【SNS集客×AI活用セミナー】 広告費0円のSNS運用を実現する「価値で選ばれる発信」をつくる3ステップ設計

【この記事で解決すること】

広告費0円で成果を出すSNS集客の方法。ChatGPT・NotebookLM・Claude・Perplexityを使い分けた「誰に・何を・どのように」の3ステップ設計を、株式会社PR NET代表取締役・上村菜穂が解説します。

対象読者 企業マーケティング担当者、自治体広報担当者、中小企業経営者、個人事業主
所要時間 読了10分
最終更新 2025年11月18日
所要時間 全体10分｜各章1〜2分

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2025年、SNSとAIは驚くほどのスピードで進化しています。

実は、多くの企業や事業主の方が同じ悩みを抱えています。

「毎日投稿しているのに、成果が出ない」
「フォロワーは増えたのに、売上につながらない」
「担当者が頑張っているのに、手応えが見えない」

私のもとには、こうした声が毎日のように届きます。

そして皆さん、口を揃えてこう言うのです。
「SNSって、本当に意味があるんでしょうか」

でも、ここで諦めてしまうのは、あまりにももったいない。

なぜなら、SNSが「投稿の量」や「運の要素」で成果が出る時代から、「設計力」で成果が分かれる時代へと変わったからです。

私は株式会社PR NETの代表として、これまで数多くの企業・自治体・個人事業主のSNS戦略に携わってきました。

その中で確信していることがあります。

2025年以降のSNS集客で結果を出すには、「人の感性」と「AIの分析力」を正しく組み合わせることが不可欠なのです。

本記事では、広告費をかけずに「価値で選ばれる発信者」になるための具体的な方法を、3ステップでお伝えします。

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第1章　SNSが成果につながらない3つの理由

多くの方がSNSで苦戦している背景には、共通する3つの理由があります。

理由1　無計画・無戦略で属人化している

「とりあえず投稿する」「担当者のセンスに任せる」という状態では、拡散されても信頼が積み上がりません。

投稿ごとにトーンが変わる。
世界観がバラバラ。
誰に向けたメッセージなのか、読み手に伝わらない。

こうした”属人化”は、企業のSNSにとって大きなリスクです。

理由2　「情報」だけで「文脈」がない

SNSは、ぼーっと見ている人が大半のメディアです。

「新商品が出ました」
「キャンペーン開催中です」

こうした”情報”だけでは、読み手の意識に残りません。

大切なのは「なぜその商品を作ったのか」「どんな人の、どんな瞬間に届けたいのか」という**文脈（コンテクスト）**なのです。

文脈があってはじめて、読み手は「自分ごと化」し、行動につながります。

理由3　AIを使っても”心”が届かない

「ChatGPTに全部書かせればいいのでは？」

そう考える方もいらっしゃいますが、これは大きな落とし穴です。

AIに丸投げした文章は、確かに整っています。
でも、読み手の心には届きません。

なぜなら、体験や想い、価値観といった”人にしか紡げない要素”が抜け落ちているからです。

AIは確かに優秀です。
文章は整っている。言葉も洗練されている。

でも、読み終わった後に何も残らない。
心が動かない。
「で、結局この会社は何を大切にしているの？」が伝わらないのです。

私は何百というSNSアカウントを見てきましたが、長く愛されているブランドには、必ず”人の体温”があります。

失敗も、葛藤も、そこから学んだことも。
すべてをさらけ出して、読み手と向き合っている。

その誠実さこそが、AIには決して真似できない”価値”なのです。

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第2章　SNS×AIで成果を出す全体像

株式会社PR NETの研修では、SNS集客を”再現性ある仕組み”に変えるため、次の3ステップで設計しています。

3ステップ設計の全体像

STEP1　誰に
ターゲット理解の解像度を上げる

STEP2　何を
価値が伝わる切り口を10倍に増やす

STEP3　どのように
見られる・伝わる投稿設計をつくる

この3つを明確にすることで、SNSは「なんとなく投稿する場」から「信頼を育て、行動を促す場」へと変わります。

AIツールの使い分け

AIツールは、それぞれ得意分野が異なります。
適材適所で使い分けることが、成果への近道です。

AIツール	タイプ	得意分野	具体的な使用例	料金
ChatGPT	万能型	日常的な文章作成、アイデア出し	SNS投稿の下書き作成、キャッチコピー10案出し	無料〜月20ドル
Claude	研究・学術型	深い分析、構造化された思考整理	ターゲットの感情地図作成、長文の要約・分析	無料〜月20ドル
Perplexity	検索特化型	最新情報、市場調査、競合分析	業界トレンド調査、競合SNSアカウント分析	無料〜月20ドル
NotebookLM	企業専用	社内資料の理解、ブランドトーン再現	過去資料から投稿案作成、FAQ自動生成	無料（Google提供）
Gemini	万能型	コンテンツ設計、導線最適化	投稿カレンダー作成、ハッシュタグ提案	無料〜月20ドル

