フリーランスと聞いて、みなさんはどういうイメージでしょうか?
1年前の私(大学院1年生)は〝いつかなりたい憧れ〟であり
2年前の私(大学4年生)は「そんな生き方もあるんだなー」と他人事で
3年前の私(大学3年生)は本田健さんの『ユダヤ人大富豪の教え』シリーズを読んでいたので、なんとなく知っているような、けれど近くにそんな人はいないので考えもしませんでした。
4年以上前の私は、フリーランスの存在を知りませんでした。
Wikipedia曰く、
フリーランス(英:freelance)は、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの才覚や技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。 略してフリーと呼ばれる。 企業から請け負った業務を実際に遂行する本人をフリーランサーと呼ぶ。
ということですが、
中山マコトさんというプロのマーケッターの方
(中山さんは、シンクロニスト:ズレたコミュニケーションをピタッと合わせるのが得意と自己紹介されています)
の著書『フリーで働く!と決めたら読む本』を読んで考えてみました。
フリーランスとは問題解決を売る生き方
書籍の見出しが上記のものであったので、それを一部ご紹介します。
P66からP68で、(一部抜粋)
〝少し堅いことを言えば、仕事というのは、依頼する側と引き受ける側の、対等な関係で成り立っています。
依頼する側は、〝困っているから頼む〟のです。
自分たちでできなかったり、やりたくなかったり、やり方を知らないから依頼するのです。
クライアントは、その仕事をあなたに頼む理由があります。
- 自分ではできない仕事
- できるけれども、やりたくない面倒な仕事
- できるけれど、苦手で時間がかかってしまう仕事
あなたの力がなければ相手は困る。
そのために、あなたはフリーで生きていくための能力、専門性を磨いてきたはずなのです。
つまり問題解決力さえ備えていれば、主導権を握れるということになるのです。〟
ということが本文にありました。
「そうなんだな」
「確かにな」
とそんなことを思っていたのですが、
ここ数週間で3人の友人が、もうひとつ大切な要素があるということを教えてくれたのです。
「問題解決」+「近くにいる人への付加価値の提供」
問題解決に加えてもうひとつの大切なもの。
それは…近くにいる人への付加価値の提供だということを体験させてもらったのです。
昨日のfacebookでもご紹介したのですが
先週、女子大生フォトグラファー/映像クリエイターとしてご活躍中の落合絢香ちゃんと
お互いのスキルをシェアしあって半日過ごしました。
私は絢香ちゃんのプロフィールを作成し、
絢香ちゃんには動画作成をお願いしました。ちなみに写真も撮っていただきました^^
問題解決力の交換をお仕事しあってみて感じたのは、
他者との差別化ももちろん大切なのですが、
「この人にお願いしたい!」
と思う人格面と、それを感じてもらえる人間関係も大切だなということです。
フリーランスという生き方を私が全てを知っているわけではないので
一概には言えないのですが、
傾向として規模感はそんなに大きくないと思うのです。
特に女性の副業や週末起業、ママ起業は
自分にできる能力を生かし価値を与えられる人に提供をしているイメージ。
学校を経営しているのにフリーランスとか、インフラ事業をしているのにフリーランスとか
一人でできないことは組織でやっていますよね。
一概には言えず、あくまで傾向なのですが、
〝経営者〟として人を雇いながら組織と事業の拡大をされているといるイメージです。
(恩師や知人には、個人事業主だけれど規模拡大をし続けている方も、
経営者だけれど人を雇わず規模を拡大している方のいずれもいます。なのであくまで傾向です。)
けれどフリーランスは全く新規の方がWebから、ということもあると思うのですが知り合いで「この人だからお願いしたい」という近い誰かの役に立って始まったということが多いのではないでしょうか。
つまり、「問題解決」+「近くにいる人への付加価値」が形になるのではないかなと思うのです。
→先日、大切な仲間のWebプロデューサーである千夏ちゃんがプロフィール作成に私を選んでくれて
「菜穂ちゃんだからお願いしたいの!」
と言ってくれたときも、距離感ってを大切なのだと感じさせていただきました。
そして私も
「この人にならお願いしたい!!」
と感じたので、
電子書籍を友人でデザイナーの青木あすかちゃんにお仕事として依頼をしました。→ご希望の方は本人まで詳細をご確認ください^^ (これは絶版した前著の表紙です。)
このデザインが気に入ったのと、あすかちゃんの価値観が大好きなので
「あすかちゃんがいい!」と思ったのです。
