色々な方とお会いする中で、私の中で多くの人が質問をしてくれることがあります。それは、

 

「なぜ、就職をしないで、学生からいきなりフリーランスになったのですか?」

 

という質問です。

 

これに対してこれまで答えが曖昧で

「色々な方の応援があって、条件が揃ったから」

をはじめとした答えをしていたのですが、どうも腑に落ちませんでした。

 

 

「なぜ、私はいきなりフリーランスになったのだろう?」

 

そんな疑問が頭を過るも、いい答えが見つからなかったのですが、

ここ数日間で、ある2つのヒントのおかげで、その答えが見えました。

 

 

1つ目はとある本からです。

高級スーパー「成城石井」や焼肉「牛角」の持株会社役員を歴任し、

なんと日本人で唯一、Googleへ創業した会社の売却に成功した経営者・加藤崇さんの著書『未来を切り拓くためのステップ ―起業を目指す君たちへー』を読んでいたときのこと。

 

(→この本は若い人向けに書かれた起業のバイブルで、〝自分らしく生きよう〟と感じられる一冊です。

なぜそう思えるのかというと、どんな経験からでもそこでなにかを収穫し、今後に生かしている加藤さんの思考回路が至るところに刻まれています。

 

わかりやすいものをお伝えすると、例えば、

第0章のはじめにでP39- プロの経営者としての基本的な素養である、組織をまとめ人を導く力は、大学時代の柔道部の経験で身につけた。という文章から始めるエピソードなど。)

 

 

その中でP68-加藤さんがオーストラリアへ留学したときの同級生で、

これまで3つの会社を起業し、そのうち2つを大手企業に売却した実績を持っている生粋の起業家・アレックス氏との会話が書かれていました。

 

当時、起業に興味があるものの

何も知らなかった加藤さんは、彼にこんな質問をしたようです。

 

(以下、「」:加藤崇さん 『』:アレックスさん)

 

 

「アレックス、どうやったら君みたいに三つも会社を作って、そして自分の会社を他の人に売却するなんていう、魔法みたいなことができるんだ?」

 

しばらくの沈黙

そして

 

『いいかい、起業家にとって一番大切なのは、グレーエリアを生きることだよ

 

「グレーエリアの意味について、もう少し具体的に教えてくれるかい?」

 

『ビジネスのほとんど全ては、論理なんかでは導かれないんだ。だから起業家にとっては、積極的にグレーエリア(正解がない、白黒はっきりしない世界)を突き進んでいくことが何よりも重要なんだ。

 

白黒つかないグレーなものに対応する力をつけ、グレーエリアの中を生き抜くんだよ。

 

結論なんか、そもそも最初から分かりはしないし、状況によって変わるんだ。全てを最初から予測することなんてできないからね。だからとにかく自分でバランスを取りながら、走り抜けることが大切なんだ

 

 

 

グレーエリア

白黒がつかない、正解がわからない世界

 

そして、その何が正解かもわからない未知へと進んでいく

起業という道

 

 

 

私はこのグレーエリアを選択しました

 

「いきなりフリーランスって、怖くなかったですか?」

 

怖かった…かもしれない。

 

完全に怖くなかったなんて言ったらそれは嘘だけれど、

人に質問されて、怖かったと思うほど、

実は、そう怖くはなかったのです。

 

(どちらかというと、大学院にまで行かせてくれた両親に言うのが、唯一そして一番怖かったことでした)

 

将来への怖さはそこまでなかった。

 

 

「なぜ、私はこのグレーエリアが怖くなかったのだろう?」

 

 

 

 

その答えはある意外なところから見付かりました。

 

 

3ヶ月間、レポーターを務めた

〝あったらいいな〟の授業を提供するというコンセプトのもと

プレゼンテーションのインストラクターの資格を有する

私と同い年でもう2年以上の中になる仲間である代表・井上がつくった会社の事業。

 

生徒たちの第三の場所でありたい、ということから命名した3rd Class

 

 

ハーバード大学で講師をしたり、

スティーブ・ジョブズや孫正義氏を取材した写真家の方や、

元NHKアナウンサーの方など

豪華ゲストをお呼びしている授業です。

 

私は元NHKアナウンサーである相澤静先生による「女子力×コミュニケーション」といった話し方を中心とした授業でレポーターをさせていただき、その最後の授業での出来事でした。

 

 

未知なる自分への質問の答えは、

ある女子大生のプレゼンテーションに隠されていました。

 

 

「私はこのクラスに初めて来たときに感じたことがあります。

 

みんなプレゼンテーションが上手くて、しっかりしていて、私はダメだなって…

クラスの底辺だと感じました。

 

だけど、底辺だからこそ、

努力をするしかない!とわかったので、

ほかの人より伸びしろがある!と信じ込み、頑張ることができました。

 

このクラスのみんなはとても魅力的で、

目的が明確で人に恩送りをできていて…

そんなみんなが集まる3rd Classは、私にとって2nd Placeでした!」

 

 

 

彼女は一見、オシャレが大好きな女子大生!

