分だけ机の上でとると決めてアラームをかけ、
朝型の私が深夜の2~3時までやったこともあります。

(今思えば、90日間と終わりを決めていたこともあり
大変でも毎日やろう!と習慣ができたのかも)

このPR活動のおかげで、だいぶライターとして認知していただき
たくさんお仕事・ご紹介をいただいたことを今でも覚えています。

何をゴールにするかにもよりますが
「会社に勤めず、自分で仕事をして、一生生きていけるような働き方をしよう!」
がゴールだとしたら、特にスタート時点で必要十分な休息以上に、休んでいる場合ではないと思います。
いや、必要十分な休息ではなく、最低限の休息以上…です。

なぜなら時間はもう二度と戻ってこないから、
できるときにできることをやらないと、中途半端な結果になってしまう人がほとんどでしょう。

私もこの記事を書きながら、30代になってプライベートの遊びの時間も大切にしていますが
お仕事をすると決めた日はやると決めたことは徹底してやるようにしています。

 

ブランディング戦略2:掛け算をして強みを磨く

強みの掛け算(武器の掛け算)をする

何か一つ「これ!」というものを身につけたら、次に関連する強みをもう一つ身につけることです。
その繰り返しです。このときにNGなのが、自分の欲であれこれ足し算です。

結果としてプラスになることもありますが、
一歩間違えれば滑ってしまいかねないので…

せっかくこの記事を読んでくださっている方には、しっかりと武器になる方法をお伝えしたいと思います。

それは新しいスキルをスキルで選ぶのではなく、
自分の理念やビジョンから逆算をしてスキルを選ぶことです。

もちろん興味があることは頑張れるので、
興味があるスキルを頑張って、いい掛け算になる人もいるのも事実です。

かたや一方で、事実として、スキルや資格があるのに
なんだかいつまでもマネタイズに苦戦し続けている人も一定数いらっしゃいますよね。

せっかく同じように努力をするなら、その努力が実ってほしい。
だから伝えます。

後者の上手くいく人は
常に自分の軸があるのでできることがたくさんあってもブレないです。

例えば私なら「PR力で人の選択肢を増やしたい」という想いでお仕事をしています。

そのために初めに文章力を磨き、
今後の流れでInstagramに注目が集まりそうなので、Instagramをやってみよう!と
2016年、2017年に力を入れ始めました。

今では数投稿で1万フォロワーの個人の方も多くいらっしゃるので、
私は決して器用にできているわけではありません。

そして実は何度か言われた事があることが
なぜInstagramでフォロワーが1万人以上いる人はたくさんいるのに、
上村さんに企業さんから研修依頼が集まるんですか?」
という事です。

確かに10万フォロワーとなったら、かなり希少性が高いので、
企業さんから研修依頼が集まるのも納得です。

しかし1万人は努力しないとできませんが、かと言って
「なんて珍しいんだ…!」とはなりません。

そこでこの矛盾の答えは、
強みの掛け算(武器の掛け算)をしたからです。

実はTwitterとSEOが強い人は数多くいますが、InstagramとSEOとなるとそういません。

私はプロのSEOライターさんたちには全く及びませんが、Instagramをしている人の中ではそこそこの方なので、
Google検索のSEOで私の記事を発見していただく
→Instagramもそこそこできる人なんだ
→女性の集客実績もある人なんだ
という流れを作りました。

PR力は人の選択肢を増やすために絶対にプラスになると信じて10年以上続けてきた結果です。

だからこそ私の場合は
「Instagramもお伝えできます」
「ブログも書けます」
「女性の方々も集客してきました!」…で
「それで上村さんは何屋さん?」ではなく

PRの力で選択肢を増やしたいと考えています。
そのためには提供する人もPRをしないといいものでも選ばれないので、
そもそもの集客導線のマーケティングやInstagram、ブログのSEO基礎と
女性がつい読んでしまう文章の書き方を伝えられるんですよ」
と言い、相手の方が求めるものに合わせることができます。

