先日取材をしていただいた美人カフェさんにて
『女性への集客・PRをお考えなら上村菜穂さんの名前を覚えてね』
早くも10,000PVが超えたと管理者の伊藤良一さんからお礼のお声を頂戴しました。
たくさん記事がある中で伊藤さんが
「素晴らしいです」
と声をかけてくださったので、読んでくださったみなさん
本当にありがとうございます(*^^*)
ちなみにとっても奇遇なのですが
美人カフェさんで記事をあげていただいた2月9日は、
1年前にニューアキンドセンターさんで2月9日に記事をアップしていただいていました…!
さらにその1年前の2016年は2月8日に
life scopeさんで取材記事をアップしていただいています。
http://scope.life-app.jp/interview/reason/919/
「3年連続で同じくらいに取材をしていただきました」
と自分で思っていたのですが、まさかこの日にちにビックリ。
来年はどなたか2月10日に公開してくれると嬉しいです。笑
目次
女性支援をしたいと思った背景
やっぱり私の人生において
すごく熱心に教育をしてくれて仕事が大好きだった母が
(私は感謝をしているけれど)亭主関白の祖父が「上村家の決まり」ということで母を働きに行かせなかったので
何度も何度も
「働きたいな」
「仕事は楽しかったな」
と言っているのを耳にして育ってきたことが大きいです。
母と背景は異なっても
結婚・出産という大事なライフイベントによって何かを諦めないといけない女性に、
このネットがある時代だからこそ
「家でも働ける」
「家事・育児・介護も仕事もできる」
つまり
プライベートもキャリアも両立できる女性を増やしたいと思って今に至ります。
活動してきた中で300名以上の女性の方とお会いしたからこそ感じている
「なぜ上手くいく人といかない人がいるのだろう」
ということを分析した一部として、
ビジネスがうまくいく女性起業家の要素をお伝えしていきます。
(とは言っても男女あまり関係ないかも)
前置きが長くなりましたが
ぜひご一読ください^^
SNSや契約書こそ法律で守る。ビジネスの基盤を知る女性起業家向け法律セミナー
Value思考がある
男女問わず大事なのが、Value思考、つまり人に与えようという気持ちがあるかどうか。
もらうことだけに喜ぶことは、消費者がすることなので、
起業家として誰かに価値を与えるにはちょっと視点がズレてしまうかもしれません。
また、Value思考がない人がやってしまいがちなのが、仲間からもたくさん自分が貰おうとすること。
そうすると仕事を一緒にしたとしてもお互い心地よくできないので信頼できる仲間はできないのでは?と思います。
そうなると一人プレイヤーだし、そのリスクは自分の代わりがいないので
自分が健康面・精神面・経済面のいかなる要素で潰れたときに事業がとまってしまうし、
なにより苦手なことを補う人がいない点です。
人を喜ばせることができるかどうか。
人としても大切だけれど、それでお金をいただく起業家となるとますます大事な要素だと思います。
ファイナンス力
まだまだ私もわかったようなことを言うのは恐れ多いのですが、これを鍛えるのに相当な時間を費やしてきました。
それで色々な女性起業家の方とお会いして思うのが
女性の強みと科学的にも言われている感性が強いゆえ、論理を飛ばしてしまいかねないことです。
例えば
「この企画やりたい!」
でやってみます。
その結果論で
「あれ?5,000円しか黒字になっていない…」
となってしまうことを続けてしまうと廃業のリスクしかありません。
たとえ5,000円でもそれによって得られる経験や実績がもともとの目的ならばいいのですが、
「売上を上げる」「利益を上げる」ということを念頭にしているのに、「こんなに少ないの?」では本末転倒です。
やる前にファイナンス目標を立てることが重要だし、
あとは自分がお金を使っているものが投資・消費・浪費のいずれかを見分けることが必要です。
例えばセミナー中毒、資格マニアの人は要注意。
