先日サロン生さんとのコンサルティングをしているときに
「最近のSNSのトレンドって何ですか?」
とご質問をいただきました。

回答した後、
そういえば近年の変化はなんだろう?と思い
調べながら思い出してみることにしました。

今回は少し引いた視点で、
SNS全体の流れを一緒に整理してみたいと思います。

2023年から2026年まで「トレンドが変わった」というより、
SNSの役割そのものが変わったそんな4年間でした。

 

 

2023年|ショート動画がすべてを飲み込んだ年

この年は、とにかく ショート動画一強でした。

 

TikTokが圧倒的な勢いで若年層を席巻し、

InstagramはReelsを本気で強化して、ほぼTikTokクローン状態に。

 

YouTube Shortsは始まったものの、まだ追いつけていませんでした。

 

X(当時Twitter)はアルゴリズム変更でバズが起きづらくなり、

議論・テキスト文化に役割をシフトしていきます。

 

とにかく 「ショート動画でバズる」ことが最優先だった年です。

 

この2023年のInstagramは、正直「スランプ期だった」とも言えます。

 

「TikTokと何が違うの?」状態で

治安の良さはInstagramの方が圧倒的にいいですが

それでも人々を中毒にしてしまうほど、魅了しているのはTikTokの印象でした。

 

TikTokに対抗するために、 Reelsを本気で強化し、

あえて”似せる”選択をした年でした。

 

でもこの迷走があったからこそ、

2024年に 「Instagramらしさとは何か?」 を取り戻すことができたのです。

 

ここで改めてはっきりしたのが、価格ではなく、価値で選ばれること。

テクニックではなく、設計がものを言うこと。

 

流行っている型を追うだけでは、プラットフォームの”らしさ”も、

発信者の”らしさ”も、必ず失われます。

 

2024年|フォーマットが成熟し、役割が分かれ始めた年

2024年になると、 ショート動画は”慣れ”のフェーズに入ります。

 

ショート動画の長さが1分から2〜3分へと延び始め、

Instagramは「オシャレで洗練された短尺」で差別化に成功しました。

 

もう少し補足をすると2024年のInstagramは、

  • 「オシャレで洗練された短尺」
  • 世界観・審美性・ブランド文脈の再評価
  • 写真×動画×ストーリーズの立体設計

ができました。

 

TikTokの勢いを理解した上で

Instagramにしかできない強みを再定義した結果だとも言えます。

 

 

YouTubeは「ショートで入口 → 長尺で深掘り」という導線を作り始め、 TikTokを使ったソーシャル検索が定着していきます。

 

Googleより先にTikTokで調べる文化が、この年に根付いたのです。

この年は、 バズ+世界観+導線 という考え方が重要になりました。

 

 

2025年|AIとコマースが本気で入り込んだ年

ここが大きな分岐点です。

AI生成コンテンツが一気に増加し、

同時に「AIっぽさ嫌悪」も発生しました。

 

TikTok Shopが特に中国・東南アジア・欧米では急成長して
日本でも6月に本格スタートしました。

 

Instagramではbroadcast Channelsなどを通じて

「狭く深いコミュニティ」志向が強まります。

 

YouTubeは教育・レビュー・ロングコンテンツで

信頼のプラットフォームとしての地位を確立していきました。

 

この頃から

「作れる」よりも 「信じられるかどうか」 が、

はっきり差を生み始めたのです。

 

さらに2025年はSNSが政治に
多大なる影響力を与えたのは記憶に新しいですよね。

 

「操作された年」ではなく「試された年」です。

ちょっとわかりにくいので補足をしますと

よくある誤解として、

SNSが政治を操った
SNSが世論を作った

と言われがちですが、2025年は少し違います。

 

実際には、

  • アルゴリズムが何を広げるか
  • 人々が何を信じるか
  • 誰の言葉に耳を傾けるか

社会全体の判断軸が試された年でした。

 

2026年(現在)|混沌とデトックスの二極化

そして今、2026年。

SNSでは 少し不思議な二極化が起きています。

 

予測不能なトレンドが次々生まれる「Chaos culture」と、

情報に疲れて距離を取りたくなる「アテンション・デトックス」。

 

この2つが、同時進行しています。

今、ユーザーが強く求めているのは 「生っぽさ+信頼感」です。

 

ショート動画は検索・発見・購買の入口として機能し、

長尺コンテンツは本当に知りたい人、

信じたい人のための場所になっています。

 

Xはエンゲージメントは落ちつつも、

リアルタイム議論・専門情報では独自の強さを持っています。

 

