今朝のNHK『あさイチ』にもご出演されていた椎木里佳さんの書籍

『女子高生社長、経営を学ぶ』という本を一読しました。

椎木さんの魅力や学んだことをご紹介します!

 

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(↑こんな感じでたくさん線を引いたり書き込んでいます)

 

ところで、椎木さんってどんな人?と思う方もいるかもしれないので、

お会いしたことがないので人柄はネットや本の情報しかないのですが

プロフィールを著書よりお借りします。

 

(こちらの記事で使用している以下すべての画像は「椎木里佳」で検索したものです)

 

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椎木里佳さんとは(著書より)

1997年生まれ。実業家。中学3年生(15歳)で株式会社AMFを創業。

「女子高生社長」として知られ、都内の高校に通いながら、全国70名からなる女子中高生マーケティング集団「JCJK調査隊」の企画運営や、スマートフォン向けアプリ開発などの事業活動を展開。

若者らしい大胆は発想力や情報発信力が評価されている。

2015年、株式会社TOKYO GIRLS COLLECTION、タグピク株式会社、株式会社MAKEYの顧問に就任。

TBS系列「サンデー・ジャポン」、日テレ系列「人生が変わる1分間の深イイ話」、NHK「あさイチ」など、メディア露出多数。

 

そしてこの春から慶應義塾大学の文学部に進学されたようです。

こちらの記事にも椎木さんの魅力が多々まとめられていますね!

 

 

 

「社長の娘だからって」という声もある中、

先日、公開されたインタビュー記事

『「女子高生」の肩書きが外れてからが本当の勝負!高校を卒業した椎木里佳が目指す今後のビジョン』

 

一部抜粋をすると、 

——–ネット上には、「お父さんが社長だから…」という意見も度々見かけます。そういった言葉に対してはどう思っていますか?

 

椎木 私は父の事業をついでいるわけではない。そういう意味では、完全にアウェーなんです。
私の高校には、父親が社長という子がたくさんいます。でも、私みたいに自分でやってみようって人がホントに少なくて。

せっかくお父さんが社長なら、むしろそのコネクションを使って自分で何かをやってみたらいいのに、”親が金持ってるからいろんなところ遊びに行こう”とか、”コネ持ってるからラクしてコネ入社しよう”みたいな、考えがその程度なんです。わたし的には”なんでそんなにもったいないことやってんの?”って思う。

そういう人たちと比べたら、まだその地位を利用しているというか、うまく使ってるだけなので、そこを批判されるのは正直よくわからない(笑)。

ぬるま湯に一生浸かってても生きていけるのに、自ら熱湯に突っ込んだので、自分は動いたほうだなと思うんです。

と発言されている記事を読んで

お父さんが社長でも、それを生かしていない人、生かせていない人が多くいる中で、

うまくその環境からチャレンジをしている姿が素晴らしいと強く心に残りました。

 

 

生まれた環境は選べないので、恵まれていると椎木さんのように叩かれてしまうこともあるのですよね。

 

けれど、そこにめげず「なんで生かしてないの?」という姿勢は、

椎木さんがたまたま恵まれた環境に生まれたという事実があるだけで、

今後も周囲と比べずに自分の環境を生かしてチャレンジができる女性だという印象が伝わってきました。

 

 

書籍は前半に椎木里佳さんの考えが多々記載されており、

後半は会社経営や上場をポイントにお父様のご経験談やアドバイスが中心となっている一冊のよう。

 

なので〝椎木里佳さんの魅力〟というところに焦点をおいたこの記事は、

主に前半が中心になってしまうのですがページと一緒にお伝えします。

 

 

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【椎木里佳さんの魅力と見習うべき7つのポイント】

常に現状に不満を持ち、それをバネに行動するところ(P33)

[本文要約]

高校1年生で新聞に取り上げられ、高校2年生のときにテレビのインタビューで「里佳さんはここまですごく順調に来ていますが、心境はどうですか?」って聞かれたとき。

「私の予定では既にスーパースターになっているはずなのに、まだ自分はこんなところにいるのが納得できない。」と答えたのだとか。

そして著書では「常に現状に不満を持っているんだよね。」と書かれています。

 

