「SNSの投稿頻度は何回がいいですか?」
もう8年ほどSNS集客の講師業をしてきた中で、
そしてこの質問はあまりにも初歩的だと思う方がいるかもしれませ
ではなぜ私が今回ピックアップしようと思ったのか。
それはただ丸暗記で「週に◯回ですよ」
また、AIの登場により、私自身も「週に◯回です」
SNS初心者の方も、すでに発信をしている方も、
目次
これからのSNS投稿は「視点の習慣付け」が鍵
SNSを始めたばかりの方から、こんな相談をよく受けます。
最初はやる気満々でアカウントを開設したものの、
気づけば1週間も投稿できていない。そんな経験、ありませんか?
実は、この悩みの根本原因は「文章力がない」「センスがない」
本当の原因は「発信視点の習慣付け」ができていないことなのです
SNS初心者が陥る「投稿頻度」の悩み
SNSで集客や認知拡大を目指そうと思ったとき、
「毎日投稿した方がいいのか?」
「3日に1回、クオリティ重視がいいのか?」
「週1でも質が高ければ大丈夫なのか?」
SNSに関するノウハウ本やインフルエンサーの発信を見ても、
私も何年も、この問いに向き合ってきました。
プロとしてSNS運
そんな中で、最近やっと自分の中に「ひとつの答え」
それは
「発信のアンテナがないSNS初心者は、
ということです。
「え?クオリティよりも量ってこと?」
そう思われたかもしれません。でも、
なぜSNS初心者に「毎日投稿」をすすめるのか
本音は「クオリティ重視」。しかし初心者に必要なのは“視点の癖付
本音を言うと、私も「なんでもかんでも毎日出せばいい」
むしろ、「3日に1回でも、深くて心が動く投稿ができる人」
でもその「クオリティの高い投稿」を作るためには、
それが「発信視点で日常を見る習慣」です。
SNS初心者の方には、
例えば、こんな状況に心当たりはありませんか?
- 何を投稿すればいいかわからない
- 今日もネタがない
- 思いついても、毎回似たような内容ばかり
- 書こうとすると、結局ありきたりな一般論になる
これは全部「視点の習慣」がないことが原因です。
SNSはただ情報を出せばいい場所ではありません。
「日常の出来事を、どのように切り取って、
ここにセンスが出ますし、差がつきます。
でもその「発信視点」は、1日2日で急に身につくものではないん
SNS初心者あるある「3日に1回」の落とし穴
よくあるのがこんな流れです。
「毎日は大変だから、まずは3日に1回にしよう」
↓
でも、2日空くと「まぁまだ明日でいいか…」
↓
結果、気づけば1週間投稿できていない
↓
「SNS、やっぱり私には無理かも…」
これは本当によく見かけるSNS初心者あるあるです。
さらに怖いのは、このペースで始めると、
3日に1回しか投稿しない人は、日常の中で「ネタ探しモード」
だから、投稿前日になって慌てて、
どこかで見たような自己啓発系の投稿を書いたり、
そして、「ネタがない」「続かない」のループに入ります。
解決策は「まずは1ヶ月、毎日投稿する」
だからこそ私の答えはシンプルです。
まずは、最低でも1ヶ月間、毎日投稿する。
(できれば3ヶ月続けられると、もう世界が変わります)
ここでの第一ゴールは「質の高い投稿」ではなく、「発信視点で日常を見る習慣をつくること」です。
朝の通勤中にふと思ったことも、スーパーで見かけたポップも、
「これ、発信のネタにできるかも?」
そう思える脳内変換フィルターをつけることが、
PR NET Co.ではAI事業を行っていますが、特にAI時代だからこそ発
それっぽい記事をすぐに書いてくれます。
しかしそんな時代だからこそ、
・視点:同じ出来事でも切り取り方で差がつく
・体験:AIには書けない、その人だけの実体験
・伝え方:同じ内容でも、どう表現するかで響き方が変わる
で実力の差が生まれるのです。
この視点を磨き上げる具体的な手段と数字化した目標設定として、
「発信のアンテナがないSNS初心者は、
を行いましょう。
この視点を上げることを習得できた後に、
3日に1回で質を高める方がよっぽど効率よく効果的だという結論
発信視点を鍛える3つの実践方法
では、具体的にどうやって「発信視点」
私がおすすめする3つの方法をご紹介しますね。
方法1「ネタ探しモード」で日常を過ごす
最初に大事なのは、「ネタ探し脳」になることです。
SNS投稿のネタは、特別なイベントや有名な話題じゃなくてもO
むしろ、大切なのは「ごく普通の日常の中で、