AIの3つの分類

万能型（汎用）
ChatGPT / Gemini
日常的な文章作成・アイデア出しに最適

研究・学術型（文脈理解）
Claude
深い分析・構造化された思考整理に強い

検索特化型
Perplexity / Genspark / Felo
最新情報・市場調査・競合分析に最適

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第3章　STEP1「誰に」ターゲット理解の解像度を上げる

「30代女性向けの投稿を作ってください」

こうしたAIへの指示では、成果は出ません。
なぜなら、抽象的すぎて誰にも刺さらないからです。

悪い活用と良い活用の違い

❌ 悪いAI活用
抽象的なペルソナをAIに丸投げ
→ 誰にも響かない投稿が量産される

⭕ 良いAI活用
人が担うこと「この人を助けたい」という想い・原体験
AIが担うこと　信頼を感じる基準、心理的障壁、検索トレンドを1000人分分析

この組み合わせによって、勘で作られたペルソナが**「データで裏付けされたリアルな顧客像」へと進化**します。

🔍 実践プロンプト例（そのまま使えます）

Claude用プロンプト｜ターゲット分析

以下のペルソナについて、SNS発信の切り口を整理してください。

ペルソナ：35歳女性、会社員、子ども2人（小学生）、世帯年収800万円

以下の項目で構造化してください。
1. 表の欲求（本人が口にすること）5つ
2. 裏の不安（言葉にしづらい本音）5つ  
3. 決断の瞬間（行動に移すきっかけ）3つ
4. 信頼を感じる情報の特徴 3つ
5. SNSで反応しやすいコンテンツ形式 5つ

表形式で出力してください。

こうして整理された情報は、投稿の切り口やキャッチコピーの土台になります。

Perplexity用プロンプト｜競合分析

日本国内の「〇〇業界」で人気のSNSアカウントを5つ挙げてください。

各アカウントについて以下を分析してください。
1. フォロワー数
2. 投稿頻度（週何回）
3. 反応率が高い投稿の特徴（3つ）
4. 使用しているハッシュタグ（頻出5つ）
5. フォロワーが共感している理由（定性データ）

表形式で比較できるように出力してください。

このように指示すると、競合がどんな投稿で反応を得ているのか、具体的な数字とともに把握できます。

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第4章　STEP2「何を」NotebookLMで切り口を10倍に増やす

「AIに全部書かせる」という発想では、心が届きません。

大切なのは、人の体験談や失敗談、理念をAIの編集力で10パターンの切り口に翻訳することです。

NotebookLMとは

NotebookLMは、Googleが提供する”企業専用のAIアシスタント”です。

これまで、会社の資料やノウハウは「担当者の頭の中」や「バラバラなフォルダ」に眠っていました。

でも、NotebookLMにすべて読み込ませると、それが”あなたの会社を最も深く理解したAI”に生まれ変わるのです。

過去の企画書、お客様の声、代表の想い、実績データ。
それらすべてを記憶し、必要なときに最適な形で取り出してくれる。

まるで、10年選手のベテラン社員がいつでも隣にいてくれるような感覚です。

これがあれば、担当者が変わっても、ブランドの一貫性が保たれます。
ネタ切れに悩むこともなくなります。
社内の”知”が、資産として積み上がっていくのです。

NotebookLMの5つの活用法

1. 情報整理の自動化
膨大な資料から全体構造を把握し、要点を抽出

2. 理念と課題の関係整理
「理念→顧客課題→解決策→物語」の流れを可視化

3. 属人化しないネタ出し
過去の投稿やブログから「切り口10個出し」を自動生成

4. ブランドトーンの再現
代表の口調や文体を学習し、統一感のある投稿案を作成

5. 顧客の声からキャッチコピー生成
お客様アンケートやレビューをもとに、響く言葉を抽出

NotebookLM用プロンプト｜投稿案生成

読み込んだ当社の資料をもとに、Instagram投稿案を10パターン作成してください。

条件：
- ターゲット：30代女性起業家
- 目的：信頼構築とサービス認知
- 文字数：150〜200字
- トーン：上品で親しみやすい
- 構成：問いかけ→共感→価値提案