資格を持ったらそれを活かして仕事をしないと。また次の資格取得に走ってアウトプットの前にインプットでお金と時間をかけたらいつまでも足りないですし、時間はどんどん過ぎてしまいます…。
本質思考
起業家である以上、はずせないもののひとつが本質思考。
例えば自分が失敗してしまったときに
「失敗しちゃった…」で終わるのではなく
「なぜ失敗したのか。何が原因だったのか。」を語れることが重要です。
また、それは上手くいっているときも同じで
「なぜ上手くいったのか」
を考えられていないと再現性がありません。
時折
「どんな仕事だったら女性起業家で上手くいくと思いますか?」
という声を聞くこともあります。
この回答に関して、まず
- あなたにどんな強みがあって
- 何がやりたいことで(モチベーションを上げたり、楽しく発想を広げられるのか)
- 力になりたい人たちのニーズがあるのかどうか
は人によって強みや資産(お金だけではなく、スキルや実績、人脈も)が異なることを理解していないと何も話しが始まりません。
例えば今後はAIが流行るのだとしたら
「より質のいいAIを創り出せる側になればいい」
ということになると思いますが、ITが苦手だったらできないですし。
あと意外と大切なのはパッションだと思います。
「この人たちの力になりたい!」
という気持ちがあれば、マーケティングの言葉や本質を理解していなくても自然と「何に困っている?」「何があったら嬉しい?」と聞くと思いますし、改善策を考えます。
好きなこと、好きな人のことを考えている方がいいアイディアが浮かぶのは万人共通のことかと思うので、大事なのは自分が好きという気持ちです。
ちょっと話しがズレましたが、本質思考があれば
「そもそもビジネスってどうしたら上手くいくんだろう?」
↓
「利益を上げ続けるためにはお金を払おうって思ってもらい続けないといけない」
↓
「お金を払いたくなるサービスって何?リピートしたくなるものって何?」
↓
「自分にとって必要不可欠なもの。
もしくはなくても生きていけるけれど、快楽を得られるので欲しいもの!」
↓
「そういうものを提供するために大切なことは?」
↓
「提供側もお客さんを喜ばせるくらい楽しまないと!
ターゲットとそこへのパッションが大事だな」
というような流れになるわけです。
もっと事例を上げるとかなり長くなるのですが、
「そもそも…」と問題・課題等の要因や原因(表面のみのジャッジではなく根本に目を向けること)を理解しようと探る本質思考はかなり重要です。
準備が8割だという姿勢
この一言でまとめても、そこから派生するアクションは色々あります。
例えば
早起きをして人と会う前にしっかり身支度をして会うこと
→特に自分でビジネスをするなら自分こそ商品なので、スキルや能力以上に「この人と仕事がしたいか」が問われます。
そんなときに身だしなみを整えて会えるというのは非常に重要。
アポイントの時間ではなく、その約束が始まる◯時間前の準備を自分の身なりから整えることも大事なポイントになるでしょう。
約束をして会う前に相手のことを知ろうとすること
→会っている時間は自分の時間も使っているけれど、言い換えれば相手の時間も使っています。
そんなときにちょっとネットで調べたり、相手のSNSを見ればわかるのをわざわざ一から聞いていたらお互いの時間を失ってしまいかねません。
けれどこれは私がインタビューの仕事をする中で痛感をしたことで、取材相手の人は取材を受けている経験者も少なくありません。
そうなると以前ほかの記事でインタビューされていることを聞いてしまうと場合によっては
「前に出ている記事でも話しているけど…」
と言って回答させてしまったときにすごく反省しました。
取材はインタビュー時間が決まっていることもあり、例えば1時間で約束をしているとネットで調べておけばその質問をもう一段深く聞けるのです。
こういう下調べをしっかりやってから会うと、ビジネスも上手くいきやすくなりました。
これはインタビューのお仕事最中だけではなく、そうではない相手の方のこともストーカーにはならない範囲で(笑)関心を持つ程度に、事前に情報を知ることはコミュニケーションを円滑にするひとつだと思います。
