年が明けると気持ちの心機一転と共に
身近なアイテムも心機一転するものがあるかもしれません。
ちなみに私は基本的にスケジュールはI phoneカレンダーなのですが、
手帳はタスク管理のために使用しています!
→荷物になるので自宅に置いたまま。
月間スケジュールには一切予定を書かず、dairyのところのみ使用。
基本的には日記用なのかもしれないのですが、私の場合は
《今日やったことを感情なしに事実のみ書く》
ということをしています。
こうすることによって、今日はどれくらい仕事が進んだのか可視化され
次へのモチベーションにもなり、管理もしやすいのです^^
2016年の手帳に選んだ一冊は…
高橋書店のワインレッド。
品のある質感が好きで、上品なワインレッドに惚れ込んでセレクトしました。
高橋書店の手帳をご使用されている方は、もしかしたらご覧になったことがあるかもしれません。
毎年恒例! 手帳大賞の名言・格言部門。
ちなみに今回購入した手帳についていたのは第18回の受賞者の作品。
これ見るのが昨年も面白くて、さりげない楽しみです^^
さて、今年の作品は…
『「幸せ」って字、逆さにしても幸せなんだね』
『弁当あけたら春が来た!』
『お母さん、おやすみー!五歳になってくるね』
『おとなが言う“あとで”はもうこないみらい』
とのこと。
どの作品もユーモラスでとても面白いですね。
しかし、私はとある奇妙なことに気が付きました。
それは、作品を提出しているのは会社員なり主婦なりパートの女性。
しかし画像の小さな文字をご覧いただくとわかるのですが、
これらの名言を言っているのは〝全員子供〟なのです。
決して子供の名言集ではありません。
募集要項には、
- ふとした会話の中で相手が言った意見やアドバイスに「うまいこと言うなぁ」と感心し、思わず手帳にメモしたくなったことはありませんか。
そんな身近な人の名言・格言を送ってください。
ということがあり、年齢の提示はないのです。
つまり、この言葉に触れたときに私は
「なんて豊かな発想で柔軟なんだろう。言葉がピュアでキレイだな。」
と感じました。
つまり、誰の目も気にせず、自分の思ったことを豊かな感性でそのまま言葉によって表現している。
本当に素晴らしいことです。
しかしそこそこの年齢…例えば大学生の人や社会人が4つめの受賞作を言ったらどうでしょう。
「なんてあなたは空気が読めないの」
と、そう思われてしまいかねません。
そして顔に気持ちを出すことも嫌われることがあります。
芸能人なんかは、その典型的な例として挙げられやすいですよね。
「◯◯は性格が悪い」
という噂記事に「◯◯のシーンで不機嫌な顔になって周りを困らせていた」
ということをよく見ます。
もちろん、時と場合によるのでこれがいけないこともあるし、
もしかしたらそこは騒ぐべきことではなく、その人の素直な一面なのかもしれない。単なる妬みや嫉妬かもしれない。
けれど、必ずしもみんながみんな、
顔に気持ちを出すことをよしとしない事実があることです。
つまり私たちは大人になるにつれ、
時として純粋でいることが許されないことがあるのではないでしょうか。
ある程度決まった形式の中に生きなくてはいけない。
ある程度、予測され、常識だと言われている表情をしないといけない。
さて、ここで
累計発行部数が86万部を超え、2014年度の発行部数・年間第1位に輝いた『嫌われる勇気』 著:岸見一郎、古賀史健 からヒントを得たいと思います。
手にとったことのある方は少なくないと思うのですが、
この本をおすすめしたい人といえば、
- 人生において、なんらかの悩みがある人すべて
- 今の現状に不満がある人すべて
と言い切れるくらい万能な悩みが解決される一冊です。
そんなアドラー心理学を読んでいると、こんな一文に直面しました。
P52より一部抜粋
新しいライフスタイルを選んでしまったら、新しい自分になにが起きるかわからないし、目の前の出来事にどう対処をすればいいかもわかりません。
人はいろいろ不満はあったとしても、「このままのわたし」でいることの方が楽であり、安心なのです。
ライフスタイルを変えようとするとき、われわれは大きな〝勇気〟を試されます。変わることで生まれる「不安」と、変わらないことでつきまとう「不満」。
あなたが不幸なのは、過去や環境のせいではありません。ましてや能力が足りないのでもない。あなたは、ただ〝勇気〟が足りない。いうなれば「幸せになる勇気」が足りていないのです。
P161〜一部抜粋
他者から嫌われたくないと思うこと。これは人間にとって、きわめて自然な欲望であり、衝動です。
(中略)
ほんとうの自由とは、転がる自分を下から押し上げていくような態度なのです。
石ころは無力です。いったん坂道を転がりはじめたら、重力や慣性といった自然法則が許すところまで、転がり続けます。しかし、われわれは石ころではありません。
傾向性(本能的な欲望、衝動的な欲望)に抗うことができるからです。転がる自分を停止され、坂道を登っていくことができるのです。
(中略)
自由とは、他者から嫌われることである。
あなたが誰かに嫌われているということ。それはあなたが自由を行使し、自由に生きている証であり、自らの方針に従って生きていることのしるしなのです。
(中略)
他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない。
つまり、自由にはなれないのです。
という文章がありました。
大人になるにつれ、
自由 ↔︎ 嫌われたくない