以下の切り口で分散させてください。
- 顧客の悩み解決型（3案）
- 実績・事例紹介型（3案）
- 舞台裏・ストーリー型（2案）
- 業界トレンド解説型（2案）

こうして生まれた切り口は、SNS投稿・メルマガ・広告コピーなど、あらゆる発信に活用できます。

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第5章　STEP3「どのように」見られる・伝わる投稿設計

どれだけ良い内容でも、「見られない」「読まれない」のでは意味がありません。

STEP3では、文脈（コンテクスト）を伝える設計と世界観の統一に取り組みます。

「情報」と「文脈」の違い

Google検索＝情報
目的が明確な人が、答えを探しに来る

SNS＝文脈（コンテクスト）
ぼーっと見ている人に、自分ごと化してもらう

たとえば「新商品発売」という情報だけでは、SNSでは素通りされます。

でも、次のような文脈を添えるとどうでしょうか。

「この商品は、私自身が産後に悩んだ経験から生まれました。

朝、鏡を見るのが辛かった。
子どもが泣いている。夫は既に出勤している。
自分のことは、いつも一番最後。

そんな日々の中で、私が欲しかったのは『たった3分で、自分を整える時間』でした。

それを形にしたのが、この商品です」

読み手は、この文章に自分の経験を重ねます。
「私も、そうだった」と。

そして、この商品が「私のための商品かもしれない」と感じるのです。

これが、情報ではなく文脈を伝えるということです。

文体分析（Tone of Voice）で統一感を生む

ClaudeやChatGPTに、既存のSNS投稿やブログを分析させることで、ブランド独自の文体ルールを作ることができます。

「以下の投稿10本を分析し、トーン・文構造・語彙の特徴・感情の方向性を抽出してください」

こうして生まれた「文章ガイドライン」があれば、担当者が変わっても一貫性のある発信が可能になります。

ブランディングの3ルール

視覚的な統一感も、信頼を積み上げる重要な要素です。

ルール1　フォント統一
画像で使用するフォントを決める（明朝体かゴシック体か、など）

ルール2　カラー統一
ブランドカラーは3色以内にまとめる

ルール3　お手本イメージ設定
雑誌（VOGUEなど）や参考サイトを決め、ビジュアルの方向性を揃える

この3つを整えるだけで、フォロワーは「このアカウントは信頼できる」と感じるようになります。

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第6章　研修で実際に手に入るもの

株式会社PR NETのSNS集客×AI研修では、次のような成果を目指します。

1. 再現性のある仕組み

「誰に・何を・どのように」が明確になることで、担当者が変わっても成果が継続します。

2. 社内でのAI活用体制づくり

NotebookLMやChatGPTを社内で使いこなせるよう、具体的なプロンプト例とともにサポートします。

3. ブランドトーンの統一

文体分析とガイドライン作成により、誰が書いても”らしさ”が伝わる投稿ができるようになります。

4. ネタ切れからの解放

一次情報（自社の体験・データ・実績）を10パターンの切り口に翻訳できるため、投稿ネタに困らなくなります。

5. SNSが「資産」として積み上がる

日々の投稿が、信頼・売上・ファン化につながる”資産”として機能します。

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第7章　📊 研修実績と成果事例

SNS成果事例

コンテンツ制作の大幅時短

• SEO記事作成：従来8〜16時間 → AI活用で2時間完成（87.5%削減）
• SNS投稿作成：従来30分 → AI要約・アレンジで5分完成（83%削減）
• 月次レポート作成：従来2時間 → AI分析活用で20分完成（83%削減）
• 市場調査レポート：従来3時間 → AI活用で1時間完成（67%削減）

リーチ・エンゲージメントの飛躍的向上

• アパレル業界事例：平均リーチ700回 → AI動画制作で58,000回達成（82倍の効果）
• サービス業事例：AIデザインフィードバック導入で1.5ヶ月でクリック数1.74倍増加