商品をマーケティングしてつくること
これもビジネスで大事な要素。私がお世話になっている経営者の方には、200人にマーケティングをして商品をつくりなさいとご指導いただきました。
「これがしたい!」
と自分がどんなに思っていても、自分が力になりたい人が
「これは必要ではないかな」「欲しくはないかな」
と思ってしまったら進まないもの。
昨今、起業はSNSを使ってできるので始めるハードルが低くなるといういい傾向が増えた一方、
(好きなことや人生で培ったことで人に価値を与えようと動くことはいいことだと思うので)
気軽に始められるがゆえに、準備をショートカットして売れるかわからない高額なバックエンドをつくってしまい、起業迷子や諦めてしまう人も増えています。
そうしたケースの答えは原因によって異なるけれど、準備をしっかりやって順序立ててやるべきことを着実にやれば、少しずつでもカタチになるのではないでしょうか。
ビジネスをやるために商品設計から自分の生活まで準備8割!というくらい準備は大事です。
また、これに加えて
世の中をよくするために、
そして一人一人が尊重され、お互いの自由や権利が保障されるために存在しているのが…
「法律」
です!
どんなに自分の生活を整えても、
商品をマーケティングしてつくっていっても
根本的に社会で決まっているルールに反してしまったら努力が水の泡になってしまうかもしれません。
そうした事態を未然に防ぐために、
京都大学大学院をご卒業されてストレートで司法試験に合格され
入るのが難関を言われる大阪の4大事務所に所属し大活躍されている非常に優秀な弁護士の水井先生にご協力いただき、
女性起業家向けの法律セミナーをしていただくことになりました!
「法律って全然わからない」
そんな女性起業家の方に向けて主に
- 契約書
- SNSや情報発信
を中心とした内容に加え、
- 女性のための結婚時や離婚時に念頭においておきたいポイント
までお教えいただきます。
私も昨年、お世話になっている先輩のご紹介で水井先生の法律セミナーを知り
「絶対私には難しいだろうな…けれど行かないと一人で勉強できないし、まわりに聞ける人もいないし。。」
というようなテンションだったのですが、
説明がとってもわかりやすく、法律のイメージを良い方向へ覆していただいたので女性起業家の方向けにご依頼させていただきました^^
大阪からわざわざお越しいただくのと、
参加者限定のランチ懇親会は水井先生がお声がけくださり
東京にいらっしゃる女性弁護士の先生方2名も来てくださり自由にご質問できる場を
先生方のご厚意のもと準備しましたので気になる方はぜひご参加ください!
詳しくはこちら。
ということで
「ビジネスがうまくいく女性起業家4つの要素」を
- Value思考
- ファイナンス力
- 本質思考
- 準備が8割
でお伝えしました。
実際にまだほかにも
- 女性らしいしなやかさ
- 自己管理力
などなどある気がしますが、また自分なりにまとまったら書こうかな。
ということでご一読をありがとうございました^^
女性キャリア支援・PRブランディング 20代女性向けの集客やPRが得意なライターとして学生からフリーランスとして独立。
14歳でメールマガジン20,000人・恋愛部門1位を取得。歴代最年少記録。
東急グループ『GOLMAGA』での企画立案、サイバーエージェントが運営するアラサー女性向けメディア『by.S』でライターを担当。
『楽天大学』にてライティング講師、東京大学・学園祭2016年で『教育のできない人は起業を諦めなさい』にて女性唯一のパネラーに選出され登壇するなど、登壇は延べ1,000名以上の前で行う。
自身の開催イベントでは女子大生を中心とした20代前半女性延べ600名以上集客してきた。 現在はこれらの経験を活かし、ライター業に加えて女性の起業・PR事業をしている。 またNPO・Schick Woman(粋な女性)のコミュニティー代表としても活動中。