たとえば…
朝のカフェで店員さんの一言にほっこりした
→「コミュニケーション術」に例えて投稿できるかも
通勤途中で見かけた広告のキャッチコピーが刺さった
→「言葉選びの大切さ」について発信できるかも
自分がついスマホで衝動買いしてしまった理由を分析
→「購買心理」について語れるかも
ポイントは、こう問いかけることです。
「この体験、もし誰かにSNSでシェアするとしたら、
これだけで、世界の見え方がガラッと変わります。
方法2「問いを持つ習慣」をつける
次にやってほしいのが、「問いを持つクセ」です。
SNSが上手い人って、物事を一面的に見ていません。
たとえば、投稿が伸びなかった時。
「やっぱり私は才能ないんだ…」
「このテーマ、興味持たれないんだ…」
でも、ここで終わってしまうと、改善も成長もありません。
そこで以下のように問いかけてみましょう。
- 投稿内容そのものが悪かった?
- 投稿する時間帯が悪かった?
- そもそも今のフォロワー層に合ってないテーマだった?
「なぜ?」「どうして?」を3回繰り返すだけで、
今まで見えなかった改善点が見えてきます。
これは日常生活でも同じです。
「なぜ私は今日この商品にひかれたんだろう?」
「なぜあの人の投稿に感情が動いたんだろう?」
「もし逆の立場だったら、私はどう感じるだろう?」
ポイントは「とりあえず疑問を持つ」「深掘りする」「
これを習慣にすると、投稿ネタの幅が一気に広がります。
方法3「アウトプット前提」でインプットする
最後に、SNS初心者さんに一番おすすめしたいのがこれです。
それは「インプットする時点で、すでに発信をイメージすること」
たとえば…
・本を読むとき →「この中でSNSでシェアするなら、どの一文?」
・ニュースを見るとき →「これをフォロワーさん向けに説明するなら?」
・セミナーを受けるとき →「この学び、どんな言葉にしたら人に響く?」
これだけで、インプットの吸収率が2倍にも3倍にも変わります。
さらに応用するなら…
- 学んだ内容を「3行で要約する」
- 「この学び、自分の体験にどうつながる?」
- 「これを今日のストーリーズで出すなら、
どんな写真と組み合わせる?」
ポイントは「受け取る瞬間に、誰かに伝えるなら?
これができるようになると、日常すべてが「発信ネタの宝庫」
視点の癖付けができると起こる変化
この「発信視点」が身についてくると、
変化1 日常すべてがネタの宝庫になる
最初は「今日は何もなかった」と思っていた1日でも、
電車の中で聞こえた親子の会話、
同じ1日を過ごしていても、
変化2 投稿の質が自然と向上する
毎日アンテナを張って過ごしているうちに、
「これは良いネタだ」「これはちょっと弱いかな」
すると、質の高いネタを選別できるようになり、
「量をこなしているうちに、質も上がる」
これが、毎日投稿をおすすめする本当の理由なんです。
変化3 SNS発信が楽しくなる
ネタ探しに困らなくなると、SNS発信がだんだん楽しくなってき
「今日はこんな発見があった」
「これをどう伝えよう」
そんなふうに、
SNSは「質×量×習慣化」の掛け算で伸びる
SNSで結果が出ている人って、必ずこの3つのどこかで他の人を
- 質が高い
- 投稿量が多い
- 継続期間が長い
最初から質で勝てないなら、量で攻める。その量が積み重なれば、
結果、他のライバルに総合力で勝てる。
私はそう信じています。
まとめ SNS発信は習慣化と視点磨きのセットで伸びていく
SNS初心者の方が最初にやりがちなのは、
「映える写真がない」
「言葉のセンスがない」
「フォロワーが少ない」
…そんな外側の要素ばかり気にしてしまうことです。
繰り返しになりますが、本当に大事なのは
「日常を見る視点」と「小さな気づきを言語化する力」です。
この視点さえ鍛えれば、どんな人でも、必ずSNSで発信力は伸び
SNSの発信頻度に正解はありません。
でも、初心者にとっての最初の正解はこれです。
- まずは1ヶ月、毎日投稿してみる
- 「ネタがない」は、脳がまだ発信者脳になっていない証拠
- 続けることで、日常がネタの宝庫に見えてくる
- そこから、やっと「質を高める」ステージに進める
まずは今日から、
「ネタ探しの視点」×「問いかけ習慣」×「
この3つ、どれかひとつだけでも意識してみてください。
きっと明日から世界の見え方が少し変わるはずです 。
本日もご一読をありがとうございました!