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不平、不満は人間誰しもが感じてしまうことでしょう。

特に今の時代、それはネットを見ればすぐにわかりますよね。

 

けれどただ不平、不満を持っているのではなく、むしろ持っているからこそそれをバネにどんどん向上していく。

そんな向上心高き姿勢は気持ちの問題なので、上にいきたい人は今すぐにでも真似すべき姿勢ですね。

 

 

思いついたアイディアはメモして、たくさん口にして、アウトプットをしているところ(P63)

 

[本文抜粋]

思いついたら手帳とかに全部書いてるんだ。で、アウトプットしている。

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私自身が女子大生の頃や今にかけて、自分の考えや夢が「これでいいのかな?」という戸惑いから、

口に出せないことも少なくないという友人たちに多く出会いました。

 

社会での経験がないので正解かなんてわからない。

間違ったら恥ずかしい。

小さい夢もしくは、大きすぎる夢だから恥ずかしい。

いろいろな心境があると思います。

 

けれど間違ってもいいし、批判されてもいいというポジティブな気持ちで、

どんどんトライアル&エラーをしている椎木さんの姿勢が伝わってきます。

 

 

自分の強みを素直に受け止め、利用しよう!というところ(P74)

[本文要約]

女子高生起業家と名乗り出たときに、女子高生で可愛くて、社長で、お父さんんもすごくて、いろいろな要素がつまっているんだよという言葉に対し「じゃあ、それ全部使っていこう!」って。

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日本人は謙虚さ故に、他人に褒めてもらっても

「そんなことないです」と自分を受け入れられない人も特にいると思います。

 

けれど椎木さんは「そうなんだ。じゃあそれを生かそう!」と

自分がほかの人と違う事実を受け入れて生かし、常に前進しています。

 

椎木さんほどの本人の志に加え、ルックスや家庭環境が揃っている方は

そういない逸材ではあると思うのですが、

揃っている人と比べたところで何か得られるものではないし、

むしろ今の自分にあるものを生かしていくことが大事ですよね。

 

 

キャラクターを成立させることが上手い(P76,181,201)

[本文要約、抜粋]

キャラクターって目立たないとダメなことと同じで、社長だって優れた個性や特性を前面に出して、ビジネスのために目立ち、発信し続けることが大事。差別化や発信力、継続力はキャラクタービジネスを成功させる基本中の基本。(以上がお父様のアドバイスより)

それを椎木さんは高校へ行きながら学業と両立していて、「女子高生の気持ちがわかるといえば椎木里佳!」というポジションを確立している。

 

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3の強みを素直に受け止める姿勢と近いものがありますが、

若者の代表のようなキャラクターを築き上げた椎木さんの戦略はすごいです。

 

同著によると、facebookやインスタグラムなどのSNSは自分の綺麗な部分に「いいね!」がつくとか。

このメッセージから、どこを見せてどこを見せないのかはきっと考えた上で発言されているでしょう。

 

そして「普通の女子高生感」をアピールしたとも書いてあったのですが、

彼女のSNSを拝見すると確かに女子高生の子の楽しみ方が満載です!

 

こうして常に情報や流行に敏感にアンテナを張っているからこそ成り立つキャラクターなのだと思います。

 

 

恵まれた環境だからこそ、甘えるのではなくリスクをとって強くなる!(P83〜85,93)

[本文抜粋]

最近さ、「恵まれた環境にいるな」って人ほど、リスクを取って行動を起こすべきだと思う。人よりリードしているからこそ、恵まれているからこそ、リスクを取れってこと。そういう人たちがどんどん行動を起こして、世の中に刺激を与えて、なんにもない人たちを引っ張っていくような感じになればいいのに、って思っている。

 

若くして起業すると叩かれることもあるけど、そんな中でもなにかできる子は、パッと光るものがある。だから、そうじゃない人を引っ張る役になっていく。

 

恵まれていると、いろんな甘えが出ちゃうし、ぬるま湯体質になりがち。だから、なんか不当に叩かれたり、行動しても上手くいかなかったりすることで少しずつたくましくなれたり、人間的にも成長できる。

