コロナショックでビジネスを作り直し、またお客さまを集めたいときのポイント

これまでエステや飲食など店舗を構えてサービスを提供していたり

お料理教室やハンドメイドレッスンなどのお教室サービスを提供していたお客様から、多くお寄せいただく声で

「ビジネスモデルを見直したいのですが、どうしたらいいか全くわかりません」

というお声をいただきます。

その道が何ヶ月、何年、何十年であっても

お客様に喜んでほしいという一心でビジネスをしていたら

スキル向上に一生懸命だからこそ

それがどうにもならない時に迷ってしまいますよね。

それは決して劣っていることとか

恥ずかしいことではなく

一生懸命に目の前のお客様と向き合ってきたからこそだと思います。

だから、迷って途方に暮れることに劣等感を抱かないでほしいです。

一方で、ビジネスをしていたら

お客様に喜んでいただいて報酬をいただくので

自分を責めないでほしいけれど、

次なる対策を打たないことの話は別です。

そこで今回は、どういう視点で次のビジネスモデルを考えたらいいのか、というお話をしていきます。

不景気の今こそ、需要を的確に読み解くためには

まず、商品やサービスを作る時に大切なことが

・やりたいこと

・できること

・需要があること

です。

自分が大切にしていきたいことは何なのか？

自分ができることは何なのか？

そして大切なことは消費者目線を忘れない、需要です。

お客様が何を求めているのか。欲しいのか。

ここを常に見失ってはいけません。

そして今は「あったらいいな」は

ほぼ売れないものと考えましょう。

贅沢も人生の楽しみとしてすごく大事なものだと思いますが

多くの人が打撃を受けている時に

「あったらいいな」のちょっとした贅沢は

「今の時期は、必要なもの以外は売れない」

と割り切りましょう。

ここを割り切ってビジネスを再設計してください。

本来であれば、ここで

「では私の個別コンサルティングにどうぞ」

とお繋ぎしたいくらいなのですが（笑）

今回は困っている方も多いはずなので、

〝みんなで乗り切りましょう！〟

ということで

もう少し読んでくださっている方がお金をどこかにかけなくても立て直せるように

今、私がお伝えできるヒントをお伝えします。

「今、必要なもの以外は売れない」ときに注目するべきこと

お客様は今、必要なもの以外買いません。

それはみなさんも同じではないでしょうか？

例えば私も大切な友人たちとの会食を

いい感じのレストランを予約していたので

とっても楽しみだったのですが、

「今ではなくていいよね。落ち着いたらにしよう！」

と何件も予定を解消しました。

言葉の違いこそあれど、

「今ではなくてもいいよね」

という本音を多くの人が持って、消費がゆっくりと動いています。

だからこそ注目するべきはお客様の〝不〟です。

「あったらいいな」の欲しいものではなく、

「このモヤモヤした状況を打破するのに、今すぐにでも必要なものは？」

ということをひたすら書き出してみてください。

その中で自分ができることを探す、

これに尽きると思います。

お客様は今、

何を不満に感じている？

何を不便に思っている？

何を不安に感じている？

そうやって、お客様の〝不〟を解消することにフォーカスをしてください。

「こうなったらいいな」

の理想は経済がきちんと回っている時だからこそ感じられるものです。

お客様の「不満」「不便」「不安」を解消できるものをリストアップし、

その中で自分ができることを探してみてはいかがでしょうか？

私自身もみなさんが

これまでに来てくださった既存のお客様がストップをして集客に困っている（不安）

↓

新しい人にアプローチをしたいので、これまでリアルな世界で出会えなかった人と繋がりたい（欲求）

という点に着目し、これまでは

「対面でないと伝わらないものがある」

という思い込みをなくすことにしました。

その代わり、もともと資料作成は好きなこともあり

「講座が終わった後も見直せる資料を作ろう」

と資料をブラシュアップしています。

するとご受講いただいた方から

「レッスンのときに教えていただいても忘れてしまったりするので、こんなに見返せるものをいただけるのは有難いです＾＾」

とおっしゃっていただけました♪

資料をブラシュアップするために、

・今までに読んできた書籍を再度読み直し、自分なりにワークをして、再現性が高い方法を追求する

ということを行えたのは、お伝えするお話に深みが増して、

表現方法のボキャブラリーも増え、非常によかったことです！

あとはお客様と

「逆転の発想でビジネスをしていきましょう！」

と構想を練ったりしました＾＾

これは今、ご実行に向けて頑張ってご準備をされているので

実際の例はお控えさせていただきますが

お伝えしたいイメージだとまさに昨晩、TVをつけると

TBSで毎週日曜よる6時30分放送の『坂上&指原のつぶれない店』にて

六本木にある本屋『文喫』さんがご紹介されていました。

『文喫』さんは、

なんと入場料が1,500円（休日は1,800円）かかるのです。

本屋で入場料がかかるなんてビックリしますよね！

けれど本屋さんが潰れる時代に行列ができるほど大人気なのだとか。

理由は…

・入場料を払えば、1日中いることができる

→閲覧室や研究室があり、じっくりと本を選書することができるほか、

喫茶室でハヤシライス、スパゲティ、ケーキ、アルコールなどが用意されており、お食事と会話も楽しめる

・約30,000冊を準備しているが、積み重なっている書籍はなく、全てが1冊もの。

→副店長さん曰く、（流し見をしていたので正確な言葉ではありませんが）

「人と人が恋に落ちるように、

（1冊しかないからこそ）人と本が恋に落ちるような運命の出会いの場を作っている」

というようなことをおっしゃっていました。

・選書サービスありで自分にあった書籍をプロがお薦めしてくれる

→来店3日前に電話予約すると、お客さん一人一人にあった本を選んでくれるサービスがあるのだそう

です。

本屋さんは

・自由に出入りができ、（つまり閲覧料は無料）

・人気の書籍は山積みで置かれている（注目本であればあるほど、1冊しかない、ということがない）

というのが常識ですが

その常識が覆る、面白い発想ですね＾＾

なかなか一人で考えるのは難しいですが、

こういう時こそ周りの方々と

・今の自分（たち）のビジネスで常識であることは何だろう？

・常識ではないことで何ができるだろう？

・もしそれでお金をいただけるとしたら、どのような価値があると嬉しいだろう？

と考えてみると何か浮かぶかもしれないですね。

私もこれまでは「全国どこでも行きます！」というスタンスでしたが、

昨日、初めてオンライン上で35名の方にセミナーをできたことは

「全国どこでもオンラインで伝えられます！」

という新しい常識をいただきました＾＾

また、今週は取材もあり

なんと　＜　360分ほどの長時間インタビュー　＞　なのですが

これもコロナの影響でオンラインで行うことになりました。

ここまで大掛かりな取材が対面ではなくオンラインで行うのは

初めての挑戦ですが、

タイミングを遅らせるよりも

今、進めていきましょう！とお話がまとまり

準備に緊張しつつも楽しみです♪

来週は1日の中で

・協会さんのインストラクターさんに向けてPR講座

・パラレルキャリアを目指すみなさんにSNSセミナー

と1日で2本、オンラインで講演会です♪

こんな時期だからこそ、みんなで頑張りましょう！

お役に立てそうなことがあればお気軽にお問い合わせください＾＾