上村菜穂 プロフィール

マーケティングの本質×SNSのトレンドを掛け合わせたSNSからの女性集客を専門としている。
14歳でメールマガジンを始め、8ヶ月で20,000人の登録を達成。当時の歴代最年少記録を保持。
2021年に株式会社PR NETを創設。
個人、法人の500以上のSNSを個別で指導。登壇は(公財)東京都中小企業振興公社、東京大学、楽天、ロート製薬、ダイハツ工業、東芝テック、POLA、サイバーエージェント、商工会議所、新潟のミスユニバース・ファイナリスト(敬称略)など、全国で延べ13,700名の方へ行っている。
経歴
14歳でメールマガジンを始め、8ヶ月で20,000人の登録を達成。当時の歴代最年少記録を樹立。
大学4年次に新宿にて月間2,000名以上が来場するフリースペース『賢者屋』を創業メンバーとして立ち上げ、初代副代表を務める。同施設内で女子大生を対象に将来を考える企画『なでしこ大学』を運営。
2015年、建築系の大学院を中退し、個人事業主のライターとして独立。
日刊ゲンダイの『コクハク』、東急グループ『ゴルマガ』、株式会社ネオキャリア『起業サプリジャーナル』、株式会社サイバーエージェントの月間500万PVを誇る『by.S』で執筆。
2017年、女性起業家向けにSNS集客セミナーやInstagram集客セミナーを行い、個人のHPとSNSで集客講師の活動を開始。SNSやマーケティングの専門用語をわかりやすく伝え、具体的な実践方法が好評を集め、全国の大手・中小企業、商工会議所・商工会・青年部、ミスユニバースでも講演を行う。
2021年、株式会社PR NETを創設し、代表取締役に就任。
主に『研修・講演事業』『個別コンサルティング』『SNSの運用代行』を行う。
研修・講演事業では延べ13,700名以上、個別の指導は個人・法人で累計500アカウント以上。運用代行では0から立ち上げたTikTokアカウントがフォロー、いいね周り、広告なしの運用で、2年間でフォロワー数6万人を達成。
近年はSNS×AI×Webマーケティングで中小企業の支援をしている。
◆研修実績(敬称略)
ダイハツ工業株式会社/楽天株式会社/東芝テック株式会社/株式会社ロート製薬/株式会社キャリアカレッジジャパン/株式会社UTP/株式会社オモロー
◆講演実績(敬称略)
(公財)東京都中小企業振興公社/東京大学/株式会社ポーラ/株式会社サイバーエージェント/株式会社マイナビ/ベストオブミス新潟/株式会社Schoo/株式会社エディターキャンプ/東京商工会議所/草津商工会議所/久喜市商工会/石岡商工会議所 青年部(石岡YEG)/秋田県信用保証協会/リバーサイド千秋/NU茶屋町/港南台バーズ/紙屋町シャレオなど
■仕事で訪れた都道府県 (47分の14)
・秋田・新潟・東京・神奈川・愛知・大阪・滋賀・広島・福岡・長野・埼玉・千葉・群馬・茨城
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