この微妙な違い、伝わったでしょうか?^^

ブランディングをするための4つの要素

まず結論をお伝えしますと手法は4つ。

今の商品・サービスへ
・減らす
・取り除く
・増やす
・付け加える
です。

以前、私はこれと似たもので
・+
・−
・×
・÷
で見たことがありましたが、知識としてインプットをできても
すぐに実行は出来ませんでした。

ではそれをどうすればいいのか考えたときに
『3000年の叡智を学べる 戦略図鑑』

『なんでその価格で売れちゃうの』

の2冊でも同じような概念が紹介されていたので、読み比べてみると閃いたのです。

・減らす(↘︎
・取り除く(0)
・増やす(↗︎
・付け加える(+)
の()をイメージするだけで、一気にわかりやすくなるのではないか、ということを。

はじめに「増やす」「付け加える」と言葉で読んだときは
両者の違いってなんかわかるようでわからないなと思っていたのですが
記号や矢印を使うと、一気にイメージしやすくなりませんか?^^

あの有名なショーも、有名店も、ブルーオーシャン戦略で成功の鍵を握る

実際に企業さんでも使われている例を書籍より引用してご紹介をします。
イベリコ豚専門店のIBERICO-YAさんは、1本25万円の生ハムセラーがあります。

・減らす(↘︎):メニューの豊富さ
・取り除く(0):クーポン、入店しやすさ、宣伝
・増やす(↗︎):美味しさ
・付け加える(+):生ハムセラー、VIP限定個室、目の前でスライス
をして、「人に自慢したい」「モテたい」というニーズのある
52歳の経営者をペルソナにお店を作られているのだそうです。

また、2020年6月29日に惜しくも経営破綻をし会社更生中のシルク・ドゥ・ソレイユは
サーカス市場で大人を呼び込み、一躍、注目を集めました。

・減らす(↘︎):危険やスリル
・取り除く(0):子供向けの内容(動物ショーなど)
・増やす(↗︎):大人のデート向け
・付け加える(+):お金持ちの娯楽
を行い、出演者さんたちの鍛え上げられた身体でのハイパフォーマンスから
芸術的なビジュアルや高価格でストーリー性のある劇が印象的で観る人の心を釘付けにしてしまいますよね。

どちらも今までの業界の常識を大きく変えているのが印象的です。

辞めることのルールを徹底が、低単価の抜け出しに繋がる

では個人ではどうしていくのか。
私の場合はライター時代に、好きなことを仕事にできたということで
年下の女の子たちに『人生設計女子会』というものを企画したのが
今の仕事に行き着けた原点で大きい存在でした。

これまでのライターは企業さんとの契約で、一部の優秀な人を除いては
割と低単価での案件がどうしても多いです。
1記事1,000円なんていまだにたくさんあるようです。時給換算をすると恐ろしいですよね。

そこで私は文章力を、ライターの案件で人に提出する原稿ではなく、セミナーの集客に応用しました。

「人に来てほしい!」という目標があって、そのために文章を書いていたら
それが資産となって、女性集客講師に行き着きました。

つまり、
・減らす(↘︎):企業さんに依存したライター案件
・取り除く(0):低価格賃金のライター案件
・増やす(↗︎):文章力を生かして自主開催へ集客
・付け加える(+):人生設計女子会
です。

多くのライターさんと違ったのは、
ライターだけれど『人生設計女子会』を行い文章の力で集客ができていた点でした。

 

大公開!ビジネスのブラッシュアップとしてワークをするためのヒント

実際に
・減らす(↘︎)
・取り除く(0)
・増やす(↗︎)
・付け加える(+)
を考えるヒントを提案しようと思います。

・減らす(↘︎)
・取り除く(0)
業界では当たり前になっているけれど、「実は無駄かも…」と心の底で思っていることはありませんか?
0にするか、減らすかは、自分のライフスタイルにどれだけ必要か否かだと思います。

例えば私もライターから自主開催へシフトするときは
いきなり収入が0になっては困りますので、まずは明らかに低賃金のものから辞めて
あとは少しずつ離れていくことにしました。

もちろん、企業さんのご迷惑にならないように、予め辞めるタイミングを余裕を持ってお伝えしたり
(フィードバックをしっかりしてくれる企業さんなら)
これから経験を増やしたい!という人をご紹介したりしましたが…
「みんなやっているから」
「この仕事はこれをやるのが当たり前だから」
だと、いつまでもその他大勢の方と一緒になってしまいます!