尊敬している人もギャル系の可愛いモデルさんだと言っていました。

 

ところが、代表の提案により全クラスで取り組んだ

毎日の報告LINE(自分の目標は何で、今日は何を達成できたのか、など)

では毎朝6:00にクラスで一番に報告をし、

みんなが怠けたくなってしまったときも、

進んで報告をして、誰しもの目に見えるほどものすごく努力をしていました。

 

 

 

〝底辺〟

 

 

この二文字は私の心に響きました。

なぜなら私も、1年前は〝底辺〟にしかいなかったからです。

 

それも頑張っているものほどこそ。

 

大学時代の部活も底辺で結果が出せない。

休みの日も練習して、朝眠くても5:00に起きてひとりで朝練したり。

さすがにここまでやったら、例えみんなよりは遅いとしても

自分の中でのタイムを更新したかったのですが、なかなかそれすらも成果が出ず。

(なのでもちろん底辺のまま。)

 

4年次には月間2,000人の学生が集まるフリースペースを運営していたのですがそこでも底辺。

営業もできないし、企画もできない。

パワーポイントすらまともに使えないし、今でこそ驚きの集客ができない。

そしてプレゼンテーションも本当に下手。

 

あとは他でも、数値的に言うとするならば、みんなより10倍は成果が出せず

空回りの連続。連続。連続で、ここでも当たり前のごとく底辺。

 

 

こんなに「底辺」ばかり自分に付き纏っていて

何度悔しい想いをしたことでしょう。

 

だからこそ、空回りしながらも人の倍動けばどうにかなるかなと信じて動き回っていました。

(今ではちょっと違ったと言えます)

 

結果出ないって辛いけど、

辛いって一言でまとめられないくらい

惨めさとか、

恥ずかしさとか、

悔しさとか、

悲しみも。

 

色々な負の感情に襲われるけれど、

それでも動き回っていると、手を差し伸べてくれる人が必ずいます。

 

 

だからその人たちに助けてもらいながらも

解決策の糸口を必死に探したら

時間もかかりながらも、結果が少しずつ付いてきました。

 

 

ずっと底辺にばかりいたのですが、

それでも周りの人たちのお陰で努力をし続けたら

底辺だらけの人生が変わりました。

 

 

だからグレーゾーンの起業(私の場合、正しくはフリーランス)という選択も、

グレーどころかブラックを味わったので怖くなかったのだと言い切ることができます。

 

 

自分を信じるのか、

信じられないのか。

 

 

それは底辺などのブラックを、ホワイトに塗り替えた人しか味わえないと思います。

 

 

 

今、フリーランスですごく楽しいです。

 

もちろん実際、

「こんな結果では、クライアントさんに申し訳ない」

「なんでこんなに知らないことばかりなんだろう」

「お世話になっている方に、結果を全然返せていない」

と、自分の出来の悪さや未熟さを痛感することもあります。

 

けれど、それより楽しいことの方が何倍も、

何十倍も大きいです!

 

 

自分らしいことをして、

自分にしかできないことを探して、

誰にも描かれていない道を選択して進んで成長して。

 

 

だから私は、同世代の人でもっと自分らしい仕事をして

「仕事が楽しい!」

と心から思える人を増やしたいです。

 

それで最近、20代前半の女性起業家コミュニティーをつくろうと、少しずつ動いています!

 

 

 

私も、自分が成功するかわかりません。

まさに未知のグレーゾーンです。

 

けれど、私はこれまでに何度も何度も、底辺から上がってきました。

 

だからこれからも、多分ブラックは訪れると思うのですが

必ずそれ以上のホワイトに塗り替えて

一段上がれるのだと信じることができるのです。

 

 

 

みなさんは、底辺にいたことはありますか?

 

もしくは、もし今、

「自分が底辺にいる」

と感じる人がいたら…もう後は塗り替えるだけなので、

動き回って頑張ってほしいと思います。

 

 

 

ということで、ひとつのモヤモヤがすっきりしたので

私もまた頑張ります!^^

 

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