「◯◯ができるようになったらやろう」では遅いかもしれない
このとき知っておきたいこととして、
以前のブログでもどこかに書いたのですが、
プロフェッショナルではなくエキスパートとしてできることが大事です。
つまり、その道の一流で右に誰もいない状態ではなく、
必要としている人よりできること。
「◯◯ができるようになったらやろう」
はときにチャンスを逃すものになります。
ちなみに絢香ちゃんがプロフィール作成のインタビューでお話してくれたことで、
「カメラマンとしてやっていて、特にはじめの頃は友人たちを(無料でも)
〝撮るよ!〟と言うと
〝もう少し痩せてから〟
〝もう少し綺麗になってから〟
と何度か言われちゃたことがあって。
けどね、今ないものではなくあるものに注目をしてほしい。
今あるものを大切にしてほしいと思うの。
そしてそのひとつは、間違えなく〝若さ〟だよね!笑
今日という日が一番若いのだから。」
と話していて、すごく共感したのです。
- 最後に絢香ちゃんのストーリーの一部をまとめたプロフィールはこちらです*
女子大生フォトグラファー。映像クリエイター。
〝自分らしい美しさを〟ということを大切に、今この瞬間のあなたをときめかす。ジャンルはアーティスティックとポートレートのいずれも担当し、女の子を女に、女を女の子にチェンジさせることもある。
2013年2月にプライベートで落ち込んでいると、偶然パラグライダーへ行く機会が訪れる。
せっかく行くなら持っていこうと手にしたカメラで富士山からの風景を楽しんで撮影。
後日、友人を撮影すると驚くほど感謝をされてその喜びがカメラへの興味へ結びついた。
すると、どん底だった自分には中身がなかったと気がつき、カメラという表現方法のひとつを手にすると人生が瞬く間にプラスの方向へと加速をした。
今日という日が人生で一番若い。
だから「もっと綺麗になったら…」「もっと痩せたら…」とないものをねだるのではなく、今あるものを活かして、一番綺麗なあなたを引き出すカメラマンでいられるように心がけている。
Ayaka Magicによって気が付いたらモデルさんは笑顔に。
そしてその笑顔を見て自分も幸せな気持ちになり、また、見ている人も幸せな気持ちになる連鎖を、カメラを通してつくりだす。
どんな人でも美しさは必ず持っている。
しかしそれは繕っていない、その人本人であるときだ。
時にはシミだらけのおばあちゃんも、大阪でヒョウ柄を着ているおばちゃんも、
本人が自分らしさを引き出していたら、見ている人は微笑み、幸せな気持ちになるのである。
写真という静止画を用いて、「可愛い!」と舞い上がるような感情が動く作品を映し出す。
ないものをねだり、繕うのではなく、
今あるものを最大限に引き出し、それを映し出すカンマ1秒さえも捉えるカメラマンであり続けるように日々努めている。
また、行動力やポジティブシンキングから、海外へ旅をすることが趣味。独自の楽しみながら学ぶ英会話はネイティヴも認める発音になり、これまでにボストン・バンクーバー・ニューヨーク・マルタへ短期留学をした。
そこでコンプレックスも受け入れてくれる価値観に出会うことも、今のAyaka流撮影スタイルに反映されている。
海外では常に進化の連続で、朝起きた瞬間から脳を使い、知らない世界を吸収しつづけた。まるで毎日、毎日がディズニーランドにいるかのようなワクワク感でいっぱいだった。
そして旅人あもんさんの名言であるように、
〝あのときは楽しかったではなく、あの旅があるから今がある〟
という文化や価値観の違いにより、未知なる非日常が日常に変わることを実感。
例えばヨーロッパは水よりお酒が高いので、水を大切にしていたり、
マルタはバスが満員で乗車させてもらえないことも経験した。
すると自分の中の常識だと思っていたこだわりは、ひとつの考えに過ぎなかったと気がつき、柔軟な発想へと繋がった。
だからこそ、今後も新しい価値観を見つけ出すことのできるフォトグラファーや映像クリエイターとして魅力を最大限にプロデュースしたい。
大好きな海外の旅を通し、今の自分の枠を超えるものにたくさん触れ続けていきたい。
そしてもっともっと人を輝かせられる自分であり続け、やりたいことが尽きず、近所の子供たちに自家栽培した野菜で手作りお菓子をあげられるおばあちゃんでいるくらい、人との繋がりも大切にしていきたいと思っている。
→絢香ちゃんにお仕事をご依頼したい方は詳細は本人にこちらからご相談ください^^
Photographer:Ayaka.O
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「また今度行ってみたいです!」というご連絡もお待ちしています♪
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