・増やす(↗︎)
・付け加える(+):新しいビジネスを作るときに「やりたいこと」「できること」「需要があること」が重なるところを作るといいのですができることはすでにやっていると思います。
ということは残りの2つ。

「やりたいこと」もしくは「需要があること」で
実はまだやっていなかったことってありませんか?

そうしたら平行線で増やしていくのはどうでしょうか。

この場合、「やりたいこと」と「需要があること」は
ビジネスの市場によって変わるので、絶対にどちらがいいかは一概に言えません。

ただ、一つ言えるのは「需要があること」はもうすでに誰かがやっているかもしれません。
誰でも思いつくアイディアであるかもしれないのです。

例えばスティーブ・ジョブズが作ってくれたi Phoneですが発売される前から
「携帯にボタンがなくなったらいいな」なんて思いましたか?

私はそんなことを考えもしませんでした。
電話→ボタンがあるのが当たり前だったからです。

でも、ジョブズが人に馬鹿にされても、やりたいことを貫いてくれたから
人々の想像を上回るものができているのです。

(ちなみにデザインの世界でも、デザインとは足し算ではなく、時に引き算を行い
本来の目的に合わせて設計をしていくことが重要だと言われています。)

しかし「やりたいこと」をやったけど、そもそも有名になる前に失敗して終わってしまった
名を知らない事業もたくさんあるはずです。

こればかりは蓋を開けないとわからない現実があるかもしれません
せっかく変化の時で、時代もみんなも変わっているなら、
今から何かを試すのもありだと思います。

ここから先の新しいことは今始めれば、自分次第でなんでもできます!
せっかく閃いたアイディアを形にする瞬間は起業家としてとても楽しい時間ですよね。

ブランディング戦略3:目の前の人のためにできることを実行する

結局はなんでも人がすべてです。
ここまで自分の経験を語ってきて、努力を具体的に要素分解し
読んでくださった方が実践できることをお伝えしたかったのですが

「私が頑張ったから」以上に周りの人に助けてもらい続けているな、と今でも思います。
本当に素晴らしい出会いやチャンスは周りの方がそっと推薦してくれたからこそ得られるものも多いです。

だからこそ、私自身も今後の自戒も込めて
自分の周りにいてくださる人を大切にしていこうと思う日々です。

 

なぜか売れない時の原因を的確に分析するためには◯◯を売ってみる

よくある起業した人の例で、
想いを大切にしながらお仕事をスタートしたものの
すぐに集客に困ってしまったというのは耳にタコという言葉がしっくりくるほど。

まずは以下の例をみてみましょう。

 

なぜ売れないのか?原因のあるケースを考察

集客の見込みが立っていないままビジネスにチャレンジ!

お客様になってくれる人は
・自分のことを知っている人
・商品やサービスのことを知っている人
・店舗がある場合は近隣の人
ですね。

SNSなどを積極的に行っていたり、もともと著名な人でなければ
自分のことを知っているのは友人や知人だけになります。

つまり、売れる相手が友人や知人しかいません。

するとどうでしょう?

最初の一声は
「私はこんなビジネスを始めたんだ~」とお話できても、
友達ゆえに何度も何度も話すのは、自分でも気が引けませんか?

〝ネットワークビジネスをやると友達を失う〟とは有名な言葉ですが、
ネットワークビジネスや、そこでの商品が悪いのではなく、信頼関係と売り方の問題だと思うのです。

※ネットワークビジネスも全てが悪ではありません。
私は今後もネットワークビジネスを行うつもりはありませんが、
余裕のある人、相手への思いやりがある人は、最初から
「無理に勧誘はしないので安心してほしいけど、この商品は実はネットワークビジネスの商品なの」
と伝えてくれます。

ネットワークビジネスは創業者の想いは素敵なことがほとんどです

リスクやデメリットを含めてきちんと伝えれば、
紹介してお金が入るのは何も悪いことではないので本当に伝え方が大切だなぁ、と思うのです。

 

よくあるケースとしてネットワークビジネスを例に出しましたが、
実は同じようにビジネスを始めて困ってしまう人も伝えることができる相手が10人しかいなかったら、
自分の生活のために10人にすがる必要が生じてしまいます。

けれど伝えることができる相手が
1,000人いたらどうでしょう?
10,000人いたらどうでしょう?