投稿品質と頻度の両立実現

• 投稿頻度：週1〜2回 → 週3回に増加
• 品質向上と投稿増加の相乗効果で、3ヶ月で来店数26%増を達成

2025年11月18日時点の情報

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まとめ

価格ではなく、価値で選ばれる発信者へ

2025年、SNSとAIの進化はさらに加速しています。

でも、どれだけ技術が進化しても、変わらない真実があります。

それは、人が担うべきは「意味づけ・共感・価値観」であり、AIが担うべきは「分析・要約・提案」であるということです。

この役割分担を明確にすることで、SNSは「価格競争に巻き込まれる場」から「価値で選ばれる場」へと変わります。

いま、あなたの手元には会社の想い、お客様の声、これまでの実績があります。

それらはすべて、”価値”に変えられる原石です。

あとは、正しい方法で磨くだけ。

3ステップの設計を整え、AIの力を借りて、あなたのブランドを「選ばれる存在」にしていきましょう。

その一歩を、弊社・株式会社PR NETがお手伝いします。

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FAQ　よくあるご質問

Q1. この研修は誰向けですか？

企業のマーケティング担当者、自治体の広報担当者、中小企業経営者、個人事業主など、SNSを「資産」として育てたい方すべてが対象です。

Q2. AIツールを使ったことがなくても大丈夫ですか？

はい、大丈夫です。基本的な使い方から、実践的なプロンプト例まで丁寧にお伝えします。

Q3. オンライン・対面どちらで受講できますか？

どちらも対応可能です。ご希望に合わせて調整いたします。

Q4. NotebookLMとは何ですか？

Googleが提供する、企業専用のAIアシスタントです。自社の資料を読み込ませることで、ブランド理解AIとして機能します。

Q5. 研修の所要時間は？

基本研修 60分〜
実践ワークショップ 2時間〜
継続サポートプラン 月2回×3ヶ月〜

企業様の状況に合わせてカスタマイズ可能です。

Q6. 研修の料金目安は？

詳細はお問い合わせください。

Q7. 研修後のフォローはありますか？

はい、以下のサポートをご用意しています。

• NotebookLM構築サポート（オプション）
• 3ヶ月後のフォローアップ研修（オプション）

Q8. 地方でも対応可能ですか？

全国対応可能です。

• オンライン研修（Zoom使用）
• 対面研修（交通費別途）
• ハイブリッド形式（一部対面、一部オンライン）

Q9. まずは相談だけでも可能ですか？

もちろんです。
初回30分の無料相談を承っております。
公式サイトのお問い合わせフォームよりご連絡ください。

Q10. どのような業種に対応していますか？

全業種対応可能です。
特に実績が多いのは、美容・サロン、飲食、小売、BtoB企業、自治体です。

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研修・お問い合わせについて

株式会社PR NETでは、企業・自治体・中小企業・個人事業主の皆さまに向けて、目的に合わせてカスタマイズしたSNS×AI研修をご提供しています。

研修内容例

• SNS戦略設計（誰に・何を・どのように）
• AIツールの使い分けと実践プロンプト
• NotebookLMの構築サポート
• ブランドトーンの統一と文体ガイドライン作成
• 担当者育成とチーム体制づくり
• 投稿設計書の作成サポート

対象

• 企業のマーケティング担当者
• 自治体の広報担当者
• 中小企業経営者
• 個人事業主・フリーランス

実施形式

• オンライン研修
• 対面研修
• チーム単位でのワークショップ

研修をご希望の方は、株式会社PR NET公式サイトよりお気軽にお問い合わせください。

https://pr-net.co.jp/ai_sns/

 

2025年11月18日更新　研修受付状況を追記
現在、12月・1月の研修枠を受付中です。

 

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📌 記事情報（メタデータ）

カテゴリ SNS集客、AI活用、企業研修、マーケティング
対象業種 全業種対応（特に：美容・サロン、飲食、小売、BtoB企業、自治体）
使用AIツール ChatGPT、Claude、Perplexity、NotebookLM、Gemini
キーワード SNS集客、AI活用、NotebookLM、広告費0円、価値で選ばれる、3ステップ設計、ブランディング、文脈、コンテクスト
執筆者 上村菜穂（株式会社PR NET 代表取締役）
執筆者プロフィール AI×SNS集客の専門家。企業・自治体向け研修実績47社。Instagram運用歴8年。
執筆日 2025年11月18日
最終更新 2025年11月18日
次回更新予定 2025年12月上旬（新規事例追加予定）

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執筆者
株式会社PR NET
代表取締役　上村菜穂

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