「実績がないので集客ができないのでしょうか。。」
何度か聞いたことがあるご相談ですが、
そんなことはありません。
実績を語るのも、まだまだおこがましいのですが
集客やPRに関する一定の成果はあるという点でお伝えしますと、実績があるに越したことはありません。
けれど実績が少なくても売れる人がいる一方、
実績があっても売れない人がいます。
では実績が少なくても売れる人は、何をしているのでしょうか?
答えは、
- まずはモニターを募り、多くの人と接触をする
- その中で自分の強みを見つけていく
の流れはしているように思います。
では一つずつ詳しく解説をしていきます。
※あくまで一般論で、例外の方もいるというご了承でお話を進めてお読みください。
実績づくりはモニターを募り、多くの人と接触をする

いきなり高いお金を払うには(高いの定義も人によりますが)抵抗がある人がほとんどです。
もちろん、高額を払う覚悟のある方もいるのですが、
その覚悟がある人は高い技術を求めるので、新しく事業を始めた自分では厳しい可能性が高いです。
例えば「集客を学びたい人」で以下の2:8に分かれます。
2割:お金が高くてもいいので、高度な知識を学びたい
8割:できれば安く、いい情報を知りたい
この時2割の人は実績をかなり重視しますが、
8割の人は実績を見つつも、その分野で自分にない知識を持っている人と出会いたいので、
まずは安心して行ける金額が重要です。
出せる値段はそう高くありませんが、
市場の人数的には8割と、人数は多いのです。
なので、
安価or無料で試せるモニター
が重要です。
まずは知ってもらう、試してもらうために、
モニターを募集するのです。
ここで
「儲けたい!」と思う気持ちや、
「私の利益が…」と考えたくなる気持ちもわかるのですが
スタートはここの我慢ができるかが重要だと思うのです。
ちなみに私もライティング講座を初めて行った会は500円で運営していました。
今では「0」の数が100倍になりましたが、
このときの経験は本当に良かったと思っています。
会場費もあれば自分で出しますし、
交通費もありますし、
資料の印刷代もあります。
はじめは赤字です。
(とは言っても大きな負担になるような赤字ではなく、
「まぁちょっと赤字かな」くらいの負担にしてください)
それでもモニターをしたからこそ◯◯を得ました。
(◯◯を予想しながら読んでみてください)
◯◯を得られた背景をお伝えしますと、
なんてラッキーなことに当日参加をしてくださった方が
当日に回答するアンケートを書いてくださったことに加えて、
後日、お手紙と講座のフィードバックをいいところと改善点を長文でくださったのです。

とてもとても嬉しく、何度も読み返しました。
お相手が良かったこともありますが、
もしこの記事を読んでくださっているあなたが
私の立場だったら「嬉しい」以外に何を感じるでしょう?
人によって感じ方は様々だと思いますが、
私は◯◯…つまり『自信』を得たのです。
「参加をする代わりにご感想をお願いします」
と500円でお越しいただきました。
けれど、受講者の方のお一人が、
「こんなに教えてもらって500円だなんて安すぎる!」
と思って、その後ご自身の時間を使って
お礼といいところ、そうでないところを書いてくださったのです。
こういう例はなかなかないにしても、
感想をいただき、改善点を謙虚に直していくと
いいところにたくさん目がいき、
必ず自信がつきます。
自信があるから、自分で
「このサービスはいいですよ!」
と人に伝えられるのです。
SNSでも、リアルであっても。
なぜなら、人に感謝をしてもらえて
「このサービスはいい!」とたくさんの人に言っていただければ
自分の解釈ではなく客観的な事実になるのです。
だからこそ、
8割の「できれば安く、いい情報を知りたい」という人と、少しでも多く接触するために
↓
安価or無料で試せるモニターを行う。
ということが重要です。
これが次の「その中で自分の強みを見つけていく」に繋がります。
モニターを繰り返しながら自分の強みを見つけていく