誰かにすがる必要はない、執着する必要はないので、
価値を感じそうな人に丁寧に伝えることができますよね。

集客が武器になると、
「必要としてくれる人にだけ売ればいいんだ!
そして買ってくれたお客様たちと結果を出せるように頑張ろう」
と思えるようになり、無理やり売るとは無縁です。

自然と売れるために重要なのは、認知度・集客力・伝える力

だからこそ、無理な勧誘をしないために大切なことは
・認知度を上げること
・集客力をつけること
です。

そして耳を傾けてくれる人に
・適切な価値を伝えられること
も重要なスキルです。

いつもは認知度や集客にフォーカスをして書くことが多いので
今回は価値を伝える営業について考えてみます。

特に女性は、自分の好きなことの延長で仕事を始め
優しい人ほど周りの友人に「無理やり売りたくないな」と思うので
営業を工夫せず、ふんわり伝えて売れないことが現実なのも否めないと思います。

そういう私も、営業はもともと大の苦手で、契約率が3%だった時代があります。

今は工夫を重ねて、いい月だと契約率70%になったり
実はつい最近はこれ以上に記録を更新する出来事がありました。

下手っぴで、たくさん苦戦したからこその経験で
営業について考えていきたいと思います。

 

商品がよくないのか、売り方が悪いのかを見極めるシンプルなポイント

 

会社員のように売る商品が会社で決まっている、
ネットワークビジネスのように売る商品がコミュニティで決まっている

それであれば商品が売れ続けているか否かで
商品の良し悪しがリピート率に比例をして、大体わかるのではないでしょうか。

しかし自分でビジネスを始めていれば
商品・サービスを売っているのは自分しかいません。

そうすると、商品が売れないときに
・自分の売り方が悪いのか
・商品・サービスが悪いのか
適切に分析ができなくってしまいます。

陥りやすい罠で避けたいことは、売り方を改善すれば変わるのに、
「私の商品・サービスがよくないのかも?」
と思ってしまうことです。

そして値下げなどの安売りに走ってしまう・・

この勘違いは本当に多いです!

でも実際に商品が売れない理由は
・そもそも必要な人に届いていない(母数が少なすぎる)
・売る時に魅力が伝わっていない(メリットではなく特徴ばかり言う。相手の生活やビジネスにどう活かせるのか?のイメージが伝わっていない)
ということが非常によくあります。

売れない本当の原因を探りたいところですが、
営業マンを雇って売ってもらう、ということはなかなか行い難いですよね。

 

【解決策】コスト0で自分の営業力を分析する方法

そんな時に私が自分の営業力を知るためにやったことがあります。

それは
『自分が心からオススメできるものを人に紹介する』
ということです!

そして相手がお財布を開くかどうか。
「それいいね」の口だけではダメです。
(これでokにしたら98%の確率で「いいね」と言ってくれます。)笑

自分のトークで、購入に至るかどうかです。
もちろんここで勧めるものは、自分が本当にいいと思っているものに限ります。

もしみなさんはその商品やサービスに魅了されて伝えているの
友人が誰一人お財布を開くことがなかったら…おそらく伝えることの努力が必要でしょう。

これまでを振り返ってみていかがでしょうか?

もし、「友人にいいよと情報を伝えても、あまり行動されていなかったな」
と思っていても大丈夫です。
なぜならトレーニングで解決できるからです!

ちなみに私は、営業が苦手な自覚があったので
・まずは自分ではなく、自分が素敵なものを人に伝えている時は、どのように伝えているんだろう?
・どんな時に他の人がアクションを起こしているんだろう?
ということにアンテナを張って分析したところ、少しずつ営業力が身に付きました!