というところで葛藤し、気が付いたら
自由 < 嫌われたくない
という気持ちが勝り、本来の自分らしさを、素直な想いを表現できなくなってしまうのかもしれません。
だからこそ、自分の考えを加工してしまうのではないでしょうか。
けれど、その「嫌われたくない」という恐怖に対して私なりの解決策があります。
とは言っても、私もこれに悩んだときに恩師の女性の方にアドバイスいただいた言葉なのですが。
それは、信頼できる人をたったひとりでもいいので持つことです。
同著では、人が嫌われることに関して次の一文を提示しています。
P246より
ユダヤ教の教えに、こんな話があります。
「10人の人がいるとしたら、そのうち1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。
そして10人のうち2人は、互いにすべてを受け入れ合える親友になれる。
残りの7人はどちらでもない人々だ。」と。
人生の調和を欠いた人は、嫌いな1人だけを見て「世界」を判断してしまいます。
P164へ戻る
嫌われる可能性を怖れることなく、前に進んでいく。
坂道を転がるように生きるのではなく、眼前の坂を登っていく。それが人間にとっての自由なのです。
もし、わたしの前に「あらゆる人から好かれる人生」と「自分のことを嫌っている人がいる人生」があったとして、どちらか一方を選べといわれたとしましょう。
わたしなら迷わず後者を選びます。
他者にどう思われるかよりも先に、自分がどうあるかを貫きたい。
つまり、自由に生きたいのです。
幸せになる勇気には、「嫌われる勇気」も含まれます。
という言葉が刻まれています。
人は自分らしく生きれば生きるほど、
そこには賛否両論が存在するということでしょう。
ありのままのあなたを受け入れられる人もいれば、
自分のライフスタイル(ここでは世界観)と合わないとし、
距離を置く人も現れます。
けれどここで大事なのは、離れる人、自分のことを嫌いな人に目を向けるのではなく、
大切な人、信頼できる人へ目を向けること。
そして自分の〝自由〟を追求しつづけることを述べられているのです。
そこで必要なのは、能力ではなく〝勇気〟なのだと。
だからこそ、自分の気持ちをほかの人の考えを気にせずに伝えられる子供たちはピュアで、だからこそ個性溢れるユーモラスな視点があるのではないでしょうか。
まだ上手く紐解けないのですが、私自身も時に自分はなにかの仮面を被り、時に壁をつくって一歩引いていたと思います。
自分にとっての本当の自由とは。
また更に一歩、大切なことに気が付いた新年でした。
相変わらずの宣伝になりますが、今年もそうして少しでも自分らしい人生が送れる女性を増やすために頑張ります^^
人生設計女子会では、〝自分らしさ〟を見つめ返すきっかけの場になるように努めています!
今年はスピードアップして、この活動を飛躍させます♪♪
追伸
アドラー心理学、『嫌われる勇気』は本当に奥深く、今回ご紹介したのはほんの一部です。
またどこかでふとご紹介するかもしれません^^
■主催イベントのお知らせ
24歳以下の女性を対象に、人生設計女子会ワークショップを開催します!
http://nahouemura.com/menu/event/career-plan-gilrs_workshop/
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12/13(日)10:00-12:00→満員御礼
12/20(日)10:00-12:00→満員御礼
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またとても人の事を分析するのがお上手で全て分かられているのではないかと思い恐ろしい位素晴らしくいらっしゃると思います。
・喋りやすい雰囲気を醸し出している
・信頼できる
・相手のニーズが分かる
・客観的に話が聞ける
というのが上村さんと接していて感じることです。
私はいつも中身のない話をしていることが多いので短時間でしたがいつもより内容が濃く深い話が出来て本当にとても有意義な時間を貰えました。ありがとうございました。」(大学4年 Y.Nさん)
*
「今まで自分は継続が苦手だと思い自信を持てずにいたけれど、実は継続して海外をいつも追っていたこと、いつも不安だったのは考えているからだということに気がつくことができました!
今まで自信のなさが邪魔をしていたけれど、菜穂さんの言葉通り、やりたいことを実現する方法を知ることが出来れば何か変わるかもしれないと相談を終えた今は思うことが出来ます!
自分で考えているだけでは辿り着けなかった自分の特徴、魅力に気付かせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです!今日は丁寧にお話聞いて、アドバイスくださりありがとうございました」(大学2年 S.Sさん)
*
「今日は有意義なお時間をありがとうございました(;_;)♡
すごくモヤモヤしてどうしようと思っていたのですが、今までで一番腑に落ちる答えがでました(*´ω`*)
それは本当に菜穂さんのお陰です!!
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僭越ながら、改めて菜穂さんにしかない強みだなあと思いました!笑
本当にありがとうございました!」(大学2年 M.Tさん)
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