だから恵まれた環境にいる子が起業するのは一石三鳥くらいあると思うのよね。

 

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この一文を読んだときに心に刺さりました。

恵まれているからなんとなく生きるのではなく、

それを生かして次の人の刺激になる、引っ張っていくという姿勢に新鮮さも感じました。

 

これまで起業家の方の言葉に触れたときに、

(もしかしたら私の勉強不足かもしれないのですが)親や親戚がお金持ちでも、

なんとなく「父が経営者なので、経営というものが身近でした。」とさらりと流している印象でした。

 

けれど、お金持ちといいますか、恵まれていることから使命感を見出し、

アクションまで起こしている姿勢を18歳で持っている。

 

そしてそれを公に公表しているのが、遠慮をしない、真の意味での謙虚さを持ち合わせ、

常に高い向上心を持ち続けている椎木さんならではだと感じました。

 

 

傍観者ではなく、自分にできることを考え動いている。(P105)

[本文要約]

中学2年生の頃に向井理さん出演の『僕たちは世界を変えることができない』というカンボジアを舞台にした映画を観てショックを受けた。

「世界は変わらない」って言っても、それをただ傍観するのもちょっと違うなと思って。

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1でもお伝えをした、常に現状に不満を持っている姿勢もリンクしているのかもしれません。

投げかけられた言葉に違うと思ったら自分は当事者として何ができるのかをすぐに考えられる姿勢は、

習慣になっているのだとこの一文からも感じました。

 

また、その次のページで椎木さんのお父様が

「貧しい国に寄付をするもの悪くはないんだろうけど、最終的にはどこかで自走するようなかたちにしていかないと、結局は続かない。やっぱり経営感覚というのは、貧しい人を救う上でも必要だなと思っている。」

と述べていて、上場企業の経営者の方に共感というのも恐れ多いのですが、そうだなと感じました。

 

〝経営は、ときにある人たちが自走するための土台をつくれるもの。〟

余談ですが、そんな感想を抱いた一文です。

 

 

スーパースターになりたい!伝説になりたい!そんな純粋な思いから志や使命を大切に、まっすぐに突き進む姿勢(P287)

[本文抜粋]

私が好きな言葉はマーガレット・サッチャーのこの言葉です。

 

「多数に付随するな。自分自身で決断せよ。

そして、人々をも納得させ、リードしていけ。」

 

これからも私は伝説をつくるため、上場の夢に向かって突き進んでいきます!

そして、あなたの挑戦も待っています!!

 

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この言葉で本書を締めているところからわかるように、

椎木さんは伝説になること。スーパースターになることを志しているようです。

 

それによって、若い人を引っ張っていきたいと。

だからこそ、どんな叩きも気にならず、むしろモチベーションにして次のステップに邁進されているのでしょう。

 

 

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書籍の後半は上場企業の経営者である椎木さんのお父様のストーリー

冒頭でもお伝えしたように、この本の後半は上場企業の経営者であるお父様が自身が起業に至り、上場するまでのストーリーが鮮明に描かれています。

 

その中で、

  • 経営者として、周囲の人を幸せにするために大切なこと
  • 組織をトップでまとめる上で覚悟しておくべきこと(仲間との信頼関係や裏切りに対して)
  • どのように会社を大きくしたのか。成功したからこその実践例と、失敗したからこそ得られたもの

 

などが書かれており、

これから会社を経営していく人が気をつけるべきポイントも多数掲載。

また、今の会社を大きくしたい経営者の方や、

個人事業主であっても学ばせていただけるノウハウや心持ちがたくさんあります。

 

上場企業の創業社長の方のエピソードは想像たるもので、これらはぜひ購入をしてご覧ください^^

 

 

 

私が『女子高生社長、経営を学ぶ』を購入して感じたことをまとめると、

椎木里佳さんの伝説を作り出す志の高さと、自分に素直で行動できる実行力の高さ、

他者ではなく自分を持ち発信できる信念の強い女性であるという姿勢に感銘を受けました。

 