 

次の可能性として、
人の商品やサービスなら売れているのに、
自分の商品やサービスは売れていないなら…

何か伝え方を自分で変えていませんか?
「◯◯さん(目の前の人)からお金をいただいたら悪いな」
そう思っていないでしょうか。

その謙遜は伝わってしまうので、
本当は営業力があるのにマインドの問題で売れていない可能性が高いです。

 

どうしても売れない原因が全くわからない時に行う魔法の質問

最後の可能性として、
人の商品やサービスなら売れているのに
自分の商品やサービスは売れていない…伝え方もそんなに変えていないのに…という状況なら、

一つは本来必要としている方に売れていない可能性もあります。

 

もう一つは何が原因か分からないので、ここまでできていれば
「無理に売ろうとは思っていないので、安心してお話いただけると嬉しいのですが…
今後の参考にしたいので、よかったら断る理由を教えていただけませんか?」
と聞いてみましょう。

100あるうちの本音の何%言ってくださるかは断言できませんが
情報が0よりは意外な盲点を教えてもらえるかもしれません。

前者の「本来、必要としている方に売れていない」ケースは
集客が課題になります。

そうまとめると、
ビジネスはやはり集客→営業→リピートができてこそ
円滑に成り立つものですね。

もし今はできていなくても、トレーニング次第で誰でもできます^^
そして時間や無駄な労力をかけたくなければ、誰かに習う自己投資が必要です。

 

実績作りに苦戦をした時はこちらの記事もおすすめです。

集客できないのは実績がないから?実績がない時のゼロイチづくり

 

 

ビジネスを長く続けられる人と短期間で終わってしまう人の差とは?

せっかく好きなことでお仕事をしたり、頑張って身につけた資格や知識を活かし、
自分の名前でお仕事ができるようになったら、少しでも長く続けていきたいですよね。

22、23歳の大学院へ在学をしているときにライターになり
個人事業は丸6年を経て(7年目になる日の前日に法人化!)
会社経営をし始めました。

周りには10年、20年とご経営をされている方もいるので
まだまだ「長い月日」と語るにはだいぶ物足りないのですが、
それでも1年、3年で終わってしまう人が7割ほどいる中では、そこそこ続けてこられたのかなと思います。

そこで自分の続けられている要因で、
かつ、読んでくださっているみなさんの参考になる情報が何かないかと
えていながらある本を読み返していました。

それが『六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術』です!

 

六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術から学べること

ホリエモンさんも推薦している一冊で、かつマンガになっているので
空き時間にパッと読めます。

・接客する上での大切なこと
・ビジネスをする上での心構え
・売上を上げることができる人はどのような人なのか
を学ぶことができます。

そしてビジネスを安定的に続けていくヒントが書かれており
「これだ!」と思ったのでシェアします^^

3割打率がホームランよりも貴重である理由

書籍を読んで、特に印象的だったのは
『3割打率がホームランよりも貴重である理由』という項目です。

華やかなホームランへついつい着目しがちですが、
それがいつでもできないことならいつでもできることを大切にするということが
ホステスさんの接客で描かれています。

1人のホステスさんは、
お金のあるお客さんから高額なお酒をオーダーいただいていますが

もう1人のホステスさんは
例え太客と呼ばれるお金持ちの人ではなくても
自分を支持してくれる人がどうしたら喜んでくれるんだろう?と
お客さんのことを大切にして、コツコツと信頼関係を築いていました。

これはぜひこのマンガで、後者のホステスさんの心遣いを学んでいただきたいので
この辺でお話をストップしますが、会社やフリーランスの人も、よくあるケースだと感じました。

特に、フリーランスの人は、前者と同じことがよく起こっています。

まず
個人事業主:自分の商品やサービスを提供していて、売上をあげている人
フリーランス:スキルを活かし、業務委託などで売上をあげている人
の違いがあります。

(そのため、私は「フリーランスっていう言い方の方がオシャレじゃない?」と言われても
ずっと自分を個人事業主と名乗ってきました。)

例えば今の時代は映像制作がトレンドなので、映像制作をしているとしましょう。

そしてその月々の売上300万円のうち、
8割がA社だったら
A社からお仕事をもらえなくなった時にどうでしょう。

仕事の請負先を一つに委ねると、このようにリスクが分散できていないということです。

だからこそ、もしこの記事を読んでくださっている方の中で
どこか1つからの収入になっていたら、もっと増やしていく準備をしてほしいと思います。

(1つから委ねることが悪いわけではありませんが、リスクへの危機意識がない…という状況であれば問題です。)

SNSで◯◯を活用しないのは、もはや運任せで危ない!