「目立つ」よりも 「この人の言葉だと感じられるか」 が、

ますます重要になっているのです。

 

 

この4年のSNSの変化をまとめてみた

2023年は、ショート動画で「バズる」。

2024年は、ショート動画で「オシャレにバズる」。

2025年は、ショート動画で「バズって売る」。

 

そして2026年は、ショート動画で

「バズって、信頼を得て、売る」 + 疲れたらデトックス。

 

この流れが見えてきます。

 

最後に

SNSは、どんどん進化しています。

でも面白いことに、 最後に価値として残るものは、

どんどん人間的になっている そんな感覚があります。

 

AIを使うかどうか、ではなく AIとどう付き合うか

SNSをやるかどうか、ではなく SNSに、どんな自分を残すか

今は、そこを考えるフェーズです。

 

 

だからこそ

「じゃあ私たちは、何を信じればいいの?」

という問いが心の中にある人も

一定数いらっしゃるのではないでしょうか。

 

次回はここについて書き進めてみます!

本日もご一読をありがとうございました^^

 

 

P.S.

2026年は2025年の新語・流行語大賞にノミネートされた
『平成女児』が引き続きブームになるそうです!

 

少し前からシール交換が流行っていると聞き

「懐かしいな」と思いながら

私も2、3冊くらい作っていたことを思い出しました。

 

あとすっかり名前は忘れていましたが
『セボンスター』が好きで
これがついてくるお菓子を買ってもらい

集めていた時期もあったなと思ったり。

 

そうしたら『大人のセボンスター』というものがあると

X(旧Twitter)で知り、クリックしてみると・・

 

198,000円でした。

しかもパーっとしかLPを見ていませんが多分、今は売り切れで買えないようです。

 

上村菜穂 プロフィール

上村菜穂.jpg

株式会社PR NET 代表取締役

マーケティングの本質×SNSのトレンドを掛け合わせたSNSからの女性集客を専門としている。
14歳でメールマガジンを始め、8ヶ月で20,000人の登録を達成。当時の歴代最年少記録を保持。
2021年に株式会社PR NETを創設。
個人、法人の500以上のSNSを個別で指導。登壇は(公財)東京都中小企業振興公社、東京大学、楽天、ロート製薬、ダイハツ工業、東芝テック、POLA、サイバーエージェント、商工会議所、新潟のミスユニバース・ファイナリスト(敬称略)など、全国で延べ14,000名の方へ行っている。

経歴
14歳でメールマガジンを始め、8ヶ月で20,000人の登録を達成。当時の歴代最年少記録を樹立。
大学4年次に新宿にて月間2,000名以上が来場するフリースペース『賢者屋』を創業メンバーとして立ち上げ、初代副代表を務める。同施設内で女子大生を対象に将来を考える企画『なでしこ大学』を運営。

2015年、建築系の大学院を中退し、個人事業主のライターとして独立。
日刊ゲンダイの『コクハク』、東急グループ『ゴルマガ』、株式会社ネオキャリア『起業サプリジャーナル』、株式会社サイバーエージェントの月間500万PVを誇る『by.S』で執筆。

2017年、女性起業家向けにSNS集客セミナーやInstagram集客セミナーを行い、個人のHPとSNSで集客講師の活動を開始。SNSやマーケティングの専門用語をわかりやすく伝え、具体的な実践方法が好評を集め、全国の大手・中小企業、商工会議所・商工会・青年部、ミスユニバースでも講演を行う。

2021年、株式会社PR NETを創設し、代表取締役に就任。
主に『研修・講演事業』『個別コンサルティング』『SNSの運用代行』を行う。
研修・講演事業では延べ14,000名以上、個別の指導は個人・法人で累計500アカウント以上。運用代行では0から立ち上げたTikTokアカウントがフォロー、いいね周り、広告なしの運用で、2年間でフォロワー数6万人を達成。
近年はSNS×AI×Webマーケティングで中小企業の支援をしている。

◆研修実績(敬称略)
ダイハツ工業株式会社/楽天株式会社/東芝テック株式会社/株式会社ロート製薬/株式会社キャリアカレッジジャパン/株式会社UTP/株式会社オモロー

◆講演実績(敬称略)
(公財)東京都中小企業振興公社/東京大学/株式会社ポーラ/株式会社サイバーエージェント/株式会社マイナビ/ベストオブミス新潟/株式会社Schoo/株式会社エディターキャンプ/東京商工会議所/草津商工会議所/久喜市商工会/石岡商工会議所 青年部(石岡YEG)/秋田県信用保証協会/リバーサイド千秋/NU茶屋町/港南台バーズ/紙屋町シャレオなど

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