恵まれたものに遠慮をせず、真の謙虚さを知っているからこそ生かすことができ

それで日本の若い人をリードしている印象です。

 

また、自分の悩みは小さなもので、悩んだときに「もっと高いところを目指し、努力し続けている人がいるんだ!」と励みにもなる刺激をくれる一冊だと思いました。

周囲の意見に振り回される暇がないほど、自分のゴールが決まっていて、

そこに常に向かって進み続けている椎木さんならではの言葉が心に響きます。

 

 

また、TVや書籍、インタビュー記事などから伝わってくる「物事をはっきりを述べる姿勢」も特徴的ですよね。

いいものはいい、悪いものは悪い。

 

テレビでは自由な場だと一番に発言されている積極的な印象ですが、

ほかの出演者の同世代の人も話せるように、

途中から発言を減らすという周りへの心遣いと積極性の絶妙なバランスが感じられます。

けれど当てられると意見をしっかり述べていて、本当にできる人にしかできない姿勢も持っていて刺激をいただきます。

 

この一冊は購入してよかった!と自信を持って思える書籍です。

 

ちなみにホリエモンさんも役に立つ本と。

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「はじめに」で椎木さんが

  • これから起業しようかなと思っている若い人
  • 悩みや漠然とした不安のある人にとっても、行動を起こすきっかけになればいいなと思っています

と書かれているように、ぜひこのような方におすすめなのと、

  • 高い目標を持ち続けることができない人
  • 目標と現状にギャップが生じてどうしたらいいのか、気持ちをどう上げて行けばいいのかわからない人

にもおすすめできる一冊です^^

 

 

そして今後の椎木里佳さんのご活躍を楽しみにしながら、

私も自分の志にまっすぐに努力をし続けようと思わせていただきました!

 

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他にもビジネス本のおすすめを記事でまとめています。

独立をしている人なら必ず知っておきたい最先端なのに本質的なマーケター情報

 

 

愛されるSNSアカウント『森美術館のSNSマーケティング戦略』から学ぶ

 

 

上村菜穂 プロフィール

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株式会社PR NET 代表取締役

〝広告費をコストカットして理想のお客様が集まるSNSづくり〟をコンセプトに
自身の開催イベントでは女性を延べ1,200名以上集客してきた。

そのノウハウを法人・コミュニティ向けに東京・大阪・福岡をはじめとした全国で
延べ9,100名以上に向けて講演活動をするほか、
女性起業家向けの集客・PRコンサルティングを主軸に事業を行っている。


ライターとして、20代女性向けの集客やPRを強みに、2015年に学生から個人事業主として独立。
14歳でメールマガジン20,000人・恋愛部門1位を取得。

女性が自分らしいことを仕事にして、豊かなライフスタイルを送れる社会をつくるべく、
集客・PRの再現性あるノウハウを構築中。

■主なメディア・法人実績 (敬称略)

・研修講師
「楽天大学」(株式会社楽天)
「ロートビューティーマイスターへSNS集客&プロモーション研修」(ロート製薬株式会社)
「お客様から愛されるSNSのお作法
〜集客UPにつなげるプレミアムレッスン〜」(秋田県信用保証協会 創業支援チーム 女性創業支援 チームポラリス)
半年間のサロンオーナー様向けアカデミー研修講師(株式会社UTP)
女子大生向けの人生設計を講演(株式会社サイバーエージェント)(株式会社マイナビ)など。

・ライター
「by.S」(株式会社サイバーエージェント)、「起業サプリジャーナル」(株式会社ネオキャリア)、「GOLMAGA」の女性向け企画・ゴルフ美人インタビューの企画、インタビュアー(東急電鉄)、福島 震災復興取材(近畿日本ツーリスト)、「家事大学」(株式会社ベアーズ)など。

・その他
秋田魁新報社(2019/10/26、2019/10/30)掲載
「おはよう日本 まちかど情報室」(NHK)
2016年五月祭にて「教育のできない人は起業を諦めなさい」(東京大学)
会員数34万人の日本最大級Webメディア『Schoo』に出演など。

 

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