そして、もう一つ。同じエピソードを別の見方でも見ることができます。

それは
メールマガジンやLINE公式を活用していないのも
ホームラン型の人と同じになってしまっているということです。

確かに私も、大人気の方で、メールマガジンやLINE公式を活用していない人は数名知っています。
が、むしろそれができることがすごいことであり
ほとんどのビジネスが安定をしている人は、メールマガジンやLINE公式を活用しています。

私は読者さんのことを「リスト」とは呼びたくないのですが、
今回だけわかりやすく「リスト」と呼びます。

SNSのフォロワーさんはあくまでフォロワーさんです。
興味や関心がない人も、なんとなくフォローしていたり
フォローしてもらったからフォローしよう。と思ってフォローになっている可能性もあります。

でもメールマガジンやLINE公式の読者さんは「見込み客リスト」と言います。

PRの世界ではこれが常識で「リストどのくらいあるの?」と私も経営者の人に何度も言われてきました。

有名なお話だと、昔の商人さんは火事になったら
〝顧客の台帳を持って逃げた〟という話が残っているほどです。

だから、もし憧れている人が
メールマガジンやLINE公式を活用せずうまくいっていたとして
今、自分が上手くいっていないなら、王道のメールマガジンやLINE公式を活用しましょう。

『3割打率がホームランよりも貴重である理由』
のホームランを打つ人がイチローさんなら
みんながみんなイチローさんになれるわけではないですよね。

自分が天才ではないなら、少ない可能性のもので奇跡を狙うのはあまりにもリスクであり
確実な可能性を着実に身につけた方がその先が広がります。

つまり、
InstagramやX(旧Twitter)、TikTokなどこちらからプッシュできないSNSに頼っているのは
偏っていて、そこだけで上手くいく人もいるけど難易度は高いです。

それなら
InstagramやX(旧Twitter)などに加えて、メールマガジンやLINE公式を活用して
可能性を着実に上げる方が、安定的に上手くいきますよ^^

みなさんが人生の中で培ってきた経験やスキルで
人を幸せにするためには、長く続けることが必須ですよね。

そのためには
「どうしたら安定的にビジネスができるのか?」
を考えてみてください。

まだ自分の強みにモヤっとしている方、困っている方は
ぜひお気軽にメールマガジンから個別コンサルティングにお申し込みください。

それでは本日もありがとうございました!

 

上村菜穂 プロフィール

上村菜穂.jpg

株式会社PR NET 代表取締役

〝広告費をコストカットして理想のお客様が集まるSNSづくり〟をコンセプトに
自身の開催イベントでは女性を延べ1,200名以上集客してきた。

そのノウハウを法人・コミュニティ向けに東京・大阪・福岡をはじめとした全国で
延べ10,000名以上に向けて講演活動をするほか、
女性起業家向けの集客・PRコンサルティングを主軸に事業を行っている。


ライターとして、20代女性向けの集客やPRを強みに、2015年に学生から個人事業主として独立。
14歳でメールマガジン20,000人・恋愛部門1位を取得。

女性が自分らしいことを仕事にして、豊かなライフスタイルを送れる社会をつくるべく、
集客・PRの再現性あるノウハウを構築中。

■主なメディア・法人実績 (敬称略)

・研修講師
「楽天大学」(株式会社楽天)
「ロートビューティーマイスターへSNS集客&プロモーション研修」(ロート製薬株式会社)
「お客様から愛されるSNSのお作法
〜集客UPにつなげるプレミアムレッスン〜」(秋田県信用保証協会 創業支援チーム 女性創業支援 チームポラリス)
半年間のサロンオーナー様向けアカデミー研修講師(株式会社UTP)
女子大生向けの人生設計を講演(株式会社サイバーエージェント)(株式会社マイナビ)など。

・ライター
「by.S」(株式会社サイバーエージェント)、「起業サプリジャーナル」(株式会社ネオキャリア)、「GOLMAGA」の女性向け企画・ゴルフ美人インタビューの企画、インタビュアー(東急電鉄)、福島 震災復興取材(近畿日本ツーリスト)、「家事大学」(株式会社ベアーズ)など。

・その他
秋田魁新報社(2019/10/26、2019/10/30)掲載
「おはよう日本 まちかど情報室」(NHK)
2016年五月祭にて「教育のできない人は起業を諦めなさい」(東京大学)
会員数34万人の日本最大級Webメディア『Schoo』に出演など。

 

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