モニターを行うときの注意点。
それは〝必ずご感想をいただくこと〟です。
自信につながる事にもなりますし改善点を見つけるためにも、
いいところ・改善を希望するところのご意見は人にいただくしかありません。
そして客観的なご意見をいただけると、
自分の強みをお客さまが見出してくださることがあるのです。
私の周りには美容関係の方が非常に多いのですが、例えばエステサロンにお越しになられる方は
技術はもちろん求めるものの、人によっては
「○○さんに話を聞いてもらえるのが嬉しくて^^」
と言って通われる方もいらっしゃると何度も耳にします。
エステに行くお客様は『技術>癒し』で行く方もいれば、
『技術<癒し』で行く方もいるのです。
プロ技術を求めている人は、前者を選びますが、
話を聞いてもらうことが癒しだと思っている人は
プロ技術で、値段も高くて、かつ話しにくいカリスマの先生だとちょっと希望が満たせないでしょう。
なのでお客様の市場の人で
〝自分の専門分野で、何をどのように求めている人なのか?〟
をしっかり決めることが大切なのです。
もしかしたらそれは理想とは違うかもしれませんが、
自分ができることから積み重ねて理想に近づければいいのだと思います。
ビジネスのスタートで重要なことは、
「人と比べた実績」ではなく
「お客さんへ価値を提供できること」
なのです。
それにも関わらず、同業の分野で実力ある人と比べてしまう人がなんて多いことでしょうか。
でも実際に、自分が受け手のとき(サービスの消費者のとき)であれば、
「同じお金を支払うなら、どこの誰かわからない人より、親しくしている◯◯さんにお願いしたい」
ということはありませんか?
そういう意味でも、実績が少ないときにたくさんの人に知ってもらう機会を作り、
「なんかあったらこの分野では◯◯さんに相談しよう」
と思ってもらえればいいのです。
マーケティングをして、集客ができる人は
〝自分の専門分野で、確実にできることは何なのか〟
〝自分の専門分野で、何をどのように求めている人がターゲットなのか?〟
を見極めて、そこに対してPRをするのが上手いです。
集客が苦手だと感じてしまっている人のよくある傾向パターン

集客が苦手な方の考え方で多いのは、以下のお悩みです。
- 自分が確実にできることより、同業の上の人と比べてしまい
- 自信をなかなかつけることができず(なので自信を持ってセールスができない)
- 今の自分で専門分野の中で力になれる人がいるのに、その層を考えず
- モニターなどでハードルが低く出会える機会を作っていないor作っていてもPRが足りていない
ことが多いように思います。
ほかにも関連記事として
を書きました。
ご参考になると幸いです。
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上村菜穂 プロフィール
女性集客講師
SNSで月間20名以上の新規集客を行っており、そのノウハウを法人・コミュニティ向けに講演活動をするほか、女性起業家向けにコンサルティング主軸にしている。
Google、Yahoo、いずれもの検索エンジンの『女性集客 インスタ』にて1位を独占。
ライター活動はサイバーエージェントが運営する月間訪問者数が500万人以上、Facebookファン数が40万人以上のアラサー女性向けメディア『by.S』、ネオキャリアが運営する『起業サプリジャーナル』等で担当。
20代女性向けの集客やPRが得意なライターとして、2015年に学生から個人事業主として独立をした。
14歳でメールマガジン20,000人・恋愛部門1位を取得。歴代最年少記録。
『楽天大学』にてライティング講師、東京大学・学園祭2016年で『教育のできない人は起業を諦めなさい』にて女性唯一のパネラーに選出され登壇、会員数34万人の日本最大級Webメディア『Schoo』に出演するなど、登壇は延べ1,500名以上の前で行う。
自身の開催イベントでは女性を延べ900名以上集客してきた。
女性が自分らしいことを仕事にして、豊かなライフスタイルを送れる社会をつくるべく、今後は女性起業家のコミュニティー形成